法人のPC(パソコン)を廃棄したい!上手な廃棄方法教えます!

法人のPC(パソコン)は、「どうやって処分したらいいのだろう?」と困っている人は少なくありません。パソコンは「資源有効利用促進法」(平成13年4月施行)により、リサイクルすることになっています。そのため、ゴミとして廃棄することはできないのです。また、家庭用と法人用では廃棄方法が異なるので難しく感じますよね。そこで、法人のPC(パソコン)を廃棄する方法や、パソコン内に残ったデータの消去などをご紹介しましょう。

  1. 法人のPC(パソコン)廃棄について
  2. 法人のPC(パソコン)廃棄方法
  3. 法人のPC(パソコン)廃棄〜データ消去について〜
  4. 法人のPC(パソコン)廃棄〜業者に頼む場合〜
  5. 法人のPC(パソコン)廃棄〜よくある質問〜

会社の大量のパソコンの処分方法って?

この記事を読むことで、法人のPC(パソコン)廃棄に関するいろいろな知識を得ることができます。ぜひお役立てください。

1.法人のPC(パソコン)廃棄について

法人のPC(パソコン)廃棄について

会社や事務所で使用していたPC(パソコン)を廃棄するにあたり、基本的な知識を身につけましょう。

1-1.法人のPC(パソコン)とは

法人PC(パソコン)は、ビジネス(事業系)PCとも呼ばれ、家庭用パソコンとは異なります。デザインはシンプルで高性能・高機能なものが多く、企業によってはインターネットやウイルス対策ソフトなどをサーバーで管理しているのです。そして、法人PC(パソコン)と家庭用パソコンは廃棄方法も異なります。

1-2.法人PC(パソコン)の廃棄とリサイクル

法人PC(パソコン)も家庭用パソコンも、「資源有効利用促進法」に基づき、廃棄するのではなく資源としてメーカーがリサイクルします。リサイクル料金はパソコンの所持者(個人や事業者)が負担するのです。
家庭用パソコンの場合は、PCリサイクルマーク(※)が貼ってあり、最初からリサイクル料金を上乗せした価格で販売されているので無料でメーカーが回収します。けれども、法人PC(パソコン)は上乗せされていないので、産業廃棄物として廃棄するときに支払う必要があるのです。

※PCリサイクルマーク:平成15年(2003年)10月以降に販売となった家庭用パソコンに貼ってあるマーク。これがある製品はメーカーが無料で回収する

1-3.法人PC(パソコン)の捨て方

法人PC(パソコン)は、事業系ゴミと同様で、自治体での回収・処理は行っていません。リースしている場合は、リース会社に返却すればいいのですが捨てるときは以下の3つの方法を選びます。

  • メーカーに返却
  • 産業廃棄物処理業者に回収を依頼
  • リサイクル業者(不用品回収業者)に回収を依頼

それぞれの、詳しい方法は2の項でご説明しましょう。

1-4.違反について

法人PC(パソコン)は、産業廃棄物です。産業廃棄物を廃棄する場合は排出者(事業者)が「自分で処理」をするか、「委託して処理完了まで確認する」法的責任があります。法人が不法投棄などに関する法律に違反していた場合は、重い罰則がかかるので注意してください。

1-5.パソコン3R推進協会について

平成21年3月に「パソコン3R推進センター」から名称を変更し、新たに生まれ変わったのが「パソコン3R推進協会」です。この協会は、パソコンやディスプレーなどの事業を行う50社で構成されています。パソコンや関連機器の「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を普及・推進する目的で誕生しました。
パソコンメーカーの窓口を紹介しているほか、PCリサイクルや再資源化に関しての紹介をしています。また、メーカーが倒産した場合や、自作のパソコンなどの回収も行っているのです。

2.法人のPC(パソコン)廃棄方法

法人のPC(パソコン)廃棄方法

法人PC(パソコン)を廃棄する方法を紹介しましょう。

2-1.メーカー

パソコンメーカーの窓口に問い合わせをし、廃棄料金の見積もりを依頼します。見積金額に合意をしたら、メーカーと「処理委託契約」を締結し、廃棄するパソコンをこん包して送り、支払いをするのです。詳細はメーカーによっても異なるので、直接お問い合わせください。

2-1-1.メリット

メーカーを利用するメリットは、安全性が高く安心して依頼できることです。そして、リサイクルが完了すると「廃棄証明書(資産滅却報告書)」が発行されます。また、ほとんどのメーカーでは、マニフェスト(※)の作成・管理は不要です。

※マニフェスト:産業廃棄物を処理する流れを知るための「産業廃棄物管理表」のこと。産業廃棄物を処理業者などに委託する場合に排出事業者が発行する義務ある(最近では業者が代行することも多い)

2-1-2.デメリット

メーカーの場合、見積もりを依頼してから廃棄処分が終わるまでは、1か月ほどの時間がかかります。費用はメーカーによっても異なりますが、1台約3000円で廃棄証明書作成料・手数料が別途必要です。また、データ消去は行っていないので自分たちで行う必要があります。

2-2.産業廃棄物処理業者

産業廃棄物処理業者に廃棄を依頼する場合も、まず業者を選んでから見積もりを出してもらいます。見積金額に納得がいけば、正式に発注し「産業廃棄委託契約書」に押印して返送、荷物引き取り後に費用を支払うのです。

2-2-1.メリット

産業廃棄物処理業者に依頼する場合、パソコンの機種やメーカーに関係なくまとめて依頼できるのがメリットです。メーカー別に問い合わせしてこん包する手間がかかりません。

2-2-2.デメリット

廃棄物やマニフェストに関して、適切な処理をしてくれる業者を選ぶことが大切です。そのため、信頼と実績のある業者を慎重に選ぶ必要があります。また、料金は高めで業者によっても異なるため、利用するときには必ず見積もりを取りましょう。

2-3.リサイクル業者(不用品回収業者)

リサイクル業者(不用品回収業者)に依頼する方法です。取扱品目にパソコンがあるか確認してから依頼しましょう。

2-3-1.メリット

リサイクル業者の場合は、メーカー・機種に関係なく回収を依頼できます。また、都合のいい日時に引き取りをしてくれ、即日対応も可能です。料金や詳細は業者によって異なるので確認してください。また、データの消去サービスを行っている業者もあります。

2-3-2.デメリット

業者はたくさんあるので、慎重に調べてから選びましょう。悪徳業者もいるので注意が必要です。業者選びのポイントなどは4の項目でご紹介します。

3.法人のPC(パソコン)廃棄、データ消去について

法人のPC(パソコン)廃棄、データ消去について

法人のPC(パソコン)を廃棄するときに気をつけたいのは、パソコン内に残されたデータです。データ消去の必要性や方法などについてご説明しましょう。

3-1.データ消去の必要性

法人で使用していたPC(パソコン)には重要な仕事のデータや顧客・人事・財務ほかの情報がたくさん書き込まれています。それらは、初期化して表面上は見えなくなっても、消えることなくハードディスクに残っているので復元できてしまうのです。企業の大切なデータを悪用されないためにも、完全に消去する必要があります。

3-2.データの消去方法

データを消去するには、自社で行う方法や業者に依頼する方法などがあります。

3-2-1.自社で消去する方法

自社で消去する方法は、主に以下の2つです。

  • データ消去ソフトを使用:有料・無料のデータ消去ソフトを使用して消す
  • 物理的破壊:パソコンからハードディスクを取り出して破壊する方法。基本的に、素人が的確にデータの記録部分を破壊するのは難しい

3-2-2.業者に依頼する

データを消去する業者に依頼する方法です。専用の機械などで完全に消去します。パソコンの台数が多い場合は、業者に依頼したほうがスムーズでしょう。また、「2-3.リサイクル業者(不用品回収業者)」でご紹介したように、業者の中には廃棄処分だけではなく、データの処分を行ってくれるところもあります。ダスト.net東京では、データ消去とパソコン回収の両方を1度に依頼できるので手間がかかりません。

3-3.データ消去証明書について

パソコンのデータ消去を行う専門業者やリサイクル業者に依頼する場合は、「データ消去証明書」を発行してもらうと安心です。業者によって内容の詳細は異なりますが、パソコンの製品名・消去方式・消去回数など作業内容が記載されています。証明書があれば、処分したパソコンの管理をするときにも役立つでしょう。

3-4.注意点

データ消去を業者に依頼するときには、事前に料金をきちんとホームページなどで確認しましょう。また、データ消去証明書を発行してくれるか・無料なのか有料なのか・追加料金などは必要なのかなども確認してから依頼するようにしてください。

4.法人のPC(パソコン)廃棄、業者に頼む場合

法人のPC(パソコン)廃棄、業者に頼む場合

法人のPC(パソコン)廃棄をリサイクル業者に依頼するときのポイントや回収方法、注意点などをご紹介しましょう。

4-1.業者選びのポイント

パソコンの回収を行う業者はたくさんあるので、ホームページを見ているだけではどこに依頼していいのか分からなくなってしまいます。そこで、ホームページでは以下のポイントをチェックしてください。

  • 会社の所在地、電話&FAX番号、メールアドレスなどが明記してある
  • 産業廃棄物収集運搬許可、古物商許可の番号を取得している
  • 無料見積もりに対応している
  • 料金システムが明確
  • データの消去を行っている
  • データ消去証明書を発行している

4-2.回収方法

業者の回収方法は、一般的に宅配・店頭・出張の3種類です。小規模の事業所で、排出するパソコンの台数も少ない場合は、宅配や店頭でもいいでしょう。まとまった数がある場合は、出張回収が便利です。ダスト.net東京では、お客さまがご予約した指定日時にうかがい回収をします。

4-3.無料回収の場合

業者の中には、「無料回収」をうたうところもあります。「回収したパソコンにメンテナンスをして、再販売したり解体して資源として再販売したりすることで利益を得る」ので回収費用を無料にできるのです。このような「無料回収の理由」をホームページで説明している業者なら安心でしょう。
ただし、中には「無料」といいつつ後からお金を請求してくるような悪質業者もいます。「無料」ばかりを強調し、古物商許可の番号を取得していない業者には依頼しないようにしてください。

4-4.費用について

パソコンの廃棄費用だけではなく、出張費・人件費・運搬費・手数料・データ消去証明書費ほか、いろいろな費用がかかることがあります。事前に正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。

4-5.申し込み方法

基本的には、どの業者でもホームページのフォームや電話で申し込みができるようになっています。ダスト.net東京では、こちらをご利用ください。

4-6.注意点

時々、街中を軽トラックなどで「無料でパソコンを回収します」とアナウンスしている業者がいます。そのほとんどは、無許可の回収業者なので気をつけましょう。「ちょうどいいタイミングだし、無料なら」と呼び止めてパソコンの回収をしたところ、「回収費用は無料だが、リサイクル代と運搬費、手数料が必要と高額な金額を請求された」というトラブルは少なくありません。

5.法人のPC(パソコン)廃棄〜よくある質問〜

法人のPC(パソコン)廃棄〜よくある質問〜

法人のPC(パソコン)廃棄に関して、よくある質問をご紹介しましょう。

Q.パソコンだけではなく、プリンターやスキャナーも廃棄したいのですがメーカーで引き取ってもらえるのでしょうか?
A.法人の場合は、プリンターなどの周辺機器をメーカーが有償で回収しています。パソコンと同様「産業廃棄物」扱いになるので、自治体の粗大ゴミでは処分できないので注意してください。詳細は、各プリンターメーカーのホームページで確認しましょう。

Q.処分したいパソコンのメーカーがバラバラなので、メーカー回収が面倒なのですが。
A.パソコンを扱う不用品回収業者を利用するのがおすすめです。メーカーや機種に関係なくまとめて回収します。ダスト.net東京では、パソコンの回収だけではなく、面倒なデータ消去サービスも行っているので安心してご利用ください。

Q.メーカーで回収してもらう場合、自分でこん包しなければなりませんか?
A.パソコンのこん包は排出者自身がしてください。複数ある場合は、1台ずつ段ボール箱に入れ、メーカーから送付してきた「輸送伝票」を貼ります。運搬の途中で中身が飛び出たり箱が壊れたりしないように、しっかりとこん包しましょう。

Q.パソコンのハードディスクを壊せば、データの流出は防げますか?
A.インターネットでは、ハンマーで叩いて壊すなどの方法が紹介されていますが、ケガをする危険性があるのでおすすめできません。また、「3-2-1.自分で消去する方法」でもご紹介したように、データが記録されている部分を正確に破壊するのは素人には難しいのです。専門の業者や回収業者に依頼するほうがいいでしょう。

Q.事務所の引っ越しで、パソコンだけではなくオフィス家具も処分したいのですが。まとめて処分する方法を教えてください。
A.不用品回収業者やリサイクル業者であれば、利用者の都合がいい日時に来て1度に不用品を回収してくれます。ダスト.net東京では、パソコンだけではなくさまざまな不用品の回収に対応しているのです。また、可能な製品に関しては買取も行っています。引っ越しなど1度に荷物を減らしたいときにはぴったりでしょう。無料で回収費用の見積もりも行っているのでお気軽にご利用ください。

まとめ

法人のパソコン処分方法のまとめ

いかがでしたでしょうか。パソコンは、家庭用と法人用では廃棄方法が異なることがおわかりいただけたかと思います。法人のPC(パソコン)は「産業廃棄物」となり廃棄方法はいくつかあるので、自社に合ったものを選んでください。
また、廃棄する前には責任を持ってパソコン内のデータを完全に消去する必要があります。もし、完全に処分をせずデータが悪意ある第3者により復元された場合、自社だけではなく顧客にも損害を与えてしまうのです。データ消去は信頼のおける業者を選んで依頼してください。
ダスト.net東京では、パソコンの処分だけではなく、データの消去も行っています。データ消去証明書も発行しておりますので、安心してご利用ください。

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