ゴミとしては捨てられない!?必見、液晶ディスプレイの廃棄方法!

長年使った液晶ディスプレイやブラウン管ディスプレイ。買い換えるにあたって、廃棄しようと考えている方も非常に多いことでしょう。

しかし、パソコンディスプレイは形がテレビと似ていますよね。そのため、テレビと同じように処分すれば良いのか、それとも違う処分方法があるのか、と悩んでいる方も多いことでしょう。

そこで、今回はパソコンディスプレイの廃棄方法について中心にご紹介します。

  1. 液晶ディスプレイはゴミとして廃棄できない?
  2. 液晶ディスプレイの廃棄方法
  3. 液晶ディスプレイの廃棄をリサイクル業者に依頼する
  4. 液晶ディスプレイの廃棄にまつわる質問

液晶ディスプレイってどう処分するの?

これらの記事を読めば、ディスプレイの処分方法を学ぶことができます。ぜひ、最後までおつきあいください。

1.液晶ディスプレイはゴミとして廃棄できない?

ディスプレイは廃棄できる?

1-1.家電リサイクル法について

家電リサイクル法とは、特定家電4品目を対象に、リサイクルを義務づける法律のこと。すなわち、『テレビ(液晶・プラズマ・ブラウン管)』『エアコン』『冷蔵庫(冷凍庫も含む)』『洗濯機(乾燥機も含む)』の4品目です。そのため、液晶であろうとブラウン管であろうと、パソコンディスプレイであれば対象に含まれません。テレビとディスプレイは同じに見えて違うものなので覚えておきましょう。

ちなみに、テレビチューナー内蔵型のパソコンディスプレイに関しても、家電リサイクル法の対象にはなりません。

1-2.小型家電リサイクル法(パソコンリサイクル法)について

パソコンディスプレイは家電リサイクル法には引っかかりません。しかし、その代わりに小型家電リサイクル法(パソコンリサイクル法)がかかわってきます。

小型家電リサイクル法は2001年4月に施行され、2003年10月に改正施行された法律で、メーカーに小型家電の回収を義務づけるものです。2003年の改正施行時にパソコンとパソコンディスプレイが品目に追加されたため、改正法をパソコンリサイクル法と呼ぶことがあります。

1-3.ブラウン管、プラズマ、液晶の違いについて

パソコンディスプレイといえば、20年ほど前まで最も普及していたのはブラウン管ディスプレイでした。しかし、今ではほとんどが消え、現在では液晶ディスプレイが主流です。

なぜブラウン管は液晶に負けてしまったのか。それぞれの特徴から原因を見つけていきましょう。

1-3-1.ブラウン管方式

ブラウン管の良い点は発色の良さです。輝度が高くて明るく、コントラストも際立っています。そのため、映像がキレイに見えるでしょう。

また、20年前ならいざ知らず、現在では数千円~数万円程度で手に入れられるほどの低価格であるのも大きな利点です。テレビの場合は使用にチューナーを購入しなければいけませんが、パソコンディスプレイの場合は必要ありません。そのため、費用を低く抑えられるでしょう。

欠点としては、大きく重いことです。今時は薄さ数センチで、重量も片手で持ち上がるほどの軽量のものが主流。しかし、ブラウン管は数十センチの厚さがあり、重量も10キロや20キロは当たり前です。

しかも、重量が大きくて場所も取るわりに、映りもあまりよくありません。ブラウン管は構造上、中央が明るく、縁に向かうにつれて暗くなる性質があるからです。液晶に慣れていると、見づらいと感じるでしょう。

また、液晶に比べると待機電力が大きくなります。そのため、スリープモードなどを多用する方の場合、電気代がかさむでしょう。

1-3-2.液晶方式

液晶テレビの良い点は、なんといっても軽量・省スペースであること。画面サイズの大小にかかわらず薄さは変わりません。そのため、どんなサイズのものでも同じ場所に置けます。また、薄さが変わらないので重量も大きく変化しません。ディスプレイの位置を頻繁に変えたりする方には非常にうれしいメリットです。

また、液晶テレビはバックライトによって映像を映す構造のため、画面の映り込みがありません。昼間などに画面に景色が映り込んで見づらい、という方には大きな利点でしょう。

また、忘れてはいけないのが省電力でもあるという点。液晶はブラウン管やプラズマなどの他方式に比べ、最も消費電力が少ないことで知られています。21世紀の現在、パソコンは生活必需品です。長時間使う方にとっては大きなメリットといえますね。

さらに、寿命はブラウン管やプラズマに比べて2倍程度の長さがあるのも大きなメリットです。ブラウン管やブラウン管は10年程度の寿命しかありませんが、液晶は20年程度の寿命があります。

欠点としては、残像の問題が1番でしょう。液晶モニターは応答速度が低いので、激しく映像が動くと残像現象を起こしてしまいます。そのため、スポーツ観戦やゲームを行うと、目が疲れてしまったり、酔ってしまったりするでしょう。ただし、最近は初期に比べると2~3倍近い応答速度の速さを出すディスプレイもあります。そこまでの欠点とはいえないでしょう。

また、視野角の狭さも欠点の1つです。画面を斜めから見ると、画面上に黒いもやのようなものがかかったように見えます。使い方によっては大きなデメリットとなるでしょう。

また、液晶はバックライトを利用した方式です。そのため、バックライトの寿命がディスプレイの寿命に直結するという欠点もあります。スリープモードを多用して電源を落とさない方などは、注意しないと早く寿命がきてしまうでしょう。

1-3-3.プラズマ方式

プラズマ方式のメリットは液晶とブラウン管のいいとこ取りをしたような感じになっています。

まず、省スペースであること。液晶と同じ程度の薄さであるため、場所を取りません。当然、薄いだけあって軽量です。また、ブラウン管同様に輝度が高くて明るく、発色にも優れています。

また、応答速度が非常に高いので、液晶のような残像現象は基本的に発生しません。ゲームが趣味の方やスポーツ観戦が趣味の方、そのほか映画やアニメなどを趣味の方にも大きな利点となるでしょう。

ほかにも、電源のON/OFFが寿命にかかわらないというのもメリットの1つ。液晶とは違ってバックライトを使わないので、電源を付けっぱなしでも寿命に直結しません。

また、視野角の広さも大きな特徴。正面から見ても斜めから見ても、どの位置から見ても画面の色合いに変化はありません。

さらに、プラズマディスプレイは縦置きと横置きが兼用のものがほとんどです。液晶の場合は、完全に縦置き用と横置き用に分かれているので、プラズマにしかない大きなメリットといえますね。

欠点としては焼き付き現象が真っ先に挙げられるでしょう。プラズマディスプレイの場合、長時間同じ映像を映し続けると焼き付き現象が起きてしまいます。ちなみに、液晶では基本的に起きません。

パソコンディスプレイはデスクトップ画面など、同じ映像を映し続けることが多いですよね。そのため、プラズマディスプレイを開発しようとする企業が少なく、普及が遅れてしまいました。

ただし、近年に発売されたものはしっかりと改善されています。何日間も同じ静止画を映し続けるようなことがなければ問題はないでしょう。また、画面の焼き付きが最も起こりやすいのは使い始めの100時間とされています。ですから、購入してから1週間程度は慣らし運転ということで、コントラストを50%程度の低めに設定し、使い終わったらしっかりとモニターの電源を切るようにすることで対処が可能です。

また、プラズマが普及しなかった原因の1つに、価格の高さも上げられます。安い液晶ディスプレイが数万円で購入できるのに対し、プラズマディスプレイは最低でも10万円以上するのです。液晶と比べて性能が飛び抜けているわけでもありません。顧客が液晶に流れるのは自然な流れだったのでしょう。

1-4.破損について

液晶とブラウン管は材質の問題で破損しやすいとされています。一方のプラズマディスプレイは液晶に比べると10倍の強度です。

子どもや動物などがいる家庭ではプラズマディスプレイを選ぶのも1つの手でしょう。

2.液晶ディスプレイの廃棄方法

液晶ディスプレイの廃棄方法

2-1.ディスプレイの廃棄方法

2-1-1.自治体を利用する

家電製品の廃棄、と考えると真っ先に思い浮かぶのが自治体による廃棄方法でしょう。

しかし、最近は回収を行わない自治体が増えています。というのも、『小型家電リサイクル法(パソコンリサイクル法)』というものが制定されたためです。この法律によってパソコンメーカーがパソコン機器の回収を行うようになりました。これに伴い、自治体も今まで粗大ゴミなどとして回収していたパソコン機器の回収を止め始めたのです。

そのため、自治体による回収は基本的にできないものと思った方が良いでしょう。ただし、勘違いしないでほしいのは、自治体が収集自体を止めたということではないということです。

自治体によっては市役所や区役所、家電量販店、公共施設などに『家電回収ボックス』などを設けている場合があります。近場にあるようなら持ち込むのも1つの手でしょう。どこにあるのか分からない場合は、自治体のHPを確認するか、電話で尋ねてみましょう。ただし、原則として自分で持ち込む必要があるのであしからず。

2-1-2.メーカー

小型家電リサイクル法の制定により、メーカーは回収を行うようになりました。そのため、ディスプレイの購入メーカーに問い合わせることで回収してもらうことが可能です。

小型家電リサイクル法が制定された15年以降に製造された製品に関しては、PCリサイクルマークというものが刻印されていることがあります。マークがある場合、メーカー回収が無料になりますので、確認しておきましょう。

リサイクルマークがない場合は、有料となります。

2-1-3.販売店

家電量販店などでも回収を行っています。メーカーがすでに倒産しているなどの理由で、メーカー回収が行えない場合に有効です。

しかも、家電量販店の場合、下取りを行っている場合があります。新しいディスプレイに買い換えるつもりなら、検討すべき廃棄法といえるでしょう。

ただし、自分で持ち込まなければいけないので、車がない方には大変です。注意してくださいね。

2-1-4.リサイクル業者

不用品回収業者やリサイクルショップなど、リサイクル業者に依頼して廃棄することも可能です。リサイクル業者に依頼する場合、売却・無料回収・有料回収という3つの選択肢があるのが特徴。

選択肢の幅が多いので、おすすめの廃棄方法です。

2-2.リサイクル業者の無料回収について

パソコンディスプレイ、特に液晶ディスプレイをリサイクル業者に回収してもらう場合、基本的には無料回収、場合によっては買い取りとなります。

ほかの廃棄方法では有料なのに、なぜリサイクル業者では無料や買い取りになるのでしょうか。それは、リサイクル業者がリセールすることを目的としているためです。無料で回収したり買い取ったりしたとしても、売ることができれば利益が出ますよね。そのため、問題がありません。

逆にいえば、商品価値がないものの場合は有料となります。たとえば、ディスプレイが破損していたり不具合が出ていたりするような場合は有料となるでしょう。

2-3.有料の場合の料金について

メーカー回収で有料の場合、3000円~4000円程度が相場でしょう。ブラウン管ディスプレイの方が値段が高くなる傾向にあります。

リサイクル業者で有料になる場合も、やはり3000~4000円程度になるでしょう。

3.液晶ディスプレイの廃棄をリサイクル業者に依頼する

リサイクル業者に廃棄依頼

3-1.業者選びのポイント

業者選びのポイントは主に以下の3つです

  • SNSやTwitter、ブログで情報発信をしているかどうか
  • 許可を得ているかどうか
  • 実績がどの程度か

まず、『SNSやブログで情報発信をしているかどうか』について。ここ10年ほどで、急速に携帯電話やパソコン機器が普及し、もはやインターネットにつながらない人などいない現代社会。当然、インターネットを通じたマーケティングが重要になってきますよね。

それにもかかわらず、SNSやTwitter、ブログなどを使っていないというのは、企業努力が足りていません。やる気がない、といっても良いでしょう。場合によっては適当な仕事をしている不良業者の可能性もあります。ですから、業者を選ぶ際には必ずSNSやTwitter、ブログなどを運営しているかを確認しましょう。そして、頻繁に情報を発信しているようなら、安心できる材料となります。

続いて、『許可を得ているかどうか』について。不用品回収業を行うには、一般廃棄物収集運搬業許可というものが必要となります。また、不用品の売買を行うには古物商の認可を得ていなければいけません。これらの許可を得ているかどうかは、業者HPの会社概要に書かれていますので確認してみてください。

最後に『実績がどの程度か』について。HPを確認して、回収例や実績などが記載されているか確認しましょう。まったく記載されていない業者は実績が分かりづらいので、開示している業者を優先的に選んだ方が賢明です。

3-2.メリットとデメリット

リサイクル業者を利用する最大のメリットは、なんといっても廃棄にかかる費用の少なさでしょう。

というのも、業者によってはディスプレイを無料で回収しているからです。さらに、不用品の状態によっては買い取りもしてもらえます。ですから、ほかの廃棄法よりも得をする可能性が高いのです。

また、リサイクル業者によっては宅配便を利用した査定・回収サービスを行っています。さらに、不用品回収業者の場合は出張してきてもらうことも可能です。ですから、非常に手間いらずな廃棄方法といえるでしょう。

デメリットとしては、有料の場合の処分費用がほかの処分方法に比べた若干割高になるという点です。ただし、それほど高くはなりませんし、液晶やプラズマであれば無料回収の対象となることも珍しくありません。それほど気にする必要はないでしょう。

3-3.引き取り費用について

ディスプレイが破損しる場合や画面が映らないなどの不具合がある場合は、商品価値がないので有料となります。液晶ディスプレイやプラズマディスプレイであれば1500円程度。ブラウン管ディスプレイ(CRTディスプレイ)の場合は2500円程度でしょう。

3-4.不用品回収業者を利用する際の注意点

リサイクル業者を利用する上で注意してほしいのは、以下の2点です。

  • 出張が可能なエリアかどうか確認する
  • まとめて査定してもらう

不用品回収業者の多くは、地方密着型です。関東地方だけだったり、関西地方だけだったり。場合によってはもっと狭いくくりで展開していることがほとんどです。ですから、HPで自分の住んでいる地域が出張可能エリアかどうか確認しておきましょう。エリア外の場合、依頼を断られたり、費用が高くなったりします。

また、せっかく不用品回収業者に依頼するのですから、ほかに処分したいものがあれば一緒に処分した方がお得です。ディスプレイ以外にも処分したいものがあるなら相談してみましょう。また、業者によっては清掃サービスも行っているので、片付けもついでに行ってもらうのも1つの手ですよ。

4.液晶ディスプレイの廃棄にまつわる質問

液晶ディスプレイの廃棄にまつわる質問

Q.粉々にしたら家庭ゴミとして出せるのでは?

自治体にもよりますが、可能です。ただし、家庭ゴミとして出せるぐらいにまで粉々にするとなると、かなりの労力がかかります。さらに、破片が飛び散って危険です。おすすめはしません。

Q.土日でも業者に依頼することはできますか?

基本的にはどのような曜日でも問題ありません。リサイクル業者の多くは年中無休のことが多いからです。ただし、業者によっては祝日は休業していることがあるので、注意しましょう。

Q.女性の作業員をお願いすることは可能ですか?

不用品回収業者に依頼する場合、出張してきてもらうのが基本となります。しかし、女性の1人暮らしの場合、不安に思われることもあるでしょう。そのような場合には女子スタッフを依頼することも可能です。

ただし、正当な理由と認められない場合(依頼主が男性の場合など)や、時間のあいている女子スタッフがいない場合など、状況によっては難しいこともあるのであしからず。

Q.キャンセル料金は発生しますか?

不用品回収業者に依頼したけれど、事情があってキャンセルしたい場合もあると思います。そのようなとき、キャンセル料は発生するのでしょうか?

結論からいえば、1~3日前に連絡すれば、キャンセル料は取られません。ただし、当日のキャンセルの場合、キャンセル料が発生することがあります。

トラブルを避けるためにも、キャンセル料について業者と話しておくと良いでしょう。

Q.詐欺業者に引っかからないためにはどうすれば良いですか?

不用品回収業者の中には詐欺まがいの商法を行う業者も存在しています。もちろん、多くの業者はまじめな優良業者ですが、ある程度は注意しなければいけません。

引っかからないために重要なポイントは、やはり事前の調査です。HPの確認や、電話での依頼時に丁寧な対応をしてくれたかどうかなどから判断を付けましょう。

とはいえ、ときには引っかかってしまうこともあるはず。そのようなときに大切なのは、きっぱりとした態度です。弱気を見せると、相手はそこにつけ込んできます。ですから、『消費者庁に通報します』などと、しっかりとした意思を伝えましょう。ごねるようであれば、警察を呼んでも構いません。

もちろん、1番いいのは引っかからないことです。業者選びは適当には行わないようにしてくださいね。

まとめ

ディスプレイの廃棄方法のまとめ

いかがでしたか?

今回はパソコンディスプレイの廃棄方法にまつわる情報をご紹介しました。

パソコンディスプレイはゴミとして捨てるのは原則としてできません。ですから、廃棄の方法を間違えるといらぬトラブルを引き込むこととなります。今回の記事を参考にして、正しい処分を行いましょう。

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