老後のダウンサイジングについて解説。メリットや方法を紹介!

ダウンサイジングとは、小型化するという意味です。今、老後を豊かに生活するために住まいや家計をダウンサイジングしよう、という人が増えています。核家族化が進んでいる今は、老後は夫婦2人暮らしというケースも珍しくありません。家族で住んでいたころの家や家計をダウンサイジングすれば、お金をかけなくても充実した暮らしができるようになります。その一方で、「ダウンサイジングをしたいが、どうすればいいか分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。
今回は、老後のダウンサイジングを上手に行う方法や、実践する際の注意点を紹介します。

  1. 老後のダウンサイジングの基礎知識
  2. 老後のダウンサイジングのやり方
  3. 老後のダウンサイジングに関するよくある質問

この記事を読めば、ダウンサイジングのメリットもよく分かるはずです。老後のダウンサイジングを考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.老後のダウンサイジングの基礎知識

はじめに、ダウンサイジングの定義や内容、行うメリットなどを紹介します。

1-1.ダウンサイジングの定義

前述したようにダウンサイジングとは、小型化・縮小という意味で使われる言葉です。「老後のダウンサイジング」の場合は、老後の生活に備え、家計をスリム化したり家を住み替えたりすることを指します。

1-2.老後にダウンサイジングを行う理由

現在、多くの人が60~65歳で定年を迎えます。再雇用などでもっと長く働く人もいますが、一度定年を迎えると給与は下がることが一般的です。また、年金で生活する場合も生活に使えるお金は減るでしょう。家族で生活していたときと同じ感覚でお金を使っていれば、生活が破たんする可能性もあります。そのため、家計を見直して支出を抑えることが必要です。
また、家も住む人が少なくなれば、それほど広くなくても問題ありません。それに、小さい家のほうが維持が楽で費用も抑えられます。つまり、家計や家をダウンサイジングすることにより、収入が減少しても豊かな老後を送ることが可能なのです。

1-3.ダウンサイジングを行うメリット

定年後は、最後に生活が大きく変わる時期です。この時期に家計や住居を見直すことにより、豊かな老後を過ごすための計画を立てることができます。年を取ると、支出の内容や住居に求めるものも大きく変わるものです。家計を見直すことで、削減できる支出や増やしたほうがいい支出などがよく分かります。また、コンパクトな住居ならば駅前など立地条件がよい場所でも、今までと支出を変えずに住み替えることができるでしょう。小さな家ならば管理も楽になり、体力が衰えても維持ができます。

2.老後のダウンサイジングのやり方

この項では、老後のダウンサイジングのやり方を具体的に説明していきます。

2-1.家計のダウンサイジング

老後に夫婦2人暮らしになった場合、支出は何もしなくても減るように思われます。しかし、年を取ると医療費が増えたり外食が多くなったりすることもあるでしょう。また、収入が減る分意識しなければ、収入だけでやりくりできなくなることもあります。ですから、まず今までかかっていた費用を見直し、削減できるものを探しましょう。たとえば、保険の死亡保障など下げることにより、保険金のかけ金を下げることができます。また、交通費や遊興費なども削りやすいでしょう。逆に、医療費や食費はある程度確保しておくことが大切です。年を取るほど健康維持が重要になってきます。

2-2.家のダウンサイジング

家族が少なくなれば、家もコンパクトなほうが暮らしやすくなります。たとえば、今まで郊外の庭付き一戸建て住宅に住んでいたけれど、年を取ったら病院やスーパーが遠くて不便に感じるようになったというケースは意外と多いものです。そこで、一戸建てを売却し、駅の近くのマンションに引っ越すなど住み替えを検討しましょう。駅の近くなどにある住宅は値段も高いですが、2人暮らしならば、それほど広い家は必要ありません。4LDKの家を売却し、2LDKの家を買えばローンを組まなくても大丈夫、ということもあります。ただし、ライフスタイルは人によって異なるので、絶対に家を住み替えなければならないというわけではありません。

2-3.ダウンサイジングをする際の注意点

ダウンサイジングは、早急に行ったほうがいいものと時間をかけて行ったほうがいいものがあります。家計のダウンサイジングは、定年後すぐに行いましょう。貯蓄がある程度ある場合も、計画的にお金を使わないといざというときに困ります。一方、家のダウンサイジングは慎重に行ってください。住み慣れた家を手放すのは、決心がいるものです。また、狭い家に引っ越す場合、持ちものの整理から行う必要があります。家計の見直しは早急に、家のダウンジングは時間をかけてと覚えておけば焦ることもありません。今は、インターネットでいろいろな物件を探すことができます。夫婦だけでなく子どもの意見もよく聞いてダウンサイジングを行いましょう。

3.老後のダウンサイジングに関するよくある質問

この項では、老後のダウンサイジングに関するよくある質問を紹介します。

Q.住宅ローンが残っている場合、住み替えは難しいでしょうか?
A.ローンの額によります。数百万ならば退職金で一括返済して、家を売却したお金で新しい家を購入ということもできるでしょう。

Q.家計のダウンサイジングを行う際、注意点はありますか?
A.家計を引き締めすぎても、ストレスがたまるので気をつけましょう。老後も長いので、節約と遊興のバランスを取ることが大切です。たとえば、普段は節約して数か月に1度近場に旅行をするなどしてもいいでしょう。

Q.ダウンサイジングの方法を誰かに相談することはできますか?
A.はい。ファイナンシャルプランナーなどが相談に乗ってくれます。また、預金をしている銀行などが「老後の暮らしセミナー」などを開いている場合、参加してみてもいいでしょう。

Q.老後は、田舎に移り住みたいのですが都会のほうが暮らしやすいですか?
A.地方都市は、車がないと全く生活できないこともあります。また、病院やスーパーが遠いと生活が不便です。自然に囲まれた場所で生活したい場合は、地方都市の中でも交通のよい場所を探すなどしてください。

Q.老後も働き続ける場合、給与がそれほど下がらなければ家計の見直しは必要ありませんか?
A.いいえ。家族の人数が変化すれば必要ない支出や、新たに必要となる支出が出るはずです。一度家計を見直すことは必要になります。

まとめ

いかがでしたか? 今回は老後のダウンサイジングについて解説しました。今は平均寿命が延び、老後が30年以上続くというケースも珍しくありません。貯蓄をたくさんしている人でも、家計や住居を見直してダウンサイズをすることで、より豊かな老後を過ごすことができるでしょう。

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