ルームランナーの処分方法が知りたい! 廃棄方法やポイントについて

屋内でウォーキングやランニングができる「ルームランナー」は、人気のある健康器具です。室内で運動できますが、置くスペースに困るアイテムでもあります。「使わなくなったルームランナーを何とかしたい」と、処分方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。一体どのように処分すべきか、ゴミの分類は何になるのか処分の悩みはつきものです。そこで、本記事では、ルームランナーの基礎知識や処分の悩み・処分方法について説明します。

  1. ルームランナーの基礎知識
  2. ルームランナーの処分の悩み
  3. ルームランナーの処分~自分で捨てる場合
  4. ルームランナーの処分~販売業者の下取りの場合
  5. ルームランナーの処分~リセールする場合
  6. ルームランナーの処分~回収業者に依頼する場合
  7. ルームランナーの処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、ルームランナーを正しく処分するために必要な知識を身につけることができます。処分に悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。

1.ルームランナーの基礎知識

まず、ルームランナーの人気の機種や、最近の傾向・平均寿命・よくある故障について説明します。

1-1.どんなものか?

屋内でランニングやウォーキングを行うための健康器具を「ルームランナー」と言います。ランニングマシン・ジョギングマシン・トレッドミルとも呼ばれており、ジムに多数置かれているのを見たことがある方も多いでしょう。屋内で有酸素運動を行うことが目的で、ベルトコンベア状の踏み台をモーターの力で動かしています。

1-2.人気の機種・最近の傾向

最高レベルの機能を持ったプロ仕様など、さまざまな種類が登場していますが、中でも人気なのが「折りたたみ式」です。設置スペースが必要になる健康器具だからこそ、収納に便利な折りたたみ式に人気が集まっています。また、タイマー・距離・速度・カロリーなどを表示できるメーター機能や、安全キーなどの機能面が充実しているタイプも人気です。

1-3.寿命・よくある故障

使用頻度やルームランナーの種類によって異なりますが、寿命はおよそ10年と言われています。使用環境や日常のお手入れ状況によっても変わるため注意してください。3,000~6,000kmほど走ると、走行ベルト・走行板が消耗します。ベルトと板の摩擦が大きくなり、モーターや制御基盤などの周辺部品が壊れることもあるのです。走るときに異音がする・走行速度が調節できない・途中で止まるなどの不具合が出るでしょう。

2.ルームランナーの処分の悩み

ルームランナーの処分にありがちな悩みについて説明します。

2-1.捨てにくい

最も大きな悩みは、捨てにくいことです。健康器具の中でもサイズが大きく重量もあるので、簡単に運び出すことができません。ドアや玄関をスムーズに通り抜けられるのか、不安になるでしょう。また、何ゴミで処分すれば良いのか分からずに、そのまま放置している方も多いはずです。

2-2.修理か、廃棄か?

「修理すれば再び使えるのでは?」と、修理か廃棄で悩んでいる方は多いでしょう。今後も使う予定があり、部品交換程度で直る状態であれば修理でも構いません。しかし、使用年数が長く古いものは、修理費用が高くなる可能性があります。その場合は、廃棄して新しいルームランナーを購入したほうが良いかもしれませんね。

3.ルームランナーの処分~自分で捨てる場合

ルームランナーを自分で捨てる場合は、自治体回収となります。主な流れややるべきこと・費用、メリット・デメリットについてチェックしておきましょう。

3-1.自治体回収の場合

住んでいる地域によって、ゴミの分類が異なります。多くの自治体では、粗大ゴミや不燃ゴミとして回収してもらえますが、事前にホームページなどでゴミの分類を確認してください。ゴミの分類と同じく、処分の流れについても記載されています。

3-2.主な流れ

自治体のホームページを確認して、処分方法についても確認しておきましょう。処分方法は自治体によって異なります。たとえば、有料の場合は、スーパーマーケットや商店で証明シール(券)を購入して品物に貼った後、回収指定場所に運ばなければなりません。直接ゴミ処理場に持ち運ぶ方法もありますが、処分費用がかかる自治体もあるので要注意です。

3-3.やるべきこと・費用について

証明シール(券)が必要な場合は、指定場所に運ぶ前に購入しておかなければなりません。また、自治体の中には、事前の申し込みが必要なところもあります。行動する前に、ホームページでしっかり確認しておいてください。処分費用も各自治体で異なりますが、約500円で処分できます。

3-4.メリット・デメリット

処分費用を安く抑えられることが、自治体回収のメリットです。不燃ゴミの場合は、指定袋に入れるだけなので無料で処分できます。しかし、回収日が決まっている・指定場所まで運ばなければならないという点がデメリットです。折りたたみ式でも重いルームランナーもあるため、運搬が難しい傾向があります。難しい場合は、無理をしないでほかの方法での処分を検討してください。

4.ルームランナーの処分~販売業者の下取りの場合

新しいルームランナーを購入する場合は、販売業者の下取りサービスが利用できます。販売業者の下取りに必要な知識を身につけておきましょう。

4-1.買い替えのタイミング

今後もルームランナーを使いたい・新製品を使いたいと思っている方は、買い替えがおすすめです。新しく購入したい方は、早めに買い替えたほうがお得になります。今使用しているものが古くなるほど価値も下がるため、早く下取りに出したほうが買い取り額も上がる可能性があるのです。

4-2.新製品が安い時期は?

家電量販店は年に2回、決算の時期を迎えます。決算時期は、通常よりも価格を下げて、お客の購買意欲を高めようとするのです。9月と3月が決算時期となるため、その前の月となる8月と2月に新製品が安くなる可能性があります。また、入学・就職・年始年末・ボーナスなどイベントの時期も新製品が安くなる時期です。

4-3.販売業者の下取り・引き取りについて

販売業者の下取りサービスは、古いものを買い取って新しい商品の価格から買い取り額を差し引くサービスのことです。買い取り額が高くなるほど、新製品を安く手に入れることができます。買い取りできないものでも、新製品を購入するのであれば無料引き取りの利用も可能です。引き取りが有料になる店舗もあるため、きちんと確認しておかなければなりません。

4-4.通販業者の場合

通販業者の中には、下取り・引き取りサービスを実施しているところがあります。新しいものを購入した際、商品が送られてくると同時に古いものの回収となるでしょう。通販業者によって、下取り・引き取りサービスの条件が決まっているため、事前にチェックしておいてくださいね。

4-5.手数料について

下取りサービスが利用できる場合は、処分費用がかかりません。引き取りサービスの場合も、新しいものを購入する限り、無料回収を行っているところもあります。しかし、引き取りや運搬・回収費用が有料になる場合もあるので注意してください。手数料については、店舗に確認したほうが良いでしょう。

4-6.メリット・デメリット、注意点について

下取り・引き取り最大のメリットは、購入と処分が同時にできることです。手間と時間が省けるため、買い替えを考えている方にはメリットが大きい方法でしょう。しかし、下取り・引き取りサービスを行っている店舗が限られています。すべての店舗が実施しているわけではありませんので注意が必要です。また、古いものや壊れているものは下取りできない・サービスの利用には条件をクリアしなければならないというデメリットがあります。

5.ルームランナーの処分~リセールする場合

まだ、使える状態であれば、ルームランナーをリセールすることができます。買い取りしてもらえるルームランナーやリセールの方法、メリット・デメリット、高価で売るためのコツについてチェックしていきましょう。

5-1.買い取りしてもらえるルームランナーとは

基本的に、買い取り可能となるルームランナーは、正常に稼働できるものです。あたりまえですが、壊れているものや不調・不具合が出ているものは、買い取り不可となります。また、使える状態であっても、販売年月日から10年以上経過しているものは買い取りできない可能性があるので要注意です。年々新しい製品が登場しているため、古いものは価値がつかないケースがあります。

5-2.リセールの方法

リサイクルショップや買取専門店・ネットオークションと、リセールの方法はいくつかあります。持ち運べるルームランナーであれば直接持って行くこともできますが、運搬が難しい場合は出張査定の利用も可能です。ただし、出張査定を実施していない業者もあるので、あらかじめホームページなどで確認しておいたほうが良いでしょう。また、ネットオークションを利用して、自分で出品額を決めて買い手を見つけるのも方法の1つです。

5-3.メリット・デメリット

買い取ってもらうことができれば、費用をかけずに処分できます。なかなか手放すことができなかったルームランナーも、必要としている人のもとで再利用してもらえれば気持ちも楽になるものです。しかし、買い取りできない場合は、ほかの方法で処分する必要があります。また、登録をすれば気軽に利用できるネットオークションですが、買い手が見つかっても梱包(こんぽう)して送らなければなりません。重量のあるルームランナーの場合は、梱包すら大変な作業です。

5-4.高価で売るためのコツ

高く売りたい方は、事前にキレイな状態にしておくと良いでしょう。ホコリがかぶっていたり、汚れがついたりしている場合は、掃除してキレイにしてください。見た目がキレイになるだけでも、査定員に良い印象を与えることができます。また、購入時についてきた箱や取扱説明書・部品などの付属品も一緒に提示すると良いでしょう。

6.ルームランナーの処分~回収業者に依頼する場合

買い取ってもらえない・運搬や搬出が難しい場合は、回収業者への依頼がおすすめです。回収業者に依頼する場合の流れや方法、料金、メリット・デメリット、業者選びのポイントについて説明します。

6-1.回収の流れ・方法について

業者の回収では、出張回収が利用できます。重く大きめのルームランナーでも、業者に依頼すれば、搬出から運搬・処分まで任せることができるでしょう。電話またはホームページから無料見積もりを依頼して、作業日を決めます。作業日当日に業者が品物を確認し、見積もりに納得した後、作業開始→作業完了後お支払いという流れです。具体的な方法については、業者のホームページを確認してください。

6-2.料金について

業者や不用品の大きさ・量・重さなどによって費用が異なります。たとえば、不用品&粗大ゴミを格安片付け・回収している「ダストマン」では、個別プランと定額パックプラン・オプション料金でのサービスが利用可能です。具体的な費用に関しては、無料見積もりを依頼してください。

6-3.メリット・デメリット

大きく重たいルームランナーの運搬は困難です。そんなときこそ、業者に依頼してください。業者に依頼すれば、運搬から処分までスタッフが行います。わざわざ自分で運ぶ必要はありません。
また、すぐに処分したい・不用品をまとめて処分したい方も、回収業者の利用がおすすめです。出張回収を利用すれば、一気にまとめて処分できます。わざわざ自分たちで運搬する必要もないので安心です。ほかに処分したい不用品があれば、一気に処分したほうが定額パック料金でお得になります。
ただし、中には、回収後に追加料金を請求するなどの不正を働く業者もあるため、注意して選ばなければなりません。

6-4.業者選びのポイント

業者選びに悩んだときは、以下のポイントに注目してください。

  • 丁寧かつスピーディーな対応
  • 無料見積もり・無料相談ができる
  • 料金システムが明確になっている
  • 不用品回収だけでなく、買い取りサービスも行っている
  • 365日年中無休、即日対応が可能
  • 産業廃棄物収集運搬許可・古物商許可を取得している

7.ルームランナーの処分に関してよくある質問

ルームランナーの処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

7-1.人気のあるブランドとは?

人気ブランドのルームランナーは、高く売れる可能性があります。代表的なメーカーと言えば、ライフフィットネス・ジョンソンヘルスティック・スポーツアート・グリーンマスター・ダイコウ・リマークなどです。知名度の高いブランドほど、需要があるでしょう。

7-2.ルームランナーの買い取り額はいくらか?

一般的に、買い取り額は販売額の5~10%と言われています。新品状態に近いもの・販売されてから月日が経過していないもの・人気ブランドのものは、高価買い取りが期待できるでしょう。

7-3.出張査定の見積もりで納得いかない場合、キャンセルできるのか?

業者によっては、キャンセル料金を取るところもあります。「ダストマン」は、その場でキャンセルしても料金がかかりません。依頼する際は、キャンセル料や追加料金についても確認してくださいね。

7-4.注意すべき業者の特徴が知りたい

直接家にやってきて回収を迫る・トラックでまわっている業者などは要注意です。回収後に追加料金を請求したり、不法投棄をしたりする可能性があります。また、不正業者は、都道府県から許可を取得していないケースがほとんどです。許可番号がホームページに記載されているか、細部まで確認したほうが良いでしょう。

7-5.自治体で処分する場合、解体すべきか?

現在発売されているほとんどのルームランナーは組み立て式です。自治体で処分する場合は、組み立て前の状態にしたほうが、持ち運びや回収がしやすくなります。ただし、業者によって処分ルールが決まっているため、1度相談したほうが安心して処分できるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? ルームランナーの処分方法は、自治体・販売店による下取りと引き取り・リセール・不用品回収業者があります。それぞれの方法やメリット・デメリットを見比べながら、ライフスタイルに合った方法を選択してくださいね。たとえば、不用品が大量にある・ルームランナーの運搬が困難な場合は、業者に依頼したほうがスムーズです。買い取りを行っている業者もあるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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