ランドセルを悔いなく処分するには? リメイクや寄付もおすすめ!

「ランドセルは何ゴミとして処分するのか?」「捨てずにリサイクルする方法があれば知りたい」という人は多いでしょう。子供の成長は喜ばしいことです。しかし、小学校を卒業し、役目を終えたランドセルを前にして、「喜び半分、寂しさ半分」という親御さんも少なくないのではないでしょうか。かといって、かさばるランドセルをそのまま残しておくのも難しいですよね。

この記事では、ランドセルを処分する際の注意点や廃棄以外の処分方法について詳しくご紹介しましょう。

  1. ランドセルを自治体のゴミ回収で処分するには?
  2. ランドセルをリメイクして残す方法
  3. ランドセルを寄付して処分する場合
  4. ランドセルの処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、ランドセルを自治体で処分するメリットやリメイクするポイント・状態のよいランドセルを売る方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.ランドセルを自治体のゴミ回収で処分するには?

まずは、ランドセルのゴミ分類や自治体を利用して処分するメリット・注意点などをまとめました。

1-1.燃えないゴミに分類される自治体が多い

ランドセルは、基本的に燃えないゴミとして分類している自治体が多くなっています。指定のゴミ袋に入れて燃えないゴミの日に出すだけで処分可能です。ただし、ゴミの分類や捨て方は自治体によって異なるため、事前の確認が必要になります。自治体によっては、金具部分は取り外して燃えないゴミとして、本体は燃えるゴミとして捨てるよう指定しているところもあるため、注意してください。

1-2.無料で処分できるのがメリット

自治体のゴミ回収でランドセルを処分するメリットは、やはり「無料で処分できる」という点でしょう。ゴミ袋を購入する費用はかかりますが、処分費用は基本的にかかりません。「お金をかけずに処分したい」という人は自治体のゴミ回収を利用するとよいでしょう。

1-3.捨てる前に再利用できないか考えてみる

ランドセルを捨てる前に、本当に捨ててしまってよいのか、再利用できないかを考えてみましょう。思い出がつまったランドセルをゴミとして捨ててしまい、後悔する人も少なくありません。最近はリメイクしたり寄付したりするケースも増えているため、後悔なく処分できる方法を考えてみるのもよいでしょう。

2.ランドセルをリメイクして残す方法

ランドセルをリメイクすることで思い出として残す方法もおすすめです。リメイク例やコツ・注意点をご紹介しましょう。

2-1.さまざまなアイテムにリメイクできる

ランドセルはそのまま保管すると場所を取るため、小さめのアイテムや実用品としてリメイクするのがおすすめです。ミニチュアのランドセルにリメイクして思い出として残すほか、以下のようなアイテムにリメイクすることができます。

  • キーケース
  • コインケース
  • ペンケース
  • 眼鏡ケース
  • 手帳
  • 財布
  • アルバム
  • スマホケース
  • ペットの首輪

2-2.業者に依頼する方法も

ランドセルの革は厚さがあるため、自分で切ったり縫ったりするのが難しい人も多いでしょう。そんなときは、ランドセルのリメイクを依頼できる業者を利用するのがおすすめです。業者に依頼した場合の費用相場は10,000~30,000円前後なので少々高く感じる人も多いと思います。しかし、自分でリメイクすると失敗の可能性もあり、時間と手間がかかるため、業者に依頼したほうが確実でしょう。

2-3.リメイクできないランドセルもある

ランドセルの状態によってはリメイクできない場合もあるため注意してください。汚れがひどいものやひび割れが起きているものなどは、業者に依頼しても断られてしまう可能性があります。リメイクが可能かどうかチェックするためには、傷や汚れがない部分を1分間ギュッと折り曲げてみましょう。奥まで裂け目ができたりヒビが広がったりするようであればリメイクするのは難しいと考えてください。

3.ランドセルを寄付して処分する場合

捨てるのに抵抗があるランドセルも、寄付することで気持ちよく手放すことができます。ランドセルの寄付先や注意点などをご紹介しましょう。

3-1.ランドセルの寄付先は?

以下のように、被災地や発展途上国の子供たちにランドセルの寄付活動を行っている団体もあります。ランドセル以外にも文房具や古着・日用品などの寄付を受け付けている団体も多いため、チェックしてみるとよいでしょう。

3-2.ワールドギフトでランドセルを寄付する手順を紹介

ワールドギフトを例に挙げて、ランドセルを寄付する手順をご紹介しましょう。

  1. 寄付したいランドセルをこん包して準備しておく
  2. ホームページのフォームから申し込みをする
  3. 依頼確定メールが届く
  4. ゆうちょ銀行に料金(海外輸送費や人件費など)を入金する
  5. 指定した日時に宅配業者が集荷に来る

3-3.再利用できないものは寄付の対象外

再利用できないほど劣化したランドセルは寄付の対象外となる場合がほとんどです。たとえば、穴が開いているものや肩ベルトが切れているものなど、明らかに再利用が不可能なランドセルは寄付できません。寄付を検討する前に、状態をきちんと確認しておきましょう。

4.ランドセルの処分に関するよくある質問

「ランドセルを処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ランドセルを買取に出すことはできますか?
A.ランドセルはもともとの値段が安いものではないため、中古で購入しようとする人も少なくありません。破損や汚れがなく状態のよいものであれば、リサイクルショップや買取業者に買取してもらえる可能性はあるでしょう。

Q.ランドセルをネットオークションに出品する際の注意点を教えてください。
A.クレームなどのトラブルを避けるために、汚れや傷などの不具合も正確に記載しましょう。また、配送中に傷がつかないよう、慎重にこん包してください。

Q.ランドセルに寄せ書きをしてもらったので処分したくありません。どうやって保管しておけばよいでしょうか?
A.箱に入れて直射日光に当たらないようにし、定期的に日陰干しをしてください。

Q.ランドセル以外にも処分したい不用品が大量にあります。どうすればよいでしょうか?
A.家庭から出た不用品を回収してくれる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。出張回収を利用すれば自宅まで回収に来てもらえるため、大型の不用品も運び出してもらえます。

Q.ランドセルをそのままの形で手元に残したいのですが、家の中で活用できる方法はないでしょうか?
A.ランドセルは丈夫なので多少重い荷物を入れても問題ありません。災害時の非常持ち出し用バッグとして活用してはいかがでしょうか。

まとめ

ランドセルを処分する方法や捨てる以外の活用法などをまとめてご紹介しました。思い出がつまったランドセルをどうやって処分すべきか、迷う人は多いでしょう。捨ててしまうことに抵抗がある人は、リメイクや寄付・買取に出す方法なども検討してみるのがおすすめです。ぜひこの記事を参考にして、本来の役目を終えたランドセルのさまざまな処分や活用の方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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