粗大ごみを出し忘れた! すぐに処分する方法とポイントをご紹介!

粗大ごみの回収日は各自治体で異なりますが、毎日行っていません。週に1回または月に2回と自治体によって決まっています。粗大ごみはリサイクルが推奨されており、不燃ごみや可燃ごみとは異なる方法で処分しているからです。そのため、もし、粗大ごみを出し忘れてしまうと、次の回収日まで待たなければなりません。けれども、引っ越しなど急を要するシーンでは、早急な処分が必要になるでしょう。

本記事では、粗大ごみを出し忘れたときの対処法とポイントを解説します。

  1. 粗大ごみを出し忘れてしまったときの対処法
  2. 出し忘れた粗大ごみを処分する方法
  3. 出し忘れた粗大ごみの注意点
  4. 粗大ごみに関してよくある質問

この記事を読むことで、粗大ごみを出し忘れたときでもすぐに処分できる方法が分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。

1.粗大ごみを出し忘れてしまったときの対処法

忙しくて忘れたり、そのまま放置したりと、粗大ごみを出し忘れてしまうことがありますよね。そんなときは、どのように対処すればいいのでしょうか。

1-1.粗大ごみの基本的な処分方法

粗大ごみの基本的な処分方法は、自治体での回収となります。粗大ごみの回収日は各自治体で異なるため、事前の確認が必要です。回収頻度も、1週間に1回~1か月に2~3回と自治体で変わります。回数が多ければ次の回収日まで待つこともできますが、頻度が少ない場合は急を要する際に不向きです。また、粗大ごみの処分方法は、不燃ごみや可燃ごみのように、袋に入れてごみ捨て場に出せばおしまいというわけではありません。事前に、粗大ごみ処理券を購入したり、自治体のホームページで予約したりする必要があります。回収してもらえるまで手順をしっかり踏んでいかなければなりません。

1-2.不用品回収業者やオークションなどの方法もある

自治体で処分するほかにも、粗大ごみを捨てる方法があります。代表的な方法が、不用品回収業者へ依頼することです。この方法なら、回収日を待つことなくすぐに処分できます。また、リサイクルショップやネットオークションで売るなども方法の1つです。それぞれの具体的な方法やメリット・デメリットに関しては、後ほど【2.出し忘れた粗大ごみを処分する方法】で説明するのでぜひチェックしてください。

1-3.粗大ごみを忘れた際の対処法

粗大ごみを出し忘れた際の主な対処法を紹介します。

1-3-1.自治体へ連絡する

まずは、自治体へ連絡してみましょう。連絡は早ければ早いほど好ましいです。回収されてから時間が経過していないときなら、回収してくれる可能性があります。ただし、その可能性はかなり低いので、あまり期待しないほうがいいでしょう。回収してもらえない場合は、ほかの方法がないか相談するのも選択肢の1つです。

1-3-2.次の回収日まで待つ

出し忘れた粗大ごみは、次の回収日まで待つという選択肢もあります。ただし、粗大ゴミの多くは大型家具・大型家電・自転車・楽器など大きめのサイズなので、保管するためのスペースを確保しなければなりません。また、引っ越し直前に粗大ごみが出てしまった場合は、新居に持って行くことになるでしょう。

1-3-3.ほかの方法を考える

次の回収日まで待てない場合は、ほかの選択肢を検討しましょう。前述したとおり、リサイクルショップや不用品回収業者など、ほかにもさまざまな処分方法があります。また、回収してもらえなかったとしても、直接、指定場所へ持ち運ぶこともできるのです。具体的な方法に関しては、次の項目で説明します。

2.出し忘れた粗大ごみを処分する方法

出し忘れた粗大ごみを、自治体の回収とは別の方法で処分する方法を解説します。

2-1.行政指定場所へ直接持ち込む

出し忘れた粗大ごみを行政指定場所へ直接持ち込む方法があります。自治体によって回収された粗大ごみは、街のごみ処理センターへ集まる仕組みです。そこへ直接持ち運べば、次の回収日を待たずに処分できるでしょう。ただし、粗大ごみは大きく重いものがほとんどなので、1人で持ち運ぶには少々難しいところがあります。何人かで協力すれば問題ないですが、大ケガをしないように注意することが大切です。

2-2.使えるものはリサイクルショップで売る

粗大ごみの中には、まだ使える状態のものもあるでしょう。正常に使えるものをそのままごみとして捨てるのは、とてももったいないことです。出し忘れたことをいい機会として、リサイクルショップへ売るのも方法の1つとなります。買い取ってもらうことができれば、処分費用もかかりません。また、リサイクルショップは多数のジャンルを扱っているので、正常に稼働すれば問題なく買取対象になるでしょう。商品の状態・ジャンル・メーカーなどで異なりますが、中古市場で需要が高く人気があるものは積極的に買い取られる傾向があります。

2-3.まとめて処分可能な不用品回収業者へ依頼する

粗大ごみの量が多く、運搬が困難な場合は、不用品回収業者へ依頼する方法がおすすめです。不用品回収業者の大きなメリットは、すぐに処分できることでしょう。電話などで問い合わせて都合が合えば、すぐに家まで回収しにきてくれます。粗大ごみが大量にあっても、回収してくれるので心配はいりません。ただし、回収費用や収集・運搬費用がかかるので見積書は細部までチェックしておいたほうがいいでしょう。

2-4.出品額が決められるネットオークションを利用する

粗大ごみの売却を考え、自分が納得いく値段で売りたいなら、ネットオークションを利用する方法があるでしょう。ネットオークションでは、あらゆるものが売買されています。登録さえすれば、写真と説明文を掲載し出品できる簡単なシステムです。一見、便利そうに見えますが、粗大ごみをすぐに処分したい方には向いていません。買い手がすぐに見つかるとは限らないので、売れるまで保管する必要があります。また、売れたとしても、自分でこん包し落札者へ送らなければなりません。何かと手間と時間がかかるので、最終手段にしておきましょう。

3.出し忘れた粗大ごみの注意点

出し忘れた粗大ごみで、押さえておきたい注意点をいくつか紹介します。

3-1.そのまま放置しない

粗大ごみを出し忘れてしまうと、玄関や車庫などにそのまま放置しがちです。中には、勝手にごみ捨て場に捨てる人もいます。粗大ごみの回収に間に合わなかったからといって、放置しないようにしてください。粗大ごみの放置は不法投棄とみなされ、罰則が課せられる可能性があります。また、家に放置する期間が長くなるほどホコリやゴミがたまりやすくなり、不衛生な環境になるでしょう。ごみ捨て場での放置も、近所迷惑になる可能性があるので絶対に放置しないでくださいね。

3-2.家電リサイクル法とPCリサイクル法

粗大ごみを処分する場合、家電リサイクル法とPCリサイクル法に気をつけてください。それぞれの法律に指定されている品目は、粗大ごみとして回収できません。家電リサイクル法の対象品目はテレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫の4品目、PCリサイクル法はノートパソコンなどです。製造メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられているので、製造メーカーに問い合わせてください。また、自治体の中には、小型家電リサイクル法に基づいて処分方法を定めているところもあります。小型家電リサイクル法に指定されている品目は、公共施設や販売店などに設置されている回収ボックスへ投函するか、自治体が認可した業者へ回収を依頼することになるでしょう。

3-3.回収業者へ依頼する際は、費用に要注意!

不用品回収業者へ依頼する場合は、回収にかかる費用を必ず確認してください。近年、「回収後に追加料金を請求された」「不法投棄されていた」など、回収業者との間でトラブルが多発しています。トラブルを未然に防ぐためには、事前の確認が必要なのです。さらに、業者選びのポイントもしっかりと押さえておきましょう。

  • 不用品回収の実績があるか
  • 回収方法が充実しているか
  • 低費用で回収してもらえるか
  • 回収だけでなく、買取サービスも実施しているか
  • 無料相談や無料見積もりが可能か
  • 口コミや評判がいいか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

不用品の回収と買取を行っているダスト.net東京では、即日対応も可能です。買取不可になったとしても処分できるので、手間と時間をかけることなく粗大ごみが処分できます。ぜひ1度チェックしてみてはいかがでしょうか。また、不用品が大量にある場合は、定額パックプランがおすすめです。

3-4.買取してもらえない粗大ごみもある

正常に稼働したとしても、すべての粗大ごみが買取対象になるわけではありません。たとえば、家電の場合は、製造から3~5年以内のものが買取対象になるでしょう。逆に、10年以上使用している家電は、ほとんどの業者で買取不可となります。また、目立つ傷や汚れがついていたり、不具合が起きたりしているものも買い取ってもらえません。

3-5.ネットオークションやフリマサイトはリスクが高い

粗大ごみをネットオークションやフリマサイトで出品する方法は、かなりリスクが高いのであまりおすすめしません。ここ近年、利用者が増えていますが、粗大ごみのほとんどは大きく重いので、落札者へ送るための準備に手間がかかるからです。サイズが大きく重いものほど送料がかかるため、着払いにすると買い手がつかなくなるでしょう。

4.粗大ごみに関してよくある質問

粗大ごみに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.引っ越しで急を要する場合の対処法は?
A.引っ越し業者へ粗大ごみの処分をお願いするのも対処法の1つです。費用は割高になりますが、手間と時間をかけず、すぐに処分できる方法といえるでしょう。しかし、すべての引っ越し業者が粗大ごみの回収を受けつけているわけではないので、事前の確認が必要です。具体的な費用に関してもきちんと尋ねたほうがいいでしょう。

Q.処分・買取以外の粗大ごみを手放す方法は?
A.知人や施設に譲る方法があります。自分にとっては粗大ごみでも、欲しがっている人が近くにいるかもしれません。特に、ソファーやベッドなどの大型家具、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどの日用家電は1人暮らしを始める人に需要があります。中古でも無料で手に入れられるなら、欲しがるはずです。近くに欲しがっている人がいないか、周囲の人に尋ねてみてください。

Q.高価買取のポイントは?
A.取扱説明書・元箱・部品など、購入時についてきた付属品をそろえて買取へ出すことです。付属品がついていると、中古品でも売れる可能性があります。そのため、付属品の有無で買取の可否を判断している業者も多いのです。また、ホコリなどの汚れをキレイに拭き取ることも高価買取のポイントとなります。新品状態で未開封のものは、なるべくそのままにして買取へ出してください。

Q.無料回収業者は利用しないほうがいいのか?
A.できるだけ利用を控えたほうがいいでしょう。無料回収業者は、回収した後に追加料金を請求する傾向があります。悪徳業者の可能性が高いので、安易に利用しないほうが安全です。無料回収業者を利用するよりも、適切な料金を支払ってきちんと処分してくれる業者を選んでください。どうしても利用したい場合は、なぜ無料回収ができるのか理由が明確になっているかどうかチェックしましょう。

Q.回収業者へ依頼する際の費用はいくらぐらいか?
A.粗大ごみの種類と大きさ・量などで異なりますが、1点当たり3,000~5,000円が目安になるでしょう。あくまで目安となるため、具体的な費用は無料見積もりを依頼してください。また、基本料金+収集・運搬料金が数千円かかることになります。どんな内容にいくらかかるのか、見積書の内訳をきちんと確認してから依頼しましょう。

まとめ

粗大ゴミを出し忘れてしまったときは、すぐに不用品を回収してくれる不用品回収業社へ依頼しましょう。出張回収を利用すれば、家にいながら処分することができるので手間と時間もかかりません。次の回収日を待たずにすぐ処分できるのは、大きなメリットといえるでしょう。ただし、中には不正をはたらく悪徳業者も存在しているので、しっかりと業者選びのポイントを押さえておく必要があります。また、買取できるものは、買取に出したほうが処分費用の節約につながるのでおすすめですよ。

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