
【賢く処分】プロジェクターは買取に出せる? 廃棄方法やポイントについて解説
映像を大きく映し出すプロジェクターは、会議やプレゼンテーション・講演会などで役立つ装置です。そんなプロジェクターが要らなくなったとき、処分を考えるでしょう。しかし、どうすれば処分できるのか、プロジェクターの廃棄方法で悩んでいる方は多いはずです。捨てる方法ばかり考えてしまいますが、プロジェクターは買取可能な機器でもあります。まだ、使えるものはリサイクルショップや買取店・不用品回収業者などお店で買い取ってもらえるでしょう。
そこで本記事では、プロジェクターの基礎知識・売却方法・売却のポイント・業者の選び方などについて詳しく説明します。
この記事を読むことで、プロジェクターを買取処分するために必要な情報やポイントを知ることができます。処分や買取を考えている方はぜひ参考にしてください。
1.プロジェクターの基礎知識
スムーズに買取をすすめるためには、プロジェクターの基礎知識を把握することが大切です。一体どんなものなのか、種類や主な使い方・用途・最近の傾向などについて詳しく説明します。
1-1.どんなものか
プロジェクターはディスプレイ装置の一種です。画像や映像などを大型スクリーンに投影する装置であり、現在では液晶やDLP(デジタルミラーデバイスを使用した映像表示システム)などを用いて投影します。スライドを投影するスライドプロジェクターや透明なシートの上に図版を投影するオーバーヘッドプロジェクターなど多種多様です。
1-2.種類
代表的な種類といえば、CRT・液晶・DLP・LCOS・GLVプロジェクターが挙げられます。それぞれの特徴を以下にまとめてみました。
- CRTプロジェクター:光学系を用いてCRTに表示された画像を拡大し投影する
- 液晶プロジェクター:液晶パネルを内臓。放電光を用いた光源ランプから光を透過させて、スクリーン上に拡大投射する
- DLPプロジェクター:DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)を用いて映像を表示する
- LCOSプロジェクター:反射型液晶素子を用いて投影する
- GLVプロジェクター:回折現象を利用した反射型表示素子
1-3.主な使い方と用途について
一般的に、プロジェクターは画像や映像を拡大表示したいときに使用されています。たとえば、会議やプレゼンテーション・講演会・イベントなどで写真や書類を拡大するなどです。また、Blu-rayやゲーム機と接続して、大画面でゲーム・映画を楽しむこともできます。基本的な使い方は簡単です。以下に、使い方の手順を記してみました。
- プロジェクターとパソコン(iPhoneやiPodなどのタブレットも可)をRGBケーブルでつなぐ
- 電源コードをプロジェクターに接続して電源を入れると、自動的に投影される
接続する機器やプロジェクターによって使い方は異なります。使用する前に取扱説明書を一読してください。
1-4.人気や最近の傾向について
最近のプロジェクターはLEDを利用したものやコンパクトサイズが多数登場しています。気軽に持ち運びができるプロジェクターに人気が集まっているようです。また、家族全員でゲームや映画が楽しめる、ホームシネマ用も人気が出てきています。
2.プロジェクターの売却について
人気のあるプロジェクターほど、買取に出せる可能性も高くなります。そこで、プロジェクターの買取依頼について詳しくチェックしておきましょう。
2-1.買取に出すメリット・デメリット
買取に出す大きなメリットは、処分費用がかからないことです。査定額の分だけお金を得ることができるため、得たお金で新しい商品を購入することもできます。また、再利用できるものをそのまま処分するのは非常にもったいないことです。欲しがっている人のもとで活躍できたら、喜んで手放すことができます。ただし、壊れているものや目立つ傷や汚れがあるもの・発売年月日から3年~5年以上経過しているものは買取不可となる可能性が高いのです。
2-2.プロジェクターは売却できるのか?
さまざまな場所で活用されているプロジェクターは、買取可能な商品です。会社や学校など用途が幅広く需要があります。ただし、“正常に稼働できるもの”“目立つ傷や汚れがついていないもの”など条件が決まっているので注意してください。壊れていて使えないものは買取不可となります。買取してもらえるかどうかわからない場合は、店舗スタッフに尋ねてみてください。
2-3.売却できないものは?
何度もお伝えしますが、壊れているプロジェクターは買取してもらえません。正常に稼働できるかどうかが大きなポイントになるでしょう。また、古いものも買取額がつかない可能性があります。家電は次々と新しいモデルが登場しているため、旧型の価値が下がりやすいのです。買取処分を検討している方は、早めに査定に出したほうがいいでしょう。
2-5.付属品について
プロジェクターを購入したときに、レンズカバー・リモコン・取扱説明書・保証書・コンピューター接続ケーブルなど付属品がついてきます。付属品は買取価格がアップする要素になるため、大切に保管しておいてください。
3.プロジェクターの売却方法について
プロジェクターが買取できる場所や事前にチェックすべきこと・査定・買取相場など、売却に必要な情報を知ることが大切です。それでは、詳しく見ていきましょう。
3-1.どこで買取してくれるか?
リサイクルショップや買取を行っている不用品回収業者・買取専門業者でできます。また、自分で売りたい金額が設定できるネットオークションも利用可能です。プロジェクターは中古品でも需要が高いため、ネットオークションにおける出品数も増えています。自分にとって利用しやすいお店に査定を依頼してみてください。
3-2.売却の前にチェックしておくべきこと
売却前に、プロジェクターのメーカー・大きさ・製造番号・購入時期・使用年数などをチェックしておきましょう。特に、メーカーや品番は査定をスムーズに行うための大切な項目です。取扱説明書またはプロジェクターの裏などに記載されているので確認してみてください。また、買取できるか確認のために、正常に稼働できるかどうかもチェックしておかなければなりません。不具合があれば、査定スタッフに正直に伝えましょう。
3-3.査定について
査定はお店のスタッフが行います。依頼者の目の前で査定を行う店舗や業者は信用できますが、査定の様子を見せないところは信用できません。査定員がきちんと品物を見ているか確かめましょう。また、査定の際に商品の詳細を聞かれることがあります。スムーズに答えられるようにメモしておくといいですよ。
3-4.買取相場について
プロジェクターの買取額は業者によって異なります。新品状態に近いもの・未使用品・製造年月日から経過していない新モデルなど価値が高いものは、30,000~150,000円と高値がつく可能性があるでしょう。しかし、販売年から3年以上経過しているものや古いものは買取額がつかないこともあります。基本的に、買取相場は販売額の5%~10%といわれているのです。業者・店舗の在庫状況にも左右されるため、複数のお店の査定額を比較したほうがいいでしょう。
3-5.高額査定のコツは?
査定前に、プロジェクターの外面をできるだけキレイにしておきましょう。見た目がキレイなものは新品状態に近いものと判断されやすく、高価買取が期待できます。また、取扱説明書などの付属品も高額買取のコツです。新モデルが登場するたびに旧モデルの価格が下がるため、できるだけ早めに売ることも高額査定につながるでしょう。売りたいときこそ売りどきなのです。
3-6.買取方法について
買取方法は業者・店舗によってばらばらです。ほとんどの業者では出張買取・回収を行っています。連絡すれば、すぐに業者が自宅までかけつけてくれるため、運搬する必要がありません。手間と時間を省くことができるでしょう。近くにお店がない方や運搬が難しい方でも、安心して利用できます。
3-7.注意点
スムーズに買取をすすめるためには、売りたいプロジェクターを詳しく把握しておかなければなりません。売る前に自分でできる確認はきちんとしておきましょう。また、プロジェクターを使用する際はスクリーンも使うことが多いはずです。スクリーンもセットにして売ることで、買取価格があがる可能性もあります。そして、ほかに処分したいものがあれば、この機会に買取ってもらいましょう。ただし、業者によっては査定額アップにつながらないケースもあるので注意してください。
4.プロジェクターの買取業者選び
納得できるプロジェクターの買取ができるかどうかは、業者選びにかかっているといえます。安心して依頼できる業者を選ぶためにも、業者選びのポイントや買取の流れ・注意点などを把握しておきましょう。
4-1.業者選びのポイント
業者選びで悩んだときは、以下のポイントに注目して選んでください。
- 丁寧かつ迅速な対応
- 回収と買取を行っている
- 低価格の回収費用と高価買取
- 古物商・産業廃棄物収集運搬許可を取得している
- 即日対応が可能
- 無料査定・見積もりができる
- お得な定額パックが充実している
4-2.買取の流れと申し込み方法
不用品&粗大ゴミの格安片づけを行っている「ダスト.net 東京」の買取の流れをご紹介します。
- 電話または無料見積もりフォームにて申し込みをする
- 希望の時間帯に予約をして予約日時に自宅に伺い、品物の確認。POS端末で見積もりの確認をする
- 料金に納得できたら作業・査定開始→現金の支払い
買取価格に納得できない場合はキャンセルしても構いません。その際のキャンセル料は一切かからないのでご安心ください。
4-3.注意点
業者の中には回収後に追加料金や買取後の手数料を請求するところがあります。依頼前に、追加料金の有無をきちんと確認しておかなければなりません。もし、見積もり内容に気になる点があった場合はその場ですぐに尋ねてみてください。丁寧に説明をしてくれない業者は信用できません。悪徳業者の可能性が高いため、依頼しないようにしましょう。
5.プロジェクターの買取に関してよくある質問
プロジェクターの買取に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.査定にお金はかかるのか?
A.業者によっては査定料を支払わなければならないところもあります。「ダスト.net 東京」では査定料・キャンセル料は一切いただいておりません。査定額に納得できない場合でもキャンセルできますのでぜひ無料見積もりをご利用ください。
Q.プロジェクターの人気メーカーは?
A.三菱(みつびし)・ソニー・EPSON(エプソン)に人気が集まっています。人気のあるプロジェクターほど高く売れる可能性があるでしょう。
Q.売却に必要な書類は?
A.運転免許証や保険証など、本人が証明できる書類が必要です。身分証明書を提示しなければ買取ができないケースもあるため、事前にコピーしたものを一部用意しておきましょう。
Q.スピーカー内臓のプロジェクターは売れるのか?
A.スピーカー内臓のプロジェクターは高く売れる可能性があります。また、液晶・DLPプロジェクターはほかの種類よりも高値がつきやすい傾向があるタイプです。
Q.買取ってくれない場合はどうすべきか?
A.業者の中には買取と回収を行っているところがあります。買取不可となったプロジェクターは回収してもらいましょう。回収時は、費用はいくらかかるのか確認することが大切です。
まとめ
プロジェクターの売却方法はリサイクルショップ・不用品回収業者・ネットオークションという3つの方法があります。売却を進める前に、プロジェクターが正常に稼働できるかどうかチェックしておきましょう。事前に細かくチェックしておいたほうが、スムーズにすすめることができます。また、きちんと査定してくれるのか、納得できる買取額か、スタッフの対応なども細かくチェックしてください。複数の業者に査定を依頼して、買取額を比較しましょう。比較することで、最も高値がついた業者に依頼できます。スムーズに売却をすすめるためにも、必要な情報と知識を身につけることが大切です。