
引っ越し前の断捨離方法を解説! 不用品を処分する方法とポイント
引っ越しを機会に、要らないものをまとめて処分する方が多いでしょう。引っ越しではクローゼットや押し入れの奥に置いていたものを引っ張り出さなければなりません。そのため、断捨離をするには絶好の機会です。ここで断捨離をしておけば、新居がスッキリします。
そこで本記事では、引っ越しの前の断捨離と不用品の処分方法などについて解説しましょう。
- 引っ越しは断捨離をする絶好の機会!
- 引っ越し前の断捨離方法は?
- 断捨離すべきものベスト5
- 引っ越しの断捨離で出た不用品の処分方法
- 引っ越しの不用品を回収業者へ依頼するポイント
- 引っ越しの断捨離に関してよくある質問
この記事を読むことで、断捨離の方法と不用品を処分するコツが分かります。引っ越し準備をする前にぜひチェックしてください。
1.引っ越しは断捨離をする絶好の機会!
引っ越しは要らないものをまとめて処分する絶好の機会です。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しくチェックしていきましょう。
1-1.引っ越し前の断捨離は気持ちが整理できる
引っ越しは、しまい込んたすべてのものを取り出し、対面できる絶好の機会です。なかなか掃除する機会がない押し入れの奥や屋根裏部屋なども整理整頓することになります。また、精神的にも心機一転できるので、捨てるモチベーションも上がるのです。さらに、引っ越しする日は決まっているため、タイムリミットがあるという意識があれば「後で片付けよう」と断捨離を引き延ばすこともありません。
1-2.断捨離をすると引っ越しが楽になる
引っ越しの準備段階で要らないものを処分すれば引っ越し自体が楽になります。段ボールに詰める品数が少なくなり、費用が抑えられることもあるのです。逆に、断捨離をせず、持っているものすべてを新居へ持ち運ぶとなると、それだけ費用と時間がかかってしまうでしょう。
1-3.新居の収納スペースが確保できる
引っ越し前の断捨離は、新居の収納スペースが確保できるという大きなメリットがあります。キレイな状態を維持したいのに、最初から不用品であふれていると気持ちが沈んでしまうでしょう。新居を気持ちよく使うためには、引っ越し前に断捨離をすることが大切なポイントです。
2.引っ越し前の断捨離方法は?
それでは、引っ越し前の断捨離方法とポイントを解説します。
2-1.最初にすべきことは「仕分け」
引っ越し前の断捨離で最初にしてほしいのは、仕分けです。ダンボールにこん包するときに、「要らないもの」と「要るもの」に分けていきましょう。こん包するときは、思い出のアルバムや記念品など、久しぶりに見るものがたくさんあるはずです。見つけるたびに「懐かしいなぁ」という気分に浸っていると作業が進まなくなるので注意してくださいね。基本的に、1年以上使っていないものは今後も使う可能性が低いため、「要らないもの」に分類することをおすすめします。
2-2.断捨離の大まかな流れを解説!
引っ越しの断捨離を実行する前に、大まかな流れをチェックしておきましょう。
- ものを分別するためのダンボールまたは袋を用意する
- 「要らないもの」と「要るもの」に分類する
- 不用品は早めに処分する
以上の流れだけチェックしておけば、上手に引っ越しの断捨離ができます。また、仕分けの際に、燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクル(売るもの)・人にあげるものと具体的に分けておくと、後で作業をする必要がなくなり時短になるでしょう。
2-3.早めに始めることがポイント
引っ越しはスケジュールが決まっているので、早めに断捨離を始めることがポイントです。特に、旧居が広く、不用品の量が多い家庭は余裕を持って断捨離を始めたほうがいいでしょう。引っ越し前日には、不用品をすべて処分しておきたいですね。
2-4.処分に迷ったら一旦保留する
思い出の品や写真などは、なかなか処分できないアイテムです。仕分けでどうしても悩んだときは、すぐに決める必要はありません。一旦保留しておき、新居に持ち運びましょう。大切なのは、収納場所が決まるまでに捨てられるかどうかです。引っ越しの断捨離は、こん包するときだけでなく、新居で収納するとき・収納を見直すときと全部で3回のチャンスがあります。迷ったものは新居で収納する際にもう1度捨てるべきか残すべきか考えてみましょう。
3.断捨離すべきものベスト5
ここでは、引っ越しで断捨離したほうがいいベスト5の不用品を紹介します。
3-1.収納の大半を占める「衣類」
衣類は、身のまわりにあるものの中で最も量が多いアイテムです。家族の人数が多いほど、大量の衣類をこん包しなければならないでしょう。こん包の前に、ずっと着ていない服は処分してください。サイズが合わない・趣味が変わって着なくなった・古いデザインの衣類は必要ないものです。「いつか着るかもしれない」と思っている衣類は着る機会が訪れない可能性が高いので、この機会に処分することをおすすめします。
3-2.ずっと読んでいない・見ていない「本」「CD・DVD」
雑誌・文庫本・マンガ本・CD・DVDの中には、読んでいない・見ていないものがたくさんあると思います。それらは、引っ越しの際にすべて処分してください。部屋のスペースの多くを占めてしまい、ほかのものが収納できなくなってしまいます。また、大量のマンガ本は引っ越し料金が高くなってしまうので断捨離すべきです。
3-3.ソファー・テーブルなどの「大型家具」
引っ越しを機会に、ソファー・テーブル・ベッドなどの大型家具を買い替える方が多いでしょう。大型家具は不用品の中でも処分しにくいものなので、引っ越しという機会がなければ手が出しにくいはずです。この機会に、新居に必要ない大型家具を処分したほうが、気持ちもスッキリします。
3-4.趣味で集める「コレクション類」
食器・コスメ・フィギュア・カメラ・時計・アクセサリー・紙袋など、人それぞれコレクションしているものがあります。趣味で集めている方もいますが、コレクションは新居の収納スペースを埋めてしまう要素になるでしょう。引っ越しを機会に、今後一生集めるほど熱中しているのか、それだけの覚悟があるのか考えてみてください。
3-5.捨てることができない「思い出の品」
アルバム・写真・故人との思い出の品は、なかなか処分できずに悩んでいる方が多いと思います。思い出の品を捨てるからといって、思い出を失うわけではありません。大切な思い出は心の中に残っているので、手元に残しておきたいものだけ新居へ持って行きましょう。また、写真を撮ってデジタルとして保存する方法もあります。
4.引っ越しの断捨離で出た不用品の処分方法
引っ越しの断捨離で出た不用品の処分方法を紹介します。
4-1.自治体に回収してもらう
1番に思い浮かぶ方法といえば、自治体回収です。燃えるゴミ・燃えないゴミに分類したものは、指定袋の中に入れゴミ捨て場に持っていくだけで処分できます。粗大ゴミや資源ごみは回収日や回収指定場所が決まっているので間違えないように注意しなければなりません。また、大量の不用品を一気に処分すると、近所迷惑になってしまう恐れがあるため、量が多い場合はほかの方法をおすすめします。大型家具もゴミ捨て場まで持って行くのが大変でしょう。
4-2.引っ越し業者へ依頼する
引っ越し当日に不用品の処分が間に合わなかったり、急に不用品が出てしまったりした際は、引っ越し業者へ不用品回収を依頼するのも方法の1つです。大手の引っ越し業者は、不用品回収サービスを受けつけています。ただし、引っ越し料金のほかに不用品回収料金がかかってしまうので注意してください。費用を抑えたい方は、事前に処分しておきましょう。
4-3.リサイクル業者へ売る
不用品の中には、自分ではゴミと思うものでも世間から見ると価値があるものとして見られることがあります。たとえば、ブランド品・有名デザイナーの家具・全巻そろっているマンガ本などです。リサイクルできるもの・売れるものはリサイクル業者へ持って行きましょう。手間はかかりますが、処分費用を抑えることができます。
4-4.不用品回収業者へ依頼する
不用品が大量にある・まとめて処分したいという方は、不用品回収業者がおすすめです。不用品の回収を専門に行っているので、スピーディーかつ手間をかけずに処分できます。不用品を分類する必要もありません。分類から運搬・処分まで請け負ってくれるため、急を要する場合でも依頼できるでしょう。
5.引っ越しの不用品を回収業者へ依頼するポイント
ここでは、引っ越しの不用品を回収業者へ依頼するメリットや業者選びのポイントなどについて解説します。
5-1.不用品の処分と買取が同時にできる
不用品回収業者の中には、回収だけでなく買取サービスを行っているところもあります。不用品回収と買取が同時に利用できれば、処分費用を抑えることが可能です。買取不可になっても処分してもらえるので、手間と時間をかけずスピーディーに処分できます。不用品回収業者の「ダスト.net 東京」では、回収・買取を行っており、即日対応も可能です。365日年中無休で対応しておりますので、ぜひ1度お問い合わせください。
5-2.業者選びのポイント
「回収後に追加料金を請求された」「回収してもらった不用品が不法投棄されていた」など、悪徳業者との間でトラブルが増えています。悪徳業者に引っかからないために、以下のポイントを踏まえた上で回収業者を選んでください。
- 不用品回収の実績がある
- 買取サービスも行っている
- 即日対応が可能
- お得な定額パックが用意されている
- プロのスタッフが搬出・回収作業を行う
- スタッフの対応が丁寧でスピーディー
- 無料相談・無料見積もりを受けつけている
- 口コミや評判がいい
- 産業廃棄物収集運搬許可または古物商許可を取得している
上記のポイントの中で特に注目してほしいのが、廃棄物収集運搬許可と古物商許可です。これらの許可を取得していない業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意してください。ホームページ等に許可番号が記載されているかチェックしましょう。
5-3.引っ越しの断捨離は出張回収がおすすめ
宅配・持ち込み回収と業者によってさまざまな回収方法がありますが、大量の不用品がある場合は出張回収がおすすめです。スタッフが家にやってきて、その場で見積もり回収してくれます。運びづらい大型家具などもプロのスタッフが搬出するので安心です。ただし、業者によって、回収料金のほかに運搬料などの費用がかかるので見積書を確認する必要があります。
5-4.定額パックプランがお得
大量の不用品を処分する場合は、定額パックプランがおすすめです。「ダスト.net 東京」の定額パックプランは基本料金がかからないため、個別プランよりもお得に処分できます。以下に、料金システムをまとめたのでぜひ参考にしてください。
- カゴ車おまかせパック:12,000円(税別)
- 軽トラックおまかせパック:30,000円(税別)
- 1t平トラックおまかせパック:50,000円(税別)
- 2t平トラックおまかせパック:95,000円(税別)
6.引っ越しの断捨離に関してよくある質問
引っ越しの断捨離に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.捨てる・捨てない判断基準を作るポイントは?
A.新居で新しい生活を送るイメージをすることです。新居での理想の暮らしを具体的にイメージすることで、自分にとって必要ないもの・必要なものが見えてきます。また、理想的な暮らしをイメージすれば、断捨離のモチベーションを継続させることもできるでしょう。
Q.断捨離はどこから手をつけたほうがいいの?
A.まずは、衣類など自分の身のまわりのものから手をつけていきましょう。オフシーズンの服・長年着ていない服から見直し、断捨離をしていきます。日常生活で使わないものから断捨離をすることがポイントです。
Q.断捨離が思うように進まないときの対処法は?
A.新居に絶対持って行くものをリストアップした「捨てないものリスト」を作ってください。リストの数としては、10~20個が理想です。あらかじめ、捨てないものリストを作っておけば、捨てるかどうかの判断に迷ったときに役立つでしょう。
Q.自治体で処分する際の注意点は?
A.自治体によってゴミの分類と処分ルールが異なります。自治体回収で不用品を処分する際は、ホームページ等で収集日などをチェックした上で、断捨離を始めてください。特に、粗大ゴミは燃えるゴミや燃えないゴミよりも回収日が少なめなので早めに処分することをおすすめします。
Q.仕分けをする時間がない場合は?
A.不用品回収業者へ依頼しましょう。回収業者の中には、不用品の回収だけでなく仕分けを請け負っているところもあります。高齢者で体力がない方や仕事で忙しい方にはおすすめです。
まとめ
引っ越しの断捨離は、要らないものをまとめて処分できる絶好の機会です。引っ越し前に不用品を処分しておけば、引っ越しが楽になるだけでなく、費用も抑えることができます。新居もキレイな状態が維持しやすくなり、スッキリした空間で理想の生活が送れるでしょう。ただし、断捨離で出た不用品は、早めに処分することが大切です。不用品が大量にある場合は、まとめて処分できる回収業者に依頼しましょう。