押し買いを撃退! 被害に遭わないための方法と対策を知れば怖くない!

押し買い被害に遭っても泣き寝入りしている人が増えているのはご存知でしょうか? 押し買い被害に遭いそうになった人なら、撃退する方法を具体的に知りたいはずです。最初は「よい人そう」と軽く考えて家に入れた途端、「貴金属はありませんか?」「このタンスはもう不要ですよね」と意見を無視し、強引に品物の買取を進められてしまうと焦るものです。拒否すると急に人が変わって恐怖心まであおってきます。押し買いを上手に撃退する方法はあるのでしょうか?

  1. 押し買いトラブルとは何か?
  2. 押し買いを撃退する7つの方法
  3. 押し買い被害に遭ったときの対策
  4. 押し買いを予防するための6つの業者選び
  5. 押し買いでよくある5つの質問

この記事では押し買いを撃退する方法について解説します。よくあるトラブルや、被害に遭ったあとの対策までご紹介するので参考にしてください。

1.押し買いトラブルとは何か?

暑く質な業者による押し買いトラブルが悪い意味で注目されています。どのような手口なのか、被害に遭いやすい人・商品・法律的に問題はないのかについて解説しますのでチェックしてください。

1-1.押し買いは訪問購入だが手口は違法

押し買いは訪問購入に似ていますが少し異なります。訪問購入は、自宅を訪問して品物の買取取引をすることです。ただし、押し買いの問題は、拒否しても強引に買取を行います。また、買取をしても買取金額が安価過ぎることも問題視されているのです。

1-2.訪問購入と違うところ

押し買いの手口として代表的なのが、アポイントメントなく突然家に来るというものです。玄関先に入ると「貴金属はないか。あるなら出して。高く買い取る」と営業トークが始まります。最初は「不用品の高価買取」と期待させることを言いますが、途中から「宝石や貴金属はありませんか? あれば高く買い取ります」と話を展開させるのです。

拒否しても「本物かどうか確かめたくありませんか?」など高価な商品を出すよう話を持っていきます。中には「もっと本格的な鑑定が必要なので会社に持ち帰ってよろしいでしょうか?」と言い、買い取るどころか、勝手に持ち帰り、そのまま行方をくらます悪質業者もいるのです。

1-3.泣き落とし

押し買いでは、泣き落としを使い相手の情に訴える業者もたくさんいます。最初は「見るだけですから。貴金属などがあれば見せてください」と言い、相手が出すと「買い取らせてください。買い取らないと会社をクビになります」と泣き、買取を承諾するまで出ていきません。

1-4.最初は不用品を無料で回収すると言う

最初は「不用品を無料で回収するキャンペーンを行っています」と言って玄関に入れると急に「貴金属の買取を条件に不用品の回収が無料となります」というケースもあります。キャンペーンについては「今だけプラチナの買取価格をアップしていますのでお得です」という手口も少なくありません。

1-5.一人暮らしの高齢者や女性が狙われやすい

押し買いで狙われやすい人がいます。特に一人暮らしの高齢者は狙われやすい人の代表格です。一人暮らしの高齢者だと正確な判断ができない場合もあります。自分ではしっかりしていると思っても、相手はプロですから、おどしたり、ウソをついたりするなどして貴金属といった価値のある品物を買い取ろうとするのです。

また、高齢者ではなくても、一人暮らしの女性も強引な営業に対し断れない人もたくさんいます。また、一度詐欺や悪徳商法にひっかかった人も注意してください。名簿などが流通している可能性があります。一人暮らしだとすぐに相談をする人がいないので、ターゲットにしやすいのです。

1-6.押し買いでターゲットにされやすい品物

  • 貴金属
  • 宝石
  • 着物類
  • 毛皮
  • 骨とう品
  • バイク
  • 自動車

押し買いをする業者が一番ターゲットにしているのが、貴金属類です。特に、金やプラチナは押し買い業者の好物なので注意してください。貴金属は価値が安定しており、高額で売却できるからです。安く買い取り、高く売却すれば、大きな利益を得られます。

1-7.犯罪行為かどうか

  • 素性を伝えないと違法
  • 書面を交付しなければならない
  • 突然訪問するのは違法
  • 伝えた物以外の物を買い取るのも違法

押し買いは犯罪ではないのかと考える人もいるでしょう。訪問購入は特定商取引法の規制対象となっています。ただし、ルールを守れば問題はありません。問題は特定商取引のルールに違反する行為です。「不招請勧誘の禁止(法第58条の6第1項)」では、消費者に依頼をされないと、訪問して「売ってほしい」と勧誘すること自体が禁止されています。

また、「無料査定」と言って、最終的に買取を目的にしている場合も、不招請勧誘の禁止に当てはまるのです。また、訪問購入ではクーリングオフの適用対象となります。業者はクーリングオフを無視することはできません。押し買いで法律違反をすれば、違反した内容で罰則が異なります。たとえば、知らせなければならない情報を伝えない、威圧的に勧誘などをすれば、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が待っているのです。

1-8.押し買いの現状

消費者庁の消費者白書等では、押し買いに関する相談は2010~2011年にかけて急増したことが言及されています。この中で、押し買いの訪問を受けたことがあるという人が18.2%、60歳以上の女性が多く、実際に被害を受けた人が0.5%でした。ただ、2012年8月に特定商取引法改正で、訪問購入が追加されたため、押し買いも行政規制が設けられたという経緯があります。

結果、2012年に貴金属の訪問買取は減少しました。独立行政法人国民生活センターの各種相談の件数や傾向で訪問購入についての相談が紹介されています。PIO-NETに寄せられた相談件数の推移によると、2015年の相談件数は8,601ですが、2016年は8,656、2017年は8,431年で、2018年は6,236です。2017年から減っている傾向ではありますが、まだまだ押し買いの被害はあるので注意してください。

2.押し買いを撃退する7つの方法

自分が押し買いの被害に遭いそうになったらどう撃退すればいいのか分からなければ、対応できません。対策をしっかり知って撃退しましょう。

2-1.電話では話を聞かず切る

押し買い業者は、最初に電話でアポイントメントを取ろうとします。アポイントメントで許可をすると、違法にならないからです。電話では「家に不用品・貴金属類などはありませんか?」と聞いてくることがほとんどでしょう。訪問購入の提案をしたら「ありません」と答えて切ることが一番の対策です。対策としてダメなのはあいまいな態度を取ることでしょう。つけこむスキを見つければ言いくるめようとするはずです。失礼と思う必要はありません。「ありません」と答えてすぐに電話を切りましょう。

2-2.古物商の許可番号をチェック

古物商の許可番号を聞いてみるのもよいでしょう。慣れている業者なら、いい加減な番号を答えるかもしれません。ただ、慣れていない業者の場合、答えられず電話を切る・素直に帰ることもあります。難敵だなと思わせることができれば、そのまま退散することも多いのです。リサイクルや買取を商売として行うには、古物商許可を取得しなければなりません。古物商許可番号は各業者で固定しているため同じ物はないのです。古物商許可をチェックすれば、ちょっと調べるだけですぐに特定できます。押し買いをする悪徳業者なら持っていない可能性が高いのです。

2-3.古物商許可以外に質問責めをする

とにかく質問攻めにするのもよいでしょう。相手の名前・会社名・所在地・電話番号などを徹底的に質問するのです。名前を聞くときは名刺や免許証など身分証明書の提示を求めてください。ただ、偽造している可能性もありますから、信用せず「では改めて必要だと感じましたら電話をさせていただきます」と伝えましょう。悪徳業者なら二度と来ないはずです。

2-4.買取業者で仕事をしていると伝える

しつこいならリサイクルショップなどで仕事をしていると伝えましょう。リサイクルショップで仕事をしているので、不用品はすべて仕事場へ持っていくと言うのです。リサイクルショップなど同じような業種の人間だと分かれば強引なことはしません。違うターゲットを狙ったほうが時間の無駄にならないからです。また、事実関係も詳しく調べることはありません。「どこの会社で働いていますか」と聞かれても「個人情報なので教えられない」と言えば大丈夫です。また、自分ではなくとも「子供がリサイクルショップで仕事をしている」と答えればそれ以上、提案などしてこないでしょう。

2-5.電話をナンバー・ディスプレイにする

電話をナンバー・ディスプレイにしてください。ナンバー・ディスプレイとは、かけてきた電話番号をモニターに表示するNTTのサービスです。ナンバー・ディスプレイを設けると、知らない電話番号ならすぐ分かります。また、一度かかってきた押し買い業者からの電話番号も表示されるので便利です。また、押し買いだけではなくその他の電話でサービスの勧誘を行う業者への対策になります。

2-6.絶対家へ入れない

アポイントメントも取らず家へ来た業者を迎え入れる義務はありません。玄関のドアは絶対に開かないようにしてください。中には少しドアを開けただけで、足を入れて閉めるのを防ぐ業者もいます。一度入れば玄関に座り込んで帰らないことも想定しなければなりません。ドアを開けてもチェーンはしたままなどの対応をしましょう。

2-7.あまりにしつこいなら警察

どんな方法でもしつこく勧誘してくるようでしたら「警察に通報する」意思を伝えてください。多くの押し買い業者は、警察を出せば素直に引き下がるでしょう。また、消費生活センターに相談することも併せて検討してください。

3.押し買い被害に遭ったときの対策

残念ながら、押し切られて被害に遭ったとしても対策はあります。

3-1.売ってしまった場合はクーリングオフ

押し買い業者の被害に遭ってもあきらめることはありません。訪問購入はクーリングオフの対象になっています。クーリングオフとは「売り主が申込書や契約から8日以内ならクーリングオフ制度で、無条件で申し込みの撤回や契約の解除が無条件で行える制度です。訪問購入もクーリングオフの対象となっているため被害に遭ったら活用してください。

クーリングオフでは、取引した品物を返してもらえます。その際、違約金や損害賠償請求は発生しません。品物の返還時にかかった費用は業者が負担することとなっています。たとえ、押し買いをした品物が、第三者に売却されていたとしても元の売主は品物に対して所有権を主張できるのです。

3-2.クーリングオフはできないと言っても無視して大丈夫

業者の中には「クーリングオフはできない」「必要書類を交わしていない」「今、キャンセルすれば違約金が発生する」と言い訳をして、クーリングオフを拒絶することも少なくありません。訪問購入の場合、クーリングオフは可能です。

また、必要書類についても、買取業者はクーリングオフができることを伝えるための書面の通知をしなければなりません。必要書類を交わしていないと言われても、それは業者の責任なのです。そもそも、クーリングオフを拒否するのは、クーリングオフの妨害として禁止されています。ウソなどに惑わされず、クーリングオフを要求しましょう。

3-3.クーリングオフでも対応できない物品がある

クーリングオフはどんな物でも活用できるわけではありません。二輪以外の自動車・家具・書籍・有価証券・レコードやCD・DVDやゲームソフト・携帯するのが難しい家電などが挙げられます。このような物品は、クーリングオフの対象外になるので注意してください。

4.押し買いを予防するための6つの業者選び

押し買いの被害に遭わないためにも、不用品を処分したいなら、信頼できる業者に選ぶことが肝心です。信頼できるよい業者の特徴や注意点について解説します。

4-1.実店舗やホームページを持っている

信頼できる買取業者を見極めるポイントとして、実店舗・ホームページを持っているかどうかが挙げられます。押し買い業者のほとんどは実店舗どころかホームページさえ持っていません。実店舗があれば、悪いうわさが流れれば直接的な実害につながります。押し買いなどをしてお店に傷をつけることは普通の経営者なら避けるはずです。

ホームページについては、情報発信だけではなく信頼してもらうためのツールでもあります。ホームページを制作するのも費用はかかるのです。悪徳業者の多くは無駄な出費を嫌がります。また、ホームページに、住所・電話番号・メールアドレス・古物商許可番号など、必要な情報が掲載されているかもチェックしてください。

4-2.買取実績をチェックする

ホームページなどをチェックすると買取実績が紹介されていることも少なくありません。また、買取実績では、明確に買取金額が記述されていることが多いのです。もし、相場より安い買取価格を出されたなら理由の説明を求めてください。また、査定額に納得できなければ無理に売る必要はありません。「すでに査定をしたのだから無理」と言われても、完全に無視をして帰ってもらいましょう。査定だけで買取取引を承諾したわけではないからです。

4-3.衣服買取と言って途中から貴金属買取を言い出す

電話や玄関先では「衣類などの買取をします」と提案していたのに、家へ来てから突然「貴金属類はありませんか」と言い出す業者には即座に帰ってもらいましょう。特定商取引法では「不招請勧誘の禁止」に該当するからです。違反となるため、まず信頼できる業者ではありません。

4-4.断っても何度も営業電話などをかけてくる

昼だけでなく、夜になっても営業電話をかけてくる業者や、アポもなく訪問してくるような業者は常識がありません。インターホンを何度も押す・ドアを激しくたたき続けるのは、通常の業者ではないでしょう。ただの迷惑行為です。また、断っているのに勧誘を続ける行為は再勧誘に当たります。これも、特定商取引法で禁止している行為なのでチェックしておきましょう。

4-5.クーリングオフについてしっかりと説明し契約書も作る

悪徳業者が行わないのが、クーリングオフについての説明や契約書です。法律によって義務付けられているのに無視をするのは、やましいことがあるからでしょう。通常の業者なら「クーリングオフ」についてもしっかり説明してくれます。また、疑問に思ったこと、不安に感じたことも細かなところまで説明してくれるでしょう。

4-6.無料見積もりかどうか

査定・見積もりは無料かどうかチェックしてください。有料と答える業者は信頼できません。リサイクルショップに行けばすぐ分かりますが、査定料を取っているところはほとんどないのです。不用品回収業者も同じでしょう。見積もりを出すだけで作業料が発生すると言う業者にわざわざ依頼するメリットはありません。

5.押し買いの撃退でよくある5つの質問

押し買いの撃退でよくある質問について5つご紹介します。

Q.あまりにしつこい業者にはどうすればいい?
A.しつこくても無視を徹底しましょう。貴金属を見せなければならない理由はありません。悪徳業者の中には貴金属を見せた途端、奪い取って逃げていく悪質な人間もいます。そのため絶対に見せない・触らせないことを徹底してください。それでもしつこいなら「不招請勧誘」を伝えて、警察に電話をすることを伝えましょう。

Q.問題のない訪問購入業者との取引でも注意したいことはある?
A.交付された書面を隅から隅までチェックしてください。社名・営業マンの名前・住所・電話番号・クーリングオフの説明などあるかどうか調べましょう。また、買取した物の名前・特徴・数字なども間違えていないかチェックしてください。必要な書類を渡されなければ、交付するように求めましょう。

Q.勧誘電話が来て訪問購入に同意したが怖くなった。どうすればいい?
A.一人で対応するのではなく、家族・友人・知り合いにも同席してもらいましょう。相手が複数人であれば、押し買い業者も下手なことは言えません。また、訪問購入と言っても、絶対に買取に同意しなければならないという義務もないのです。来てもらって悪いという考えは捨てましょう。

Q.押し買いに対して警察以外に相談できるところはある?
A.独立行政法人国民生活センターの中にある消費者センターがあります消費者センターは全国の市町村ごとに設置されているので、被害にあったら相談しましょう。

Q.押し買いの被害に遭わないための心構えはある?
A.冷静さを徹底してください。押し買い業者は自分たちのペースに巻き込む技術に優れています。混乱した結果、面倒になり押し買い業者の言うことを聞いてしまい、後悔することになるのです。そのような状況にしないためには、冷静さを保つことを意識しましょう。

まとめ

押し買い業者の被害に遭わないためには、突然家に飛び込みで来る業者には注意してください。最初に電話で訪問購入の勧誘をしてきても、まったく興味がないならその時点できっぱりと断りましょう。また、家に来ても一人で対応しない・最初は家具の買取と言っていたのに途中から貴金属を出すように求められるなら押し買いの可能性が高いのです。押し買い業者には冷静に対処し、厳然とした態度で対応しましょう。

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