引越しごみ片付けで大ピンチ!窮地のときこそ頼れる極上のパートナー

1.引越し時に出るごみの種類

引越しという状況に直面したとき、あなたは、部屋の中にあるごみの多さに驚くはずです。いえ、あなたが片付け下手というわけではありません。多くの人が経験することなのです。
ごみといっても、引越しで発生するごみや不用品は、日常生活で発生するごみとは、ちょっと事情が違います。
今までは必要なものでした。しかし、引越し日へのカウントダウンに合わせて、ごみへと変化しつつあるのです。

  • 可燃物:大切にファイルしていたのに、一回も見ることなく本棚に鎮座していた紙資料、同じ本棚で何年も眠ったままの書籍類、クローゼットやたんすの肥やしになっていた衣類。引越しを前に、どうしますか?
  • 不燃物:机の引き出しには、しまい込んだままの金属製、ガラス製の小物類はありませんか?
  • 不要な電化(気)製品:エアコンに役割を譲って、押し入れの中が定位置の扇風機、新製品の購入で聴かなくなった旧型の音響機器、解像度が低いため、手にすることがなくなったデジタルカメラ。よくあるケースです。新居に連れていきますか?
  • 大型家具:ベッドやソファー、イスとテーブル、食器棚。引越す新居の広さが違うとしたら、使えるのでしょうか。狭い部屋だったら、大は小を兼ねてくれません。広くなっても、レイアウトがうまくいかず、居心地が悪い空間になってしまうでしょう。ちゃんと考えていますか?
  • その他:1か月単位で出していた新聞紙。引越しを予定している日には、どれくらいたまっているのでしょう。一緒に新居へ引越しますか?

引越しに伴って予想されるごみや不用品候補は、ざっとあげただけでも、こんなにあります。おそらく、片付け上手を自負していた人でも、あまりの多さにびっくりするでしょう。それくらい、引越しでは大量のごみや不用品が発生します。引越しする日になって慌(あわ)てないように、今から処理を始めてください。

2.引越しごみの捨て方(自治体編)

引越しごみは、まず、できるだけ自治体に回収してもらって捨てましょう。ごみの捨て方は、自治体ごとに少し変わりますが、基本的には同じです。東京都A区を例に、見てみます。正確な捨て方は、お住まいの自治体に問い合わせてください。ごみの分類と捨て方、収集日の朝いつまでに出すというように、細かなルールがあります。ルールにのっとって捨ててください。知っているようで、よくわからないことがいっぱいあるはずです。

2-1.可燃ごみの出し方

可燃ごみは、以下のようなものがあります。

  • 生ごみ、紙くず、衣類、木くず
  • プラスチック類(日用雑貨・おもちゃ・ビデオテープ・CDなど)
  • ゴム製品(ゴムホース・長靴・運動靴・ゴム手袋など)
  • 革製品(靴・かばん・ベルトなど)

フタができる容器か、中身が見える透明・半透明のポリ袋に入れて、集積所に出します。
可燃ごみの収集は、週に2回です。

2-2.不燃ごみの出し方

不燃ごみとなるのは、次のようなものです。

  • 金属類(なべ・フライパン・包丁・カセットボンベ、スプレー・ライターなど)
  • アルミ製品(アルミホイル・加熱用うどん容器・レンジカバーなど)
  • ガラス製品(コップ・グラス類・電球・蛍光管など)
  • 陶磁器(食器・花びんなど)
  • 乾電池(アルカリ電池、マンガン電池)
  • 30cm以下の家電製品(アイロン、ヘアードライヤーなど)

可燃ごみと同じように、フタができる容器か中身が見えるポリ袋に入れて、集積所に出してください。
不燃ごみには、上記を見るとわかるように、危険物が含まれています。ですから、慎重なごみ出しが必要です。そこで、以下のようなルールが定められています。

  • カセットボンベ・スプレー缶・ライターなど:ほかの燃やさないごみと分けて、別の袋に入れて出す。
  • ガラスや針・刃物:新聞紙などに包み、「キケン」と表示して出す。
  • 蛍光管・電球:ケースなどに入れて出す。

不燃ごみの収集は、2週間に1回です。

2-3.プラスチック製容器包装(プラマーク)

容器包装リサイクル法で、リサイクルの対象とされた容器包装です。通称、プラ容器と呼ばれています。日常でも、引越し時にも、大量に出るごみです。以下を見ればわかるように、まさに生活に密着した資源ごみといえます。

  • トレイ類:コンビニ弁当容器、肉・魚の食品トレイ
  • カップ・パック類:カップ麺・卵などの容器
  • ボトル類:洗剤・シャンプーなどの容器
  • チューブ類:マヨネーズ・ケチャップなどの容器
  • フタ(キャップ)類:チューブ類のフタ、ペットボトルのキャップ
  • ポリ袋・フィルム類:レジ袋・スナック菓子などの袋
  • 緩衝材・網(ネット)類:発泡スチロール、果物ネットなど

プラ容器は、ほかの資源ごみとは別の日に、プラ容器だけを収集しています。中身を使い切り、洗ってきれいにして出すことはご存じでしょう。汚れが取れないものは、可燃ごみとして出します。
収集は週1回。「プラマークの日」に、ポリ袋に入れて集積所に出します。

2-4.粗大ごみの出し方

1辺の長さが30cmを超えたごみは、粗大ごみとなります。申込制で有料です。電話やインターネットで申し込む必要があります。

  • 電気・ガス・石油器具
  • 箱物家具(げた箱・サイドボード・たんす・戸棚・ペット小屋・仏壇・物置など)
  • 寝具(ふとんなど)
  • 自転車

などがあります。
粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入してください。出し方は、処理券を粗大ごみに貼って、集積基地に持ち込むか、収集に来てもらうかの2とおり。
箱物家具では、最高で2,200円の手数料がかかります。

2-5.資源ごみの出し方

捨て方を知っているようで、よくわからない代表格が資源ごみです。出し方に細かなルールがあります。お住まいのまちのルールを確かめてください。

  • 新聞、雑誌・書籍、段ボールなどの古紙類、牛乳の紙パック:束ねるなど、まとめて集積場に出す。
  • ガラスびん:専用コンテナへ入れる。キャップ・フタは、金属製のものは不燃ごみへ、プラスチック製のものはプラマークの日に出す。
  • 缶(スチール・アルミ):専用コンテナへ入れる。
  • ペットボトル(清涼飲料水用、酒類用、調味料用):中を軽くすすぎ、つぶして専用ネットに入れる。キャップやラベルは、はずしてプラマークの日に出す。
  • 食品トレイ(発泡スチロール製):シールやラップははずし、中を軽くすすいで乾かしたあと、専用ネットに入れる。

週1回、集積所に出します。

2-6.引越しで大量に出したごみは有料!

「引越しで出たごみは、有料です」
このようにいわれたら、あなたは、「そんなバカな!」と怒るでしょう。でも、まちがいありません。本当です。
家庭から出るごみでも、引越しで一度に大量に出す場合、有料になります。
一度に大量とは、「45L袋で4袋以上」です。全国的にそうなっているかはわかりません。でも、少なくとも、東京では有料です。
引越しで大量に出す場合は、管轄の清掃事務所などに問い合わせてください。というよりも、こまめに3袋以内でごみ出しすれば、そんな必要もなくなり、引越しの準備もうまくいくはずです。

2-7.家電製品は、「捨てる」「リサイクルする」

家電製品は、「捨てられるもの」と「リサイクルすべきもの」の2つがあります。後述する「家電リサイクル法」、さらに「小型家電リサイクル法」の施行によって、どんどんリサイクルのウエートが高まってきました。
現在、ごみとして処分できるのは、不燃ごみの項で紹介した長さ30cm以下の家電製品だけです。
掃除機、空気清浄機、電子レンジ、プリンター、扇風機、照明器具などを対象に、2013年に小型家電リサイクル法が施行されました。現在、家電のリサイクルが推進されています。私たちの生活の中に、少しずつ浸透してきました。
回収方式として3つを紹介します。

<ボックス回収>
公共施設、スーパー、家電小売店などにある専用ボックスで回収する方式です。

<ピックアップ回収>
粗大ごみや不燃ごみと一緒に回収し、処理施設で職員が選び出します。

<ステーション回収>
ごみの回収区分の1つに、小型家電を加えて回収する方式です。

小型家電のリサイクルは、今後ますます進んでいくでしょう。ただし、現状を見ると、メリットとデメリットがあります。

  • メリット:リサイクル料金が発生せずに処分ができる。
  • デメリット:回収方式が自治体ごとにバラバラで、とてもわかりにくい。

2-8.大型家具はバラせば燃えるごみ?

粗大ごみの項でわかるように、大型家具は、代表的な粗大ごみです。収集してもらうのではなく、粗大ごみの収集基地に持ち込むなら、処理費(手数料)は割引されます。
A区の場合、手数料200円の品目は無料に。大型家具など、ほかの品目は半額です。どうせなら、持ち込みたくなりますよね?
というわけで、なんとかして大型家具を、バラバラに解体して収集基地に持ち込みたい。そんな人が出てくるのも当然といえます。ただし、大型家具を、持ち込める大きさに解体するのは、たいへんな労力が必要でしょう。くれぐれも、解体と運搬にはご注意ください。ケガが心配です。

ところが、話はまだ続きます。大型家具など粗大ごみを小さく解体すると、可燃ごみとして出せる自治体も、東京にはあるのです。
一方で、解体しても可燃ごみとして認めない自治体もあります。なぜかというと、「元の大きさで判断する」からです。
同じ東京都内でも、粗大ごみを解体して可燃ごみにできる自治体と、できない自治体が同居しているのは、何だかわかりにくい構図といえます。
引越しで大型家具を出すとき、粗大ごみの扱いがどうなっているのか。東京にお住まいの方に限らず、確かめた方がいいでしょう。

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