神棚の処分方法は?どこに依頼すればいいの?

1.神棚に祀(まつ)られているものとは?

神棚は、神様を祀(まつ)ってある場所です。
小さなお社のような祭壇を家の高いところに祀(まつ)ってあるのが一般的でしょう。
なお、歴史ある家の場合は自宅の敷地の一角にお社(やしろ)が建っている場合があります。
これは、屋敷神、屋敷稲荷(やしきいなり)といわれるもので、神棚よりもより本格的なものです。
神棚には、神様の依代(よりしろ)とお供えものを備える道具をお祀り(まつり)してあります。
依代(よりしろ)とは、神様の代わりにお祀り(まつり)するもので、お札が一般的です。
しかし、このほかにも鏡や神像(しんぞう)、さらにその神様を象徴する道具である場合もあります。
また、稲荷(いなり)神の場合はきつねの像があることもあるでしょう。
仏壇と比べて神様の種類が多い傾向にあります。

2.神棚の処分方法とは?

この項では、神棚の処分方法や注意点をご紹介します。
神棚の処分方法でやってよいこと、悪いことは何でしょうか?

2-1.お札のお納め所は利用しないこと

神社に設置されている古いお札やお守りを収める「お納め所」は、基本的に新しいお札をいただいた際、古いお札をお納めするところです。
ですから、神様の依代(よりしろ)をお納めすることはできません。
また、神像(しんぞう)なども同様です。
最近はお納め所にいろいろなものが入れられるため、神社も対応に苦労しているそうですから気をつけましょう。

2-2.基本は、依代をいただいた神社にお返しをする

日本の神様はたくさんいます。
ですから、神棚に祀(まつ)っていた神様は、それをお祀り(まつり)している神社へお返ししましょう。
本社でなくても分社やお旅所(たびしょ)でもかまいません。
しかし、どうしても遠くて返しに行けないという場合は、氏子(うじこ)になっている神社か、近所の神社に相談してください。
玉串料(たまぐしりょう)といってお寺のお布施に相当するものを払って、引き取ってもらえることが多いでしょう。
相場は数千円程度です。

2-3.神棚はゴミとして処分してもよいの?

神棚は、大きいものから小さいものまでいろいろあります。
神社でまとめて引き取ってくれる場合もありますが、依代(よりしろ)以外は断られることもあるでしょう。
大きな神社の場合は、参道に神棚などを販売しているお店があります。
そこに相談してもらえば引き取ってもらえることもあるでしょう。
どうしても引き取り手がいない場合は、お塩やお酒でお清めをしてから、ゴミに出すしかありません。
しかし、もともと日本では神様のお住まいはひんぱんに新調されるものでした。
伊勢神宮や出雲大社も20年に一度建て替えられています。
ですから、依代(よりしろ)さえお返しすれば、残りのものはそれほど気を使わなくても大丈夫、という意見もあるのです。
また、神棚は仏壇と違って小さいものが多いので、処分もそれほど難しくはないでしょう。
何ゴミに相当するか分からない場合は、自治体に問い合わせてください。
お焚(た)き上げなどをしなくてはならない、とあちこちに問い合わせする必要はありません。

2-4.自宅の敷地にお社(やしろ)がある場合の方法

自宅にお社(やしろ)があり、屋敷神やお稲荷(いなり)様が祀(まつ)られている場合は、祖先が神社から神様を分所してもらった可能性が高いです。
この場合は、神主に依頼して、神様を再び神社にお返ししてもらいましょう。
稲荷(いなり)神社は日本で最も数が多いので、近所に必ず祀(まつ)られている神社があるはずです。
どこかの神社の氏子(うじこ)になっている場合は、その神社の神様が祀(まつ)られていることが多いでしょう。
神社に依頼すれば、当日必要なものを教えてくれます。
この場合も玉串料(たまぐしりょう)が必要です。
相場は1万円前後が相場になっています。
処分当日は、神主が祝詞(のりと)をあげに来てくれるので同席し、今まで家を守ってくれた感謝をしましょう。
お社(やしろ)は、工務店などに依頼すれば撤去してもらえます。

2-5.仏具の処理を依頼しないこと

日本では、仏教と神道が長い間共存してきました。
ですから、家に仏壇と神棚の両方があることも珍しくありません。
親が亡くなり自宅を処分する際、仏壇と神棚の両方を処分しなければならなくなった、ということも今は珍しくないでしょう。
「ついでだから、一緒に仏具の処分も頼みたい」という方もいると思います。
しかし、神社に仏具の処分は依頼できません。
逆に、お寺に神棚や神像(しんぞう)の処分も依頼できないのです。
ですから、必ず別々に依頼してください。
また、人形やぬいぐるみ、故人の遺品といった「ただ捨てるのには抵抗があるもの」は、引き取ってくれる神社が限られています。
ですから、どうしても捨てられないものがあるという場合は、それらを引き取ってくれるところを探しましょう。
最近は、不用品回収業者が回収から供養まで行ってくれるところもあります。

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