ごみ屋敷を片付ける!不用品回収方法と業者選びの5つのポイントとは?

1.ごみ屋敷が及ぼす悪影響と原因について

1-1.深刻化するごみ屋敷問題

テレビや新聞でたびたび報じられるごみ屋敷。ごみ屋敷とは、ごみが家や家の敷地内に溢(あふ)れかえった住宅のことです。ごみが溜(た)まった状態は、火災・放火の危険性や悪臭・害虫の発生などにより、周辺住民から苦情が寄せられる社会問題となっています。
2009年10月に起こったごみ屋敷の火災では、一人暮らしの住人が20年かけて溜(た)め続けたごみが原因でした。近所の住民は、長い間、悪臭と害虫に悩まされてきたと言います。昨今、こうしたごみ屋敷のトラブルが全国で多発しているのです。

1-2.急増するごみ屋敷の背景

ごみ屋敷が急増する背景には、ゴミ屋敷に住む住民それぞれが、さまざまな問題を抱えていると言います。少子高齢化・核家族が進む現代では、実家がゴミ屋敷となり片付けの問題に直面している人も多いでしょう。ごみ屋敷の住民には一人暮らしが多く、寂しさや孤独がごみを集める異常行動につながっていると言うのです。また、家族を失った・・・などショックな出来事や強いストレスを受け、片付ける気力を失う人もいます。高齢者だけではなく、仕事の忙しさや過労・人間関係のトラブルなどで、ごみを溜(た)め込む若い人たちも増えてきました。うつや統合失調症の患者も急増しています。ごみ屋敷の”片付けられない”背景には、精神的な病が大きく関係しているのです。
さらにもう一つ、ごみ屋敷の背景には、重要なポイントがあります。2001年4月に施行された家電リサイクル法の影響です。家電リサイクル法の制定により、家電や粗大ごみを捨てるには費用と手間がかかるようになりました。使わなくなったテレビや冷蔵庫を昔のように廃品回収や粗大ごみとして簡単には廃棄できなくなったです。ごみを捨てるだけでお金と手間がかかるなんて、年金暮らしの高齢者や生活するだけでやっとの人・忙しい現代人には悩ましい問題となってしましました。

1-3.ごみ屋敷を招く原因とは?

テレビで放映されるごみ屋敷を見て、「よくこんなに溜(た)め込んだな」と不思議に思いませんか?ごみ屋敷を招く原因にはいくつかのパターンがあります。

  • 整理整頓ができない
  • ものが捨てられない
  • ものを集めてくる
  • ごみをごみだと思わない
  • 精神的疾患を患っているため片付けられない

ごみ屋敷の住民の心理状態は複雑です。片付けようと思っているのに精神疾患のせいで整理整頓ができない。ものを集めることで安心感を覚える。ものを失うのは不安を感じる・・・といったケースが多いです。通常なら、汚れた部屋を見て悪臭や害虫に嫌悪感を抱きます。しかし、心の病が原因で、異常行動を繰り返してしまうのでしょう。女性に多い例では、”買い物依存症”です。家の中に買い物したバックや洋服が溢(あふ)れかえり、その罪悪感から自暴自棄になるケースがあります。精神的な病を抱えると片付けどころではなくなるのです。ごみ屋敷の原因は一概に特定できるものがなく、いくつもの原因が重なり蓄積された結果だと言えるでしょう。また、精神的な疾患ではなく、ただ単に不潔な環境を不快と思わない人もいます。

1-3.ごみ屋敷が及ぼす悪影響

ごみ屋敷は、精神的にも身体的にも悪影響しかありません。

  • 害虫の発生・害獣が住み着く
  • 悪臭
  • 放火や火災の危険性
  • 体調不良・アレルギーの発症
  • 山積みのごみが倒れてきてケガをする
  • イライラする・集中力が続かない
  • 疲労が取れない
  • 不眠による体調不良

ごみが溢(あふ)れかえった部屋では、精神的に落ち着くことができません。イライラ・焦り・不安感で、ごみに対しての執着が日に日に強くなり、精神的疾患が進行する傾向にあります。また、家に人を呼べなくなることで、他人との関係が希薄になり孤独感も増すでしょう。害虫や悪臭は近隣住民へ迷惑をかけてしまいます。さらに、さまざまなごみが散乱しているごみ屋敷では、いつ発火してもおかしくありません。火災が発生すれば隣近所へ燃え移る可能性があります。このままごみ屋敷を放置することは、誰かの命を奪うことにもなりかねないのです。

2.ごみ屋敷への対応策!周囲ができることとは?

2-1.ごみ屋敷に対して自治体の対応は?

東京都足立区では、全国で初めて制定した「ごみ屋敷条例」というものがあります。かつて、ごみ屋敷が社会問題として取り上げられた当初は、ごみ屋敷条例はありませんでした。不法投棄や火災の危険性・悪臭問題を引き起こしていていても、家の敷地内にあるごみは固有の財産とみなされ、自治体が勝手に処分することができなかったのです。しかし、ごみ屋敷条例ができたことで、自治体に住民への指導・勧告の権限を与え強制撤去が可能になりました。現在、大阪市でもごみを強制撤去する条例が施行されています。足立区の条例が制定された1年後、2014年に日本維新の会含む4党が「ゴミ屋敷禁止法案」を衆議院に提出しました。ゴミ屋敷に対して勧告の権利と勧告に従わない場合罰金が科せられるという法案です。ごみを強制撤去する刑事告発をする自治体もある一方で、ごみ屋敷を整理し、住民の生活支援・心のケアを重視する自治体もあります。

2-2.ごみ屋敷に対して周囲ができること

近隣にゴミ屋敷がある場合、周囲の住民にできることはあるのでしょうか?自分で片付けたいけど片付けられない住人の場合は、苦情を聞き入れ片付けることもあります。しかし残念ながら、ごみ屋敷の住人はごみをごみだと思っていません。住人本人は、ごみを「資産」、「価値があり生活に必要なもの」と主張することが多いのです。片付けると言いながら数年経過しているごみ屋敷は、全国に存在しています。ごみ屋敷の原因が住民の精神疾患を患っていると、心のケアをしなければ解決できません。ごみ屋敷に、直接苦情を言う・片付けを促す行動で、新たなトラブルを引き起こしてしまうこともあるでしょう。ごみ屋敷の住人に注意したことで、嫌がらせを受けるトラブルも後を絶ちません。ですから、近隣のごみ屋敷への指導は行政や各自治体に任せましょう。自治体によっては強制撤去することもあります。

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