
自転車の処分方法4選!防犯登録を抹消する必要性や方法も紹介!
「自転車を処分するにはどんな方法があるのか?」「簡単に処分できる方法を知りたい」という人は多いでしょう。不要になった自転車をいつまでも処分せずにいると場所を取るだけでなく、処分するのがどんどん面倒になってしまいますよね。自転車の処分方法はいくつか選択肢があるため、知っておくとよいでしょう。
この記事では、自転車を処分するおすすめの方法や防犯登録の抹消方法などを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、自転車を処分する際の注意点や買取に出すポイントなどが分かるはずです。
1.自転車を処分する前に
まずは、自転車を処分する前に行うべき、防犯登録の抹消手続きについて詳しく解説しましょう。
1-1.自転車の防犯登録は利用者の義務
日本の法律では、自転車の利用者は必ず防犯登録を行うことを義務づけています。防犯登録をすることで警視庁のコンピューターにデータが登録され、自転車が盗難被害にあっても戻ってきやすくなるのです。自転車を販売している店ならどこでも登録できます。
1-2.自転車を捨てるときには抹消手続きが必要
防犯登録をしたまま自転車を人に譲ったりリサイクルショップに売ったりした場合、新しい利用者による盗品だと認識されてしまう可能性があります。ゴミとして廃棄した場合も、万が一ゴミ捨て場からその自転車が盗み出されて利用された場合、警察から電話がくるなどのトラブルに巻き込まれる危険もあるでしょう。
1-3.抹消手続きに必要なものは?
自転車の防犯登録を抹消する際の手続きには、以下のものが必要になります。
- 防犯登録カード
- 身分証明書
- 自転車本体
防犯登録カードを紛失してしまっている場合、自転車を購入したときの領収書や保証書などでも替わりになります。
1-4.警察署や自転車販売店で手続きができる
防犯登録の抹消手続きは、最寄りの警察署や自転車販売店で行うことが可能です。手数料として数百円かかる場合もあるため、確認しておくとよいでしょう。
2.自転車を自分で処分する方法
自分で自転車を処分する方法やメリット・デメリットをまとめました。
2-1.粗大ゴミとして捨てる
自転車は、自治体が回収する粗大ゴミとして捨てることができます。直接ゴミ処理センターに持ち込むか、回収に来てもらうか、方法は2種類です。粗大ゴミとして回収してもらう際の費用は、ほとんどの自治体で数百円となっています。
2-2.自治体のルールを確認しよう
自転車を粗大ゴミとして捨てる方法は、自治体によって異なります。一般的な手順は以下のとおりです。
- 電話またはインターネットで申し込む
- 回収日時と回収場所・料金を確認する
- 料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、自転車に貼る
- 指定された日時に回収場所へ持っていく
2-3.自治体を利用するメリットとデメリットは?
自治体回収を利用するメリットは、やはり安さでしょう。また、相手が自治体という安心感も大きいと思います。その反面、回収日時が決まっていること・回収場所まで運搬する必要があることなどがデメリットです。
3.自転車を販売店に下取りしてもらう場合
販売店による自転車の下取りについて解説します。
3-1.下取りサービスの内容は販売店によって異なる
多くの自転車販売店では、新しい自転車の購入を条件に古い自転車の下取りを行っています。ただし、処分費用がかかる場合や、引き取りに来てもらうために出張費用が発生する場合もあるので事前に確認しておきましょう。
3-2.通販でも下取りを利用できる場合も
通販ショップで自転車を購入した場合も、下取りサービスを利用できることがあります。無料で回収してくれるショップもあるため、事前に確認してみるとよいでしょう。
3-3.手数料がかかることもある
下取りや引き取りを依頼する際に手数料がかかるかどうかは、販売店によって異なります。一般的には、防犯登録の抹消手続き代行や、出張による運搬を依頼した際に、手数料が発生することが多いでしょう。
3-4.下取りのメリットとデメリットは?
下取りのメリットは、購入と処分が同時にできて手間が省けるという点でしょう。ただし、このようなサービスを行っていない販売店もあるため、事前に確認する必要があるという点がデメリットです。
4.状態のよい自転車はリサイクルを
比較的状態のよい自転車は、買取に出したり人に譲ったりしてリサイクルするのがおすすめです。
4-1.リサイクルショップや自転車買取業者を利用する
タイヤのパンクやチェーンのきしみ・ライトの不点灯などの不具合がなければ、買取してもらえる可能性があるでしょう。特に、電動自転車のように元値が高いものは、高価買取が期待できます。リサイクルショップの場合は、直接持ち込めばその場で査定してもらえるため、気軽に利用できる点がメリットです。しかし、買取金額は低めの傾向にあります。できるだけ高額で買取してもらいたいのであれば、自転車専門の買取業者がおすすめです。ただし、相場より低い金額で買取しようとする悪徳業者もいるため、業者選びは慎重に行ってください。
4-2.友人や知人に譲る
友人や知人など、自転車を欲しがっている人に譲る方法もあります。直接やり取りすることになるため、業者選びや手続きなどのわずらわしさがない点がメリットでしょう。ただし、「友人だから大丈夫」と考えて防犯登録の抹消手続きを怠らないよう注意が必要です。譲り受けた側がトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。また、「ジモティー」などの個人譲渡サイトを利用する場合は、必ず身分証明書を相手に提示するようにしてください。
5.不用品回収業者に依頼するには?
不用品回収業者に自転車の処分を依頼するメリットやデメリット・業者選びのポイントなどをまとめました。
5-1.信頼できる業者選びを
以下のポイントを参考に、信頼できる優良な不用品回収業者を選びましょう。
- 豊富な実績があるか
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか
- 無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が明確か
- 料金体系が分かりやすいか
- 丁寧でスピーディーな対応か
5-2.メリットとデメリットを理解した上で利用しよう
不用品回収業者は、自転車を運ぶ手段がない人や処分する時間がない人に最適の方法です。希望した日時に自宅まで引き取りに来てもらえるため、手間をかけず自分のタイミングで処分することができます。ただし、悪徳業者の存在がデメリットです。中には、高額な料金をだまし取る業者や、回収した自転車を不法投棄する業者も存在するため、十分注意しましょう。
5-3.主な回収方法と費用相場は?
不用品回収業者による回収方法には、主に「持ち込み」「宅配」「出張」の3つがあります。自転車の場合は出張回収がおすすめなので、対応している業者を選ぶとよいでしょう。回収費用は業者によって異なりますが、自転車1台だけを依頼すると10,000円近くかかる場合もあります。そのため、お得なパックプランを利用して複数の不用品をまとめて依頼したほうがよいでしょう。不用品の回収と買取を行っているダストネット東京では、こちらから無料見積もりを受け付けています。
5-4.悪質な無料回収業者に注意
無料で不用品の回収を行っている業者もありますが、許可を持たずに営業している違法業者である可能性もあるため、しっかりチェックしておきましょう。無料と宣伝しておきながら法外な追加料金を請求する業者もあります。特に、トラックで地域を回りながら不用品の回収を行っている業者や、訪問販売の業者には要注意です。
6.自転車の処分に関するよくある質問
「自転車を処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.特に売れやすいのはどのような種類の自転車ですか?
A.乗り換えのサイクルが早い子供用の自転車や、元値が高いマウンテンバイク・電動自転車などは中古市場でも特に人気でしょう。
Q.自転車を買取に出す前にチェックすべきことを教えてください。
A.目立つ汚れや破損がないか・ブレーキが正常に作動するか・説明書などの付属品がそろっているかなどをチェックしましょう。
Q.自分が売りたい自転車の買取相場を調べるにはどのような方法がありますか?
A.ヒカカク!などの買取価格比較サイトを利用するとよいでしょう。また、複数の買取業者に無料見積もりを依頼し、比較することで大まかな相場を把握できるはずです。
Q.防犯登録カードを紛失してしまい、購入時の領収書や保証書も見つかりません。抹消手続きをすることは不可能でしょうか?
A.自転車に車体番号が刻印されているため、自転車本体と身分証明書があれば手続きできる場合がほとんどです。
Q. 不用品回収業者に依頼した場合、即日対応も可能でしょうか?
A.業者によっては可能なところもあります。相談してみるとよいでしょう。
まとめ
自転車の処分方法や知っておくべき処分の注意点などを詳しくご紹介しました。自転車を処分する際は防犯登録を抹消する必要があるため、簡単に処分することはできません。処分方法も自転車の状態や状況によっていくつか選択肢があります。ぜひこの記事を参考に、自分に合った方法を見つけてください。