家具や壁にはられたシールの簡単な剥がし方。身近なものが使えます。

2.シールの上手な剥がし方とは?

この項では、シールの上手な剥がし方をご紹介しましょう。
ホームセンターに行くと、専用のシール剥がし材なども売っていますが、ご家庭にあるものでもシールをきれいに剥がせるのです。

2-1.ドライヤーの熱風を当てる

シールの粘着力は、冷たいほど増すという性質があります。
ですから、逆に暖めれば粘着力が弱まって、簡単に剥がせるでしょう。
シール全体にまずは熱風を当て、シールが剥がれてきたら、今度は接着面に熱風を当てていきます。
そうやって少しずつ剥がしていけば、ベタベタも残らずきれいに剥がせるはずです。
この方法は、金属や合板など熱に強い場所にはられたシールに有効な方法。
熱に弱いガラスや精密機械などには、別の方法を取りましょう。

2-2.食器洗い用の洗剤を使う

食器洗い用の洗剤には、「界面活性剤」という物質が含まれています。
この界面活性剤が、粘着力を弱めてくれるのです。
食器用洗剤を直接シールの上にたらし、その上からラップをして10分ほどおきましょう。
その後でシールをそっと動かしてみると簡単に剥がれてくれます。
食器洗い用の洗剤ならば、無垢(むく)材の家具でも大丈夫なケースが多いでしょう。
気になる場合は、目立たない部分で試してから行ってください。
ただし、水分に弱いものには使えませんので注意しましょう。

2-3.お酢を使う

丸洗いできず、口に入れる可能性があるものにシールがはられてしまったという場合は、食酢を使う方法もあります。
使い方は食器洗い用の洗剤と同じです。
ただし、お酢は酸性なので、酸と反応する者には使えません。
塗料が溶けるかもしれないと思った場合は、まず目立たない場所で試してみましょう。

2-4.マニキュアの除光液やハンドクリームを使う

マニキュアの除光液は、優秀なシール剥がし材でもあります。
はけもついていますので、細かいところにも塗りやすいでしょう。
水分の多いハンドクリームなどでもシールを剥がせます。
使い方は、食器洗い用の洗剤と同じです。
ただし、マニキュアの除光液はシンナーと同じなので、塗料やビニール製品、プラスチック製品を溶かすこともあります。
ですから、「シンナー類厳禁」と書いてあるものには使えません。
注意しましょう。

2-5.消しゴムを使う

消しゴムの摩擦力でシールを少しずつ削り取っていく方法です。
サンドペーパーと同じ原理ですが、サンドペーパーよりも柔らかく傷がつきにくいので、本の表紙や精密機械などにも使えます。
特に、ノートパソコンの表面やタブレットパソコンの裏側にはられてしまったシールを剥がしたいという場合は、消しゴムが有効です。

3.素材別、シールの剥がし方の選び方

この項では、シールがはられてしまった素材別にお勧めのシールの剥がし方をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

3-1.プラスチック

熱に強いものならばドライヤーが使えます。
また、ほとんどの製品が水にぬらしても大丈夫ですので、食酢や食器洗い用の洗剤、ハンドクリームも使えるでしょう。
逆に、避けた方がよいのがマニキュアの除光液です。
どんなプラスチック製品でも白くなってしまうので気をつけましょう。
シールではありませんが、子どもがプラスチック製品の上にマニキュアをこぼしてしまったという場合は、除光液ではなくマニキュアを乾燥させてこそげ取ってみてください。

3-2.ガラス

ガラスについてしまったシールは、食器洗い用の洗剤や食酢、除光液がお勧めです。
ドライヤーの熱はガラスが熱くなりもろくなってしまうので、薄手のガラス製品にはお勧めできません。
窓ガラスにシールをはられてしまったという場合は、洗剤や食酢をシールにかけた後、サランラップでぴっちりと覆いましょう。
そうすれば、液だれも防げます。

3-3.木材

木製の家具には、無垢(むく)材と合板があります。
合板の場合は、食酢や食器用の洗剤がお勧めです。
無垢(むく)材の場合は、洗剤や食酢ではしみになる可能性があるでしょう。
特に、桐材のタンスなどは要注意です。
無垢(むく)材の家具で熱に強いものは、ドライヤーがお勧め。
また、除光液は塗料を溶かしてしまうのでお勧めできません。
熱にも弱いアンティーク家具の場合は、消しゴムで少しずつ削り取っていきましょう。

3-4.壁

壁にはられてしまったシールは、壁紙によって剥がし方を変えましょう。
水に弱い壁紙の場合は、ドライヤーの熱や消しゴムなどを使ってください。
ある程度水に強い壁紙は、洗剤や食酢を使ってもよいでしょう。
しみになるかどうか気になるという場合は、目立たないところで試してみてください。

4.シールをはってよい場所を作ろう

子どもはシールをもらうとどうしてもはりたくなります。
ですから、シールをはっちゃダメと叱るよりも、シールをはってもよい場所を作りましょう。
シール帳を与えるという方法もありますが、壁に大きな模造紙をはってそこに好きなだけシールをはらせてもよいですね。
広い場所にはれますので、子どもが複数いてもケンカになることもありません。
そのかわり、はってはいけない場所もきちんと教えましょう。
そうすれば、家具や家電が汚くなることもありません。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、シールの簡単な剥がし方についてご紹介しました。
専用の剥がし材を使うよりも安価で簡単にシールを剥がす方法もたくさんあるのですね。
身の回りのものを使ってシールを剥がす際の注意点は、素材と剥がし材の相性になります。
特に、プラスチック製品はシンナー類に弱いので、マニキュアの除光液を使わないように注意しましょう。
また、シールを剥がそうと無理に爪を立てると、製品が傷ついてしまうかもしれません。
シールが剥がしにくい場合は、熱いお湯に浸した台ふきなどを硬く絞ってしばらくシールにかぶせてみてください。
これならば、熱に弱い素材でも変形することはありません。
シールが水分と熱で緩んだら、消しゴムなどで削り取ってみましょう。
なお、シールは紙製のものよりビニール製のものの方が、硬くて剥がしやすいです。
ですから、分別がつかない子どもには、ビニール製の硬いシールを与えた方が家具への被害も少ないでしょう。

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