狭い部屋

【快適】狭い部屋に住んでいる方必見「部屋を広く見せる3つのコツ」とは?

「広い部屋に住んでみたい。でも、引っ越しは難しい・・・」「狭い部屋を少しでも部屋を広く見せたい」とお悩みの方。たとえ狭い部屋でも少しの工夫で広く見せることができる方法をご存じでしょうか。

今回は、狭い部屋を広く見せたい方のために「部屋を広く見せる3つのコツ」をご紹介しましょう。

  1. 部屋を広く見せる3つのコツ
  2. 部屋が狭く見えてしまうNG例
  3. 不要品を処分して部屋を広くしよう

1.部屋を広く見せる3つのコツ

部屋を広く見せるには、大きく分けて「目線」「床面」「カラーリング」という3つのポイントがあります。ひとつひとつのポイントについてどのように気をつけたらいいか具体的なテクニックをご紹介しましょう。

1-1.家具配置は「目線」をベースに決める

部屋のなかで最もたくさんのスペースを取るのが「家具」です。家具の配置を工夫することで部屋の印象は一気に変わります。まずは現在使用している家具の配置をひとつひとつチェックしていきましょう。使いやすい位置に置いてあるかはもちろんですが「部屋が狭く見える配置にしていないか」も重要なチェックポイントです。

実は、家具の配置では「目線」をベースに決めると部屋を広く見せることができます。基本的に使う家具は目線より低いものを選びましょう。たくさん収納したいと思って、背の高い収納家具を使ってしまうと部屋全体が狭い印象になってしまいます。「家具は自分の身長より低いものだけ」を基本に選びましょう。

どうしても背の高い家具を使わざるをえない場合は、壁際に沿って配置するのがおすすめ。壁と同じ色にすればだいぶ圧迫感は和らげられるはずです。

1-2.床面はできるだけ多く見えるようにする

狭く見える部屋の特徴として、「床面があまり出ていない」というポイントが挙げられます。よって、部屋を広く見せるコツは「できるだけ床面を多く露出するようにすること」です。

床を塞いでしまう家具は部屋面積の3分の1程度に収まるようにしましょう。また、残った床面を最大限露出できるように、カーペットやラグはできるだけ使わないようにするのが得策です。

床面をいくら露出するようにしても室内にいる人の目から見えなければ意味がありません。背の低い家具を使うことが、このポイントでも役立ちます。家具の背が低ければ立っていても座っていても視線が家具に遮られることなく、部屋の奥や床面を見ることができるからです。

1-3.カラーリングは淡い色や寒色系をメインに

3つ目のコツは、室内のカラーリング。自分の好きな色かどうか、といった理由で家具やインテリアをそろえてしまうと圧迫感のある部屋ができあがってしまうこともあります。

色の好みはいったん置いておいて、室内のカラーリングは白などの淡い色や寒色系をメインに考えましょう。淡い色や寒色系は季節を問わず使えるうえに、圧迫感を和らげることができます。

どうしても好きな色の家具やインテリアを使いたい場合は、ワンポイントかツーポイント程度に抑えておきましょう。使いすぎると部屋が狭く見えてしまいます。

2.部屋が狭く見えてしまうNG例

前の章で、部屋が広く見えるコツをご紹介してきました。しかし実際には、自分でも意識しないうちに部屋が狭く見えるコーディネートをしてしまっていることもあります。この章では失敗を避けるための手がかりとして、わかりやすいNG例を紹介しましょう。

2-1.背の高い家具で圧迫感を与えてしまう

「部屋が狭いから、収納スペースは多く取りたい」と考え、壁一面を丸ごと使うような収納家具を使ってしまっている方が多くいます。しかし、こうした背の高い家具は室内に圧迫感を与えてしまう可能性も。

どうしても部屋が狭く十分な収納スペースを確保するのが難しい場合は、「壁際に配置する」「壁と同じような色にして、背景に溶け込むようにする」といった工夫をこらしましょう。

2-2.ラグやカーペットの使いすぎで床が見えない

フローリングや畳に直接腰を下ろすのが嫌だという人も多くいます。床に座るのが嫌だという理由でラグやカーペットを多用した場合、床面が見えなくなり部屋が狭く見えるようになってしまうことも。

普段から座る場所を決めておき、敷物の面積は最小限に抑えましょう。床と似たような色にして床面に溶け込むような印象を与えるのも吉です。

2-3.暖色系の家具やインテリアを使いすぎてしまう

多くの住まいで白っぽい淡い色が壁や天井に使われているのには理由があります。赤やオレンジといった暖色系はどうしてもゴミゴミとした印象があり、多用すると部屋が狭く見えてしまうためなのです。

暖色系が部屋のなかに多い方は、家具やインテリアを処分することを考えたほうがいいでしょう。新しく購入するときは、背の低い、淡い色で背景に溶け込むようなものを選ぶのがおすすめです。

3.不要品を処分して部屋を広くしよう

物理的に部屋が狭い場合、広く見せようとしても限界があります。どうしても空間にゆとりがないときは、不要品を処分して部屋を広くすることを考えてください。この章では不要品を処分する方法についてご紹介しましょう。

3-1.役割が重複している家具は捨てる

部屋が狭いときは、家具自体の数を減らすのが一番。その際、処分する家具は「役割がほかの家具と重複しているもの」にしましょう。たとえば、ベッドとソファの両方があるとします。一人暮らしの場合、大きめのソファを買えばベッド代わりに使うこともできるでしょう。逆に、ベッドをソファ代わりにすることもできます。一方を処分して残りを「ベッド兼ソファ」として使用することで部屋を広くすることが可能です。

3-2.月に1回収納スペースを見直して「空きスペース」を作る

部屋が狭いと、ついつい収納スペースは常にいっぱいになってしまいがち。しかし、収納スペースにまったくゆとりがない状態でいるのはおすすめできません。なぜなら、ものが増えたときに収納するための場所がないからです。収納できなかったものは適当な場所に積み上げるしかありません。しかし、床面が見えなくなってしまううえに、部屋が狭くなってしまうためできれば避けたい状況です。

収納スペースに空きを作るため、月に1回は収納のなかを見直して不用品を処分した方がいいでしょう。常に空きスペースがある場合、ものが増えても部屋が散らかる心配はありません。

3-3.不要品回収サービスを利用する

室内を整理していて不要品が出てきたらどのように処分したらいいのでしょうか。小さなものなら捨てれば済みます。しかし、大きな家具などは簡単に捨てることはできません。

不要品の処分に困っているときおすすめの方法は「不要品回収サービス」を利用することです。

不要品回収サービスとは、いらなくなった家具やインテリアを回収してくれるサービス。ネットや電話で連絡して見積もりを依頼し、価格に納得できたなら回収を依頼しましょう。不要品回収サービスは指定日時に業者が不要品を取りにきてくれるため、不要品をまとめて処分することができます。

業者に依頼するわけなので、自分で捨てる場合とは異なり無料では済みません。しかし、「普通は処分しにくい大型の家具もまとめて回収してもらえる」「自分で家具を業者まで運ばなくてもいい」といったメリットもあります。賢く利用して室内の掃除を進めるといいでしょう。

まとめ

今回は狭い部屋に住んでいて部屋を広く見せたいとお悩みの方のために、「部屋を広く見せる3つのコツ」をご紹介してきました。もう一度今回の記事の流れを振り返ってみましょう。

  1. 部屋を広く見せる3つのコツ
  2. 部屋が狭く見えてしまうNG例
  3. 不要品を処分して部屋を広くしよう

狭い部屋でもちょっとしたコツを押さえることで、広く見せることは可能です。ぜひチャレンジしてみましょう。

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