引越しごみ片付けで大ピンチ!窮地のときこそ頼れる極上のパートナー

間もなく引越しを控えているあなた、ごみの処分や不用品の片付けは、考えていますか?引越しでは、ごみと、ごみではないけど不用の品が、大量に出るはずです。処分の方法は考えていますか?ごみや不用品と一緒に引越すのは、悲劇というより喜劇。周囲から笑われないように、窮地のときこそ頼りになる極上のパートナーを紹介します。

  1. 引越し時に出るごみの種類
  2. 引越しごみの捨て方(自治体編)
  3. 引越し業者による回収
  4. 引越しで注意すべき「家電4品目」
  5. リサイクルショップは引越しの友
  6. 最後の砦(とりで)は不用品回収業者
  7. 引越しごみの処理でよくある質問

5つの処理を実践したら、引越しごみの処理は、完璧になることまちがいなし。新居での快適な暮らしへ展望が広がります。

1.引越し時に出るごみの種類

引越しという状況に直面したとき、あなたは、部屋の中にあるごみの多さに驚くはずです。いえ、あなたが片付け下手というわけではありません。多くの人が経験することなのです。
ごみといっても、引越しで発生するごみや不用品は、日常生活で発生するごみとは、ちょっと事情が違います。
今までは必要なものでした。しかし、引越し日へのカウントダウンに合わせて、ごみへと変化しつつあるのです。

  • 可燃物:大切にファイルしていたのに、一回も見ることなく本棚に鎮座していた紙資料、同じ本棚で何年も眠ったままの書籍類、クローゼットやたんすの肥やしになっていた衣類。引越しを前に、どうしますか?
  • 不燃物:机の引き出しには、しまい込んだままの金属製、ガラス製の小物類はありませんか?
  • 不要な電化(気)製品:エアコンに役割を譲って、押し入れの中が定位置の扇風機、新製品の購入で聴かなくなった旧型の音響機器、解像度が低いため、手にすることがなくなったデジタルカメラ。よくあるケースです。新居に連れていきますか?
  • 大型家具:ベッドやソファー、イスとテーブル、食器棚。引越す新居の広さが違うとしたら、使えるのでしょうか。狭い部屋だったら、大は小を兼ねてくれません。広くなっても、レイアウトがうまくいかず、居心地が悪い空間になってしまうでしょう。ちゃんと考えていますか?
  • その他:1か月単位で出していた新聞紙。引越しを予定している日には、どれくらいたまっているのでしょう。一緒に新居へ引越しますか?

引越しに伴って予想されるごみや不用品候補は、ざっとあげただけでも、こんなにあります。おそらく、片付け上手を自負していた人でも、あまりの多さにびっくりするでしょう。それくらい、引越しでは大量のごみや不用品が発生します。引越しする日になって慌(あわ)てないように、今から処理を始めてください。

2.引越しごみの捨て方(自治体編)

引越しごみは、まず、できるだけ自治体に回収してもらって捨てましょう。ごみの捨て方は、自治体ごとに少し変わりますが、基本的には同じです。東京都A区を例に、見てみます。正確な捨て方は、お住まいの自治体に問い合わせてください。ごみの分類と捨て方、収集日の朝いつまでに出すというように、細かなルールがあります。ルールにのっとって捨ててください。知っているようで、よくわからないことがいっぱいあるはずです。

2-1.可燃ごみの出し方

可燃ごみは、以下のようなものがあります。

  • 生ごみ、紙くず、衣類、木くず
  • プラスチック類(日用雑貨・おもちゃ・ビデオテープ・CDなど)
  • ゴム製品(ゴムホース・長靴・運動靴・ゴム手袋など)
  • 革製品(靴・かばん・ベルトなど)

フタができる容器か、中身が見える透明・半透明のポリ袋に入れて、集積所に出します。
可燃ごみの収集は、週に2回です。

2-2.不燃ごみの出し方

不燃ごみとなるのは、次のようなものです。

  • 金属類(なべ・フライパン・包丁・カセットボンベ、スプレー・ライターなど)
  • アルミ製品(アルミホイル・加熱用うどん容器・レンジカバーなど)
  • ガラス製品(コップ・グラス類・電球・蛍光管など)
  • 陶磁器(食器・花びんなど)
  • 乾電池(アルカリ電池、マンガン電池)
  • 30cm以下の家電製品(アイロン、ヘアードライヤーなど)

可燃ごみと同じように、フタができる容器か中身が見えるポリ袋に入れて、集積所に出してください。
不燃ごみには、上記を見るとわかるように、危険物が含まれています。ですから、慎重なごみ出しが必要です。そこで、以下のようなルールが定められています。

  • カセットボンベ・スプレー缶・ライターなど:ほかの燃やさないごみと分けて、別の袋に入れて出す。
  • ガラスや針・刃物:新聞紙などに包み、「キケン」と表示して出す。
  • 蛍光管・電球:ケースなどに入れて出す。

不燃ごみの収集は、2週間に1回です。

2-3.プラスチック製容器包装(プラマーク)

容器包装リサイクル法で、リサイクルの対象とされた容器包装です。通称、プラ容器と呼ばれています。日常でも、引越し時にも、大量に出るごみです。以下を見ればわかるように、まさに生活に密着した資源ごみといえます。

  • トレイ類:コンビニ弁当容器、肉・魚の食品トレイ
  • カップ・パック類:カップ麺・卵などの容器
  • ボトル類:洗剤・シャンプーなどの容器
  • チューブ類:マヨネーズ・ケチャップなどの容器
  • フタ(キャップ)類:チューブ類のフタ、ペットボトルのキャップ
  • ポリ袋・フィルム類:レジ袋・スナック菓子などの袋
  • 緩衝材・網(ネット)類:発泡スチロール、果物ネットなど

プラ容器は、ほかの資源ごみとは別の日に、プラ容器だけを収集しています。中身を使い切り、洗ってきれいにして出すことはご存じでしょう。汚れが取れないものは、可燃ごみとして出します。
収集は週1回。「プラマークの日」に、ポリ袋に入れて集積所に出します。

2-4.粗大ごみの出し方

1辺の長さが30cmを超えたごみは、粗大ごみとなります。申込制で有料です。電話やインターネットで申し込む必要があります。

  • 電気・ガス・石油器具
  • 箱物家具(げた箱・サイドボード・たんす・戸棚・ペット小屋・仏壇・物置など)
  • 寝具(ふとんなど)
  • 自転車

などがあります。
粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入してください。出し方は、処理券を粗大ごみに貼って、集積基地に持ち込むか、収集に来てもらうかの2とおり。
箱物家具では、最高で2,200円の手数料がかかります。

2-5.資源ごみの出し方

捨て方を知っているようで、よくわからない代表格が資源ごみです。出し方に細かなルールがあります。お住まいのまちのルールを確かめてください。

  • 新聞、雑誌・書籍、段ボールなどの古紙類、牛乳の紙パック:束ねるなど、まとめて集積場に出す。
  • ガラスびん:専用コンテナへ入れる。キャップ・フタは、金属製のものは不燃ごみへ、プラスチック製のものはプラマークの日に出す。
  • 缶(スチール・アルミ):専用コンテナへ入れる。
  • ペットボトル(清涼飲料水用、酒類用、調味料用):中を軽くすすぎ、つぶして専用ネットに入れる。キャップやラベルは、はずしてプラマークの日に出す。
  • 食品トレイ(発泡スチロール製):シールやラップははずし、中を軽くすすいで乾かしたあと、専用ネットに入れる。

週1回、集積所に出します。

2-6.引越しで大量に出したごみは有料!

「引越しで出たごみは、有料です」
このようにいわれたら、あなたは、「そんなバカな!」と怒るでしょう。でも、まちがいありません。本当です。
家庭から出るごみでも、引越しで一度に大量に出す場合、有料になります。
一度に大量とは、「45L袋で4袋以上」です。全国的にそうなっているかはわかりません。でも、少なくとも、東京では有料です。
引越しで大量に出す場合は、管轄の清掃事務所などに問い合わせてください。というよりも、こまめに3袋以内でごみ出しすれば、そんな必要もなくなり、引越しの準備もうまくいくはずです。

2-7.家電製品は、「捨てる」「リサイクルする」

家電製品は、「捨てられるもの」と「リサイクルすべきもの」の2つがあります。後述する「家電リサイクル法」、さらに「小型家電リサイクル法」の施行によって、どんどんリサイクルのウエートが高まってきました。
現在、ごみとして処分できるのは、不燃ごみの項で紹介した長さ30cm以下の家電製品だけです。
掃除機、空気清浄機、電子レンジ、プリンター、扇風機、照明器具などを対象に、2013年に小型家電リサイクル法が施行されました。現在、家電のリサイクルが推進されています。私たちの生活の中に、少しずつ浸透してきました。
回収方式として3つを紹介します。

<ボックス回収>
公共施設、スーパー、家電小売店などにある専用ボックスで回収する方式です。

<ピックアップ回収>
粗大ごみや不燃ごみと一緒に回収し、処理施設で職員が選び出します。

<ステーション回収>
ごみの回収区分の1つに、小型家電を加えて回収する方式です。

小型家電のリサイクルは、今後ますます進んでいくでしょう。ただし、現状を見ると、メリットとデメリットがあります。

  • メリット:リサイクル料金が発生せずに処分ができる。
  • デメリット:回収方式が自治体ごとにバラバラで、とてもわかりにくい。

2-8.大型家具はバラせば燃えるごみ?

粗大ごみの項でわかるように、大型家具は、代表的な粗大ごみです。収集してもらうのではなく、粗大ごみの収集基地に持ち込むなら、処理費(手数料)は割引されます。
A区の場合、手数料200円の品目は無料に。大型家具など、ほかの品目は半額です。どうせなら、持ち込みたくなりますよね?
というわけで、なんとかして大型家具を、バラバラに解体して収集基地に持ち込みたい。そんな人が出てくるのも当然といえます。ただし、大型家具を、持ち込める大きさに解体するのは、たいへんな労力が必要でしょう。くれぐれも、解体と運搬にはご注意ください。ケガが心配です。

ところが、話はまだ続きます。大型家具など粗大ごみを小さく解体すると、可燃ごみとして出せる自治体も、東京にはあるのです。
一方で、解体しても可燃ごみとして認めない自治体もあります。なぜかというと、「元の大きさで判断する」からです。
同じ東京都内でも、粗大ごみを解体して可燃ごみにできる自治体と、できない自治体が同居しているのは、何だかわかりにくい構図といえます。
引越しで大型家具を出すとき、粗大ごみの扱いがどうなっているのか。東京にお住まいの方に限らず、確かめた方がいいでしょう。

3.引越し業者による回収

引越しで出るごみや不用品は、どうやって処分すればいいのでしょうか。これまで紹介してきた自治体の処分方法、小型家電のリサイクルの仕方、粗大ごみの扱いを見ると、なかなか複雑でめんどうなものがあります。
そんなときに利用したいのが、リサイクルショップや不用品回収業者です。手際よく回収してくれます。
最近では、こうした回収サービスに、引越し業者が加わってきました。大手の引越し業者が提供しています。

3-1.引越し業者の不用品回収サービス

引越しのときに大量に出るごみや不用品。引越し業者が回収してくれるのですから、とてもいいタイミングで、いい組み合わせといえるでしょう。
回収してくれるのは、粗大ごみや、次の項で紹介する家電4品目です。
ちなみに、買い取りもしています。対象は、生活家電、AV機器、パソコン・スマートフォン、宝石、貴金属、時計、ブランド品など。古いパソコンや家電は対象外ということです。

3-2.回収サービスの料金

引越し予定者から、引越しと回収サービスの依頼があると、引越し前に訪問し、引越し料金と回収料金の見積もりを出します。回収見積額を引越す人がOKすれば、回収サービスの契約成立です。
ホームページで、依頼方法が紹介されています。見積もりを取る際に問い合わせるといいでしょう。
肝心の料金。利用した方によると、「それなりにお金がかかる」ということですが、自分の手をあまり動かさないで済むとのことです。

3-3.依頼する際の注意点

記事を読んで、すでにお気づきの方も多いことでしょう。回収してくれる不用品の種類が少ないのが気になります。リサイクルショップや不用品回収業者と比べると、限定的です。
以前は行っていた品目の回収サービスを、現在は止めている引越し業者もいます。何らかの事情があったのでしょう。
買い取りする不用品の種類も、やはりリサイクルショップや不用品回収業者に比べると、少ないといわざるを得ません。しかも、大きくて重いものは、少ない印象です。
引越し業者に回収を依頼する場合は、以上のことに注意してください。

4.引越しで注意すべき「家電4品目」

引越しでは、家電リサイクル法で規定された家電製品に注意すべきです。不用品になっても、簡単には捨てられません。あなたなら、どうしますか?

4-1.「捨てられない」家電4品目

2001年に本格施行された家電リサイクル法では、次の家電製品のリサイクルを推進することになりました。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管式・液晶式・プラズマ式)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

上記の4つを「家電4品目」といいます。
家電リサイクル法では、リサイクルに必要な料金を、消費者が負担することになりました。消費者とは、不用品になるまで使っていたあなたのことです。
不用品となった家電を、あなたが捨てることにしたとしましょう。最もオーソドックスな捨て方は、購入した家電小売店に持っていくことです。小売店は、必ず収集してくれます。収集する義務があるからです。
小売店は、あなたから預かった家電を、家電メーカー側(がわ)に運びます。「指定引取場所」というところです。そして、家電メーカーが、あなたが不用品にした家電を、リサイクルして再び商品にします。
こうしたやり方が、家電リサイクルの基本的な流れです。

ところで、小売店は、どうやって指定引取場所へ、あなたが不用品にした家電を運んだのでしょうか。運ぶからには、普通は運搬費用がかかるはずです。それだけではありません。もしも、あなたの自宅まで、小売店が家電を収集に来たら、そのための費用もかかるはずです。ボランティアではないのですから。
2つを合わせて、「収集運搬料金」といいます。さて、収集運搬料金は、だれが出すのでしょうか?
結論をいえば、あなた。収集運搬料金は、あなたに負担する義務があります。
ということは、あなたは、リサイクル料金+収集運搬料金を、負担しなければならないことになるのです。
エアコンだと、リサイクル料金は1000円もかかりません(2016年4月段階)。収集運搬料金は、家電小売店がそれぞれ設定するので、いくらかはわかりません。それでも、数千円の範囲内で済むのではないでしょうか。でも、リサイクル料金だけで9,000円するものもあります。料金には、消費税もかかるんですよ。
さあ、あなたは捨てることができますか?
実は、リサイクル料金は無理でも、収集運搬料金は、安くすることは可能。あなたが運べばいいのです。

4-2.家電4品目の処分方法

家電4品目の最もオーソドックスな処分法は、「4-1」の項で紹介しました。再度、簡潔にまとめながら、ほかの処分法も紹介します。

<家電小売店に引き取りを依頼する処分法>
過去に購入した家電小売店に、引き取りを依頼する方法です。新たに家電を購入するときに、処分する家電を依頼することもできます。
収集運搬料金とリサイクル料金が必要です。

<自治体に依頼する処分法>
引越したため、家電を購入した家電小売店が遠くなった。あるいは、小売店が閉店してなくなった場合に、とても便利な方式です。引き取り方法は、自治体によって変わるので、問い合わせて確認してください。
収集運搬料金とリサイクル料金が必要です。
東京では、23区の許可を受けて、家電リサイクル受付センターが引き取っています。電話で申し込んでください。

  • 電 話:03-5296-7200
  • 受 付:月曜日~土曜日まで(祝日を含む)
  • 時 間:午前8時~午後5時まで

<直接、指定引取場所に持ち込む処分法>

リサイクル料金は必要ですが、収集運搬料金は不要です。事前にリサイクル料金や営業時間などを確認してください。
指定引取場所は、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター(略称:RKC)のホームページから検索できます。最寄りの指定引取場所が、すぐに見つかるはずです。

4-3.家電4品目を出すときの注意点

家電4品目のリサイクルでは、「家電リサイクル券」と呼ばれる料金システムがあります。運営しているのは、RKCです。
リサイクル料金の支払い方法は2つ。家電リサイクル券の「料金郵便局振込方式」と「料金販売回収方式」です。
詳細な支払い方法は、RKCのホームページをご覧ください。

家電4品目を出すときに注意すべき点は、以下のとおり。

<エアコン>

エアコンを取り外す際のポンプダウン(冷媒を閉じ込める工程)は、技術が必要です。エアコンを購入した販売店に任せることをおすすめします。

<テレビ>

軽いサイズのテレビでも、こん包するか箱に入れて運びましょう。重いテレビは、引き取りに来てもらうのがベターです。

<冷蔵庫>

持ちにくい形状と重いので、引き取りしてもらった方がいいでしょう。自分で運ぶには、軽トラックが必要になります。

<洗濯機>

運び出すときに、配管の水漏れが心配です。やはり、引き取ってもらうのがいいでしょう。

5.リサイクルショップは引越しの友

5-1.不用品はリサイクルしよう

引越しのタイミングで、今ある家電や家具を、買い替えたくなるものです。もし、買い替えを決めたのなら、古いものをリサイクルに回しましょう。
真っ先に頭に浮かぶのは、リサイクルショップのはずです。リサイクルショップは、引越しになると身近になる存在。いわば、引越しのときに親しくなる友だちです。
使用状態がいいなら、買い取ってもらえることも。ただし、高い値段を期待してはいけません。費用をかけずに処分できるというくらいの気持ちが大切です。
気をつけていただきたいことがあります。買い取ってもらえない場合の対応です。
リサイクルショップは、基本的には商品になるものしか引き取ってくれません。また、出張して査定してくれるお店も、多くないのが現状です。
ショップに持ち込んで買い取りがNOといわれたら、持ち帰らなければなりません。それどころか、処分がたいへんです。
持ち込む前に、買い取りができないときでも、引き取ってもらえるか、確認してください。

5-2.どんなものが買い取り対象か

端的にいえば、商品になるものです。
リサイクルショップは、お店ごとに扱うリサイクル品が違い、そのお店を特徴づけています。家電製品の品ぞろえが多いお店、家具が充実しているお店といった具合です。あるいは、いろんな種類のリサイクル品を並べる総合ショップもあります。
どんなものが買い取り対象かを考えるのはいいこと。でも、自分が売りたい品を多く扱っているショップこそ、売る方にとっては、いいショップです。
売りたい商品に強いリサイクルショップを見つけるのが、売るための早道ではないでしょうか。逆に、いろんな品があるリサイクルショップは、買い取り対象の幅が広いということもできます。

5-3.引き取りの依頼方法

電話かメールで依頼するのが一般的です。
出張訪問してくれると助かりますが、店の数は多くはありません。基本的には持ち込みと考えた方がいいでしょう。

リサイクルショップに依頼するメリットは、歴史もあり信頼できるお店が多いということです。不用品を処分してくれるところもあり、比較的、安い値段で処分してくれます。
一方で、処分してもらうのに、時間がかかるのがデメリットです。買い取りの場合の値段も、安いといわれます。
こうした点を踏まえた上で、依頼するといいでしょう。

6.最後の砦(とりで)は不用品回収業者

引越しが迫っているのに、不用品の引き取り先が決まらない。焦ってストレスはどんどんたまっていくはずです。
そんなときに、一番頼りになるのが不用品回収業者。引越しをする人にとって、不用品回収業者は、最後の砦(とりで)といえます。
不用品回収業者の強みは、機動力の高さです。とにかく、スピーディーで効率よく対応してくれます。
不用品の処分を急いでいるときこそ、依頼するべきです。

6-1.ワンストップサービスを可能にする

不用品回収業者は、原則として何でも回収してくれます。しかも、買い取りも可能です。さらに、片付けやハウスクリーニングまでやってくれる業者もいます。
ということは、引越しをする人にとって、不用品回収業者は、希望するすべてのサービスを、1つでできるワンストップサービスを提供できる存在だということです。すなわち、依頼があれば、不用品や粗大ごみの片付けから、買い取り、さらに、ハウスクリーニングまで、1社でやることを可能にしているといえます。

6-2.いい業者の選び方

不用品回収業界は、いろんな業者が乱立した業界です。中には、悪質な業者もいるといわれます。
こうした中で、いい業者に出会うためのポイントを、ひと言でまとめました。

  • 料金が明解なこと
  • 補償がしっかりしていること
  • 社員教育に熱心なこと

6-3.回収料金

不用品回収の利用料金は、業者によって差があります。まだ、不用品回収が、「業」として成熟していないということがあるでしょう。
回収費用は、リサイクルショップよりは、高いといわれます。
もし高いとすれば、機動力の高さが、料金に反映しているともいえるでしょう。
高いか安いかも重要ですが、利用する人にとっては、料金が明解なことも大切です。たとえば、不用品の回収料金は、「トラック1台いくら」といったような料金体系は、いかがでしょうか。1個いくらでは、回収するものの大きさに、あまりに影響されてしまいます。

6-4.不用品回収業者に依頼するメリットとデメリット

<メリット>

  • 原則として何でも回収してくれる。
  • 即日対応してくれる。
  • 買い取りもしてくれる。

<デメリット>

  • 一般的に、リサイクルショップより回収料金が高い。
  • いい業者を見つけるのが難しい。

6-5.不用品回収で注意すべき点

無許可での営業、そして、強引な営業をする業者も多いといわれます。
業者選びを慎重にして、信頼できる業者を見つけてください。

7.引越しごみの処理で、よくある質問

Q.引越しで大量に出たごみは、普通のごみ(可燃・不燃)でも有料だっていうけど、小分けにした上で、異なる集積所に分散して捨てたら、大丈夫じゃないの?
A.有料なのは東京での話です。45L入りで4袋以上は有料になります。ご指摘のような考え方に、理解できる部分があるのは確かです。でも、1か所に置く袋が3袋ならOKというのではなく、家から出る袋が4個以上なら、有料だといっているのだと思います。
「まとめて大量に捨てる」とか、「分散して捨てればいい」という発想ではなく、有料にならない3袋以内で、「こまめに捨てよう」と発想を転換してはいかがでしょうか。その方が、建設的ですし、引越し準備も進むと思います。

Q.資源ごみを分別するのはわかりますが、あまりにも細かすぎるのでは?覚えるのがたいへんです。
A.「分ければ資源、混ぜればごみ」
何十年も前から、こんなフレーズを合い言葉に、リサイクル運動が展開されてきました。でも、あまり浸透しなかったように思います。それで、近年、家電製品など、いろんな分野のリサイクルを推進する法律ができました。日本は、資源に恵まれない国です。資源はできるだけ大切にしたい。細かすぎると思うでしょうが、慣れれば大丈夫です。頑張りましょう。

Q.引越しで大量に出るごみや不用品の中には、どのごみに相当するのか、判断できないものも出てくると思います。どうすればいいのでしょうか?
A.いろんな種類のごみや不用品があると、確かに判断できないものも出てくるはずです。そんなときには、お住まいの自治体に問い合わせて確認してください。めんどうだと思って適当にポリ袋へ入れると、回収してもらえないこともあります。また、粗大ごみをルール無視で投棄するなど、引越しの際にごみをめぐるトラブルが続出したことがありました。近所への迷惑になります。「引越しするから、あとのことは知らない」では、無責任です。きちんと分別して捨ててください。

Q.粗大ごみを出すのに、申し込んでも何日も待たされてしまいます。粗大ごみを持っていく場所って、そんなに忙しいのでしょうか、もっと早くならないものでしょうか?
A.時々、収集場所の前を通りますが、結構、忙しく人が動き回っています。それだけ、ごみが多いか、あるいは、人が少ないということでしょう。お役所も頑張っているのだと思います。
もし、お急ぎなら、不用品回収業者やリサイクルショップに、回収してもらってはいかがでしょうか?ただし、料金は、お役所よりも割高になります。

Q.古いパソコンは、処分するのにお金がかかるといいますが、どれくらいかかるのでしょうか?
A.PCリサイクル法に基づき、パソコンのリサイクルが進められています。法律ができてから購入したパソコンは、リサイクル料金が購入金額の中に含まれているため、処分するときにお金は不要です。でも、法律ができる前に購入したパソコンは、リサイクル料金は含まれていません。そのため、処分するときに、リサイクル料金が必要です。
パソコンをご覧になってください。法律ができたあとに購入したパソコンには、「すでにリサイクル料金は払っていますよ」という意味のシールが貼ってあります。「PCリサイクル」の文字が入ったシールがありませんか?
もしなければ、処分するときには、リサイクル料金が必要です。パソコンを製造したメーカーに、お金を払って処分してもらってください。料金は、メーカーごとに違います。メーカーに問い合わせてください。

まとめ

いかがでしたか?引越しに伴って、膨大なごみと不用品が出ることがわかったでしょう。
さっそくこれから、ごみと不用品の処分を開始し、引越しに備えてください。

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