片付けられない親の家問題を解決!魔法の心理テクニックと片付け方法

「モノで溢(あふ)れた実家を片付けたい」「片付けようとすると親と喧嘩(けんか)になってしまう」あなたは、このようなお悩みを抱えていませんか。今、”片付けられない親の家”は、高齢の親を持つ人々が抱える深刻な問題となっています。 地震の多い日本では、家にモノが溢(あふ)れていると、大変に危険です。また、地震だけではなく、日常生活の中でモノにつまずいて転倒してしまうケースも少なくありません。

高齢の体で骨折すると寝たきりになってしまう恐れもあるでしょう。万が一のことを考え、モノは少なくしておくべきなのです。と言っても、親が納得しなければ勝手に手を付けることもできませんよね。どうしたらスムーズに親の家を片付けることができるのでしょうか?

この記事では、親をやる気にさせる心理テクニックと大量のモノを負担なく片付ける方法をご紹介します。

  1. 片付けられない親について
  2. 片付けられない親への対応策とは?
  3. 親の荷物を片付ける方法
  4. 片付けの業者選びについて
  5. 親の家の片付けに関するよくある質問

親の家を片付けるには、まず親をやる気にさせなければなりません。親が片付けに応じるテクニックは意外に簡単です。この記事を読むことで、親の家を片付ける解決策を知ることができます。実家が片付かなくて困っている方はぜひ読んでみてください。

1.片付けられない親について

片付けられない親の”やる気”を引き出すには、まず、親の気持ちや状態を知ることが大切です。片付けられない原因について見ていきましょう。

1-1.片付けられない原因とは?

親が片付けられないのは、ただ、”だらしがない”とか”面倒”という理由ではありません。

1-1-1.物理的な問題

家族で暮らしていた家から子供が出ていくと、親だけでは家が広くなります。その分、モノを置くスペースができてしまうのです。モノがなく、ガランとした何もない部屋では寂しさも募ります。子供がいなくなった寂しさを”モノで埋めてしまった・・・”という捉え方もできるでしょう。さらに、家族で暮らしていた家には、思い出の品や趣味のモノがたくさん置かれたままです。親としては、大切な思い出の品をそう簡単には捨てられません。特に、配偶者が亡くなった場合、故人が使っていたモノはそのままにしておきたいと言う気持ちも強くなるのです。

1-1-2.身体的な問題

年を取ると足腰が弱くなりできないことも増えます。片付けには体力が必要ですから、片付けたいと思っていても、体がついていかなくなってしまうのです。高齢になると判断力も低下するため片付けや捨てることへの意識が薄れていきます。

1-1-3.心理的な問題

年齢を重ねると、思うように体が動かなくなり不安感や孤独感が強くなります。モノを手放す不安からモノを捨てられなくなり、モノが足りなくなる不安から、モノを買い溜(だ)めしてしまうのです。しかし、記憶力が衰えているため、ストックしていることを忘れて再度購入してしまうことも少なくありません。思うように動けなくなるにつれ生活に必要なモノ、よく使うモノは自分のそばに置いておきたくなります。

1-1-4.もったいない精神

一昔前の日本で生きてきた世代は、現代とは違い、モノに飢えていました。手に入れた品は、大切に使わなければならないと教えられています。そのような背景から、捨てることに罪悪感を抱く人が多いです。「もったいない」という気持ちが強く、なかなか捨てられません。加えて、加齢により執着心も強くなり、モノを溜(た)め込んでしまうのです。不用品に溢(あふ)れた部屋に住む人ほど、モノを大切にしていると思い込んでいます。ですから、子供が片付けようとすると「捨てる=悪」と感じ、喧嘩(けんか)になってしまうのです。

1-1-5.社会的な問題

モノに溢(あふ)れた現代は、いつでもどこでもモノを手に入れることができるようになりました。便利な世の中になった一方で、ゴミの量は年々増加し、環境汚染や廃棄物の埋め立て地が残り少なくなっていることなど、深刻な問題を抱えています。

そこで、ゴミを減量し資源を有効活用することで、環境保全をしようと言う働きが大きくなってきました。ゴミの分別ルールも厳しくなり簡単に不用品を捨てられなくなっています。このような背景から、ゴミの処分ルールがわからず、捨てることができない高齢者も増えているのです。体力が落ちた体では、ゴミを集積所まで持ち運ぶことも難しくなるでしょう。一度ゴミを溜(た)めてしまうとあっという間にゴミやモノが増えてしまい放置してしまう結果となるのです。

1-2.最近急増中!親の片付け問題について

少し帰らないうちに親がモノを溜(た)め込んでいてビックリしたと言う人も多いのではないでしょうか。足腰が弱った老親は階段を使わなくなり、廊下や階段が物置のようになっているケースもあります。子供が片付けても、しばらくして実家に帰ると、元通りの状態になってしまったということも少なくないでしょう。家のあちこちにモノがあると、ケガを招く恐れがあります。老いた体で過ごすには非常に危険な状態です。

また、掃除もできなくなり不衛生になります。ほこりやダニの影響でアレルギーを発症する恐れもあり、小さな子供を連れて帰省するには心配です。さらに、片付けないまま親が亡くなると、膨大なモノは遺品となります。遺品整理は、生きているうちに片付けるより何十倍も大変な作業です。親が生きているうちに整理することは、残された家族の負担を減らすことにつながります。自分にとっては幼少時代過ごした大切な実家。そして、これからも親が暮らす大切な家です。家族みんなで親をサポートして、解決していきましょう。

2.片付けられない親への対応策とは?

片付けられない親を説得する方法はあるのでしょうか?対応策をご紹介します。

2-1.私たちができること

老親にとって、片付けは大変な作業です。手伝ってくれる人がいれば親も安心します。私たちは親が”片付ける気”になるようにサポートすることが大切です。まずは、親が片付けられなくなった原因を知りましょう。無理やり自分の意見を感情的にぶつけても親の心を動かすことができません。それどころか、なおさら意固地になってしまいます。人の心を溶かすために効果的な心理テクニックを活用しましょう。

2-2.親のやる気がでる心理テクニック

2-2-1.親を思う気持ちを上手に伝える

「片付けろ」という言葉では、親の心は動きません。親は、一方的に責めたてられているような気持ちになるでしょう。” 本当に親のことを心配している・・・”この気持ちが伝わるよう言葉にしてください。

会話の例

  • 「震災で家具の下敷きになってケガをした方もたくさんいるの。お母さん(お父さん)のことが心配だから片付けたい。」
  • 「日々を快適に、安全な環境でいつまでも長生きしてほしい。親孝行のためにサポートしたい。」

このような言葉で気持ちを伝えましょう。子供が自分の体を心配しているという気持ちが伝われば親の心も動きます。また、「古いジャケットを処分して代わりに、お父さんに似合う新しいジャケットを買いに行こう」などの言葉も効果的です。片付けることが目的だと思わせないようにしてください。片付けたことで手に入る”利益=快適さ・安全”などを理解してもらうことがコツです。

2-2-2.親の価値観に合わせ上手に促す

まず、モノが”邪魔”だとか”汚い”などの理由では親は片付ける気になりません。なぜなら、私たちからすると一見ゴミと思えるモノでも、親にとっては”大切なモノ””お気に入りのモノ”である可能性が高いからです。また、普段はあまり連絡せず、たまに帰ってきて「片付けろ」と言われては、親の心が凝り固まってしまうでしょう。一方的に感情をぶつけるのではなく、会話をしながら親のモノへの価値観を聞き出して理解することが大切です。親の世代は、モノを捨てることをもったいないと思っています。この「もったいない」を利用して促すのも効果的です。

会話の例

  • 「モノを使わないのに取っておくのはもったいないんじゃない?誰かに使ってもらおうか?」
  • 「使ってあげないとモノもかわいそうだから、近くの施設へ寄付か、バザーに出してみようか?」(後日、すごく喜ばれたよ!などと言ってあげる)
  • 「押し入れの中に、使えそうなモノがありそうだから探してみない?」

などです。親はモノを寄付することで”誰かの役に立った”と思います。親の話に耳を傾け、やる気スイッチを押してあげる。そして、最後まで責めず・叱らずサポートすることがポイントです。

2-2-3.ときには嘘(うそ)も上手に使おう

嘘(うそ)も上手に使って、親の気持ちを逆なでしないようにしましょう。たとえば、「あ!これ気に入ったからもらっていい?」と聞き、持ち帰って処分するなどの方法です。ただし、親が本当に大切にしているモノは避けましょう。もらった後、処分したことがわかると親からの信頼を失うため、注意してください。大事なモノではなく、”もったいないから捨てられない”という場合にも有効です。

2-2-4.親のプライドを傷つけない

親子だから遠慮は要らないとばかりに親をしかると、親のプライドを傷つけてしまいます。最悪、親子関係が崩壊してしまうケースもあるのです。家を出て長い月日が流れてしまった親子ではコミュニケーションも不足しています。どんなに優しい言葉であっても、親がプライドを傷つけられたと思えば、心を閉ざしてしまうのです。親のプライドを傷つけずに伝えるにはどうしたらいいでしょうか。効果的な方法は、第三者のアドバイスとして話すというやり方です。

  • 「この前見たテレビでこんな風に言っていたよ」
  • 「雑誌に書いてあったんだけど、こうすれば使いやすくなるんだって」
  • 「テレビで見て、私もやってみたんだけど、すごく使いやすくなったよ」

以上のような言葉なら、感情的にも高圧的にもなりません。会話の中にさりげなく盛り込んでみましょう。

2-3.生前整理について知ろう

少子高齢化、核家族化が進む現代では、近年、遺品整理に関するトラブルが深刻な社会問題となっています。年老いた親が亡くなり、家に残った膨大な遺品を整理するのは子供です。親の遺品を一つ一つ整理する遺品整理は、非常に辛(つら)く大変で、長期間の作業になります。親の人生や気持ちを想像し、手が止まってしまうこともあるでしょう。悲しみの中の遺品整理は、精神的ストレスに加え、体力的な負担も大きいです。遺品整理のストレスから、うつ病を発症してしまうこともケースも少なくありません。そこで、近年注目されているのが生前整理です。生前整理は、死後、遺品整理で家族に負担をかけないよう、生きているうちにモノを整理・処分する活動を言います。
生前整理は、死後のためだけではありません。生前整理を行う多くの方が”人生を振り返り、残された人生をより快適に生きていくための準備”だと話しています。

2-3-1.生前整理でやること

生前整理では、主に以下のようなことを行います。

  • モノの整理・処分
  • エンディングノートの作成
  • 財産の整理や目録を作る
  • 遺言状を作成する
  • お墓を購入する

最近は、終活という言葉が流行(はや)り、生前整理や老前整理をする人が増えてきました。最初は捨てることに抵抗があった人も、遺品整理の大変さや生前整理の魅力を知ることで”片付ける”ことに意欲を示すようになるのです。

2-3-2.生前整理の話は慎重にしよう

生前整理がとても意味のあるものだとしても、突然話を持ち掛けられた親は、「早く死んでほしいのか!」と怒ってしまうこともあります。遺品整理や生前整理の話をこちらから持ち掛けるのは慎重にした方がいいでしょう。どんなにいいモノだとしても、片付けは人に押し付けるべきではありません。「最近私、モノが多すぎてケガしてしまったの。家の中のモノを断捨離してみたらスッキリして快適に暮らせるようになったよ」など、会話の中で促していくことから始めてみましょう。

2-4.親の片付けについての相談窓口

親の片付けについて悩んでいても、相談できる人がおらず一人で抱えている方も多いです。親子間では距離が近く、解決できない問題もあります。市役所や福祉センターでは、生活のさまざまな悩みを相談することも可能です。また、生前整理や遺品整理を行う業者に、相談してみるのもいいでしょう。自分ではどうにもならない悩みも、第3者が入ることにより意外とスムーズにことが運ぶというケースもあります。経験豊富な業者なら、同じような相談を受けているはずです。自分だけで悩まず、誰かに相談し解決の糸口を見つけてみましょう。

2-5.片付けられない親に対するNG行動

片付けられない親に絶対に言ってはいけないNGワードは「捨てろ」「ゴミ」「使ってないでしょ」「邪魔」です。NGワードを使うと、親を思って言っている気持ちも逆効果になります。決して無理やり押し付けるのではなく、そっと促すことが大切なのです。モノを捨てることに罪悪感を抱く世代に、「捨てろ」は決して言ってはいけません。”捨てる=減らす””邪魔=たくさんある”等言葉を変えて、提案してみましょう。

会話の例

  • 「モノがたくさんあるので減らしてみない?」
  • 「このあたりをもっと使いやすくしてみようか?」
  • 「家の中で使いづらいと思う場所はない?」

3.親の荷物を片付ける方法

家に溢(あふ)れるモノを片付けるにはどうしたらいいでしょうか。親の荷物を片付ける方法についてご紹介します。

3-1.片付ける時期やタイミングについて

親が家を片付ける気になれば、すぐに始めましょう。「それじゃあ、来週の日曜日に・・・」なんて先延ばしにすると、気が変わってしまうでしょう。と言っても、「よし!片付けるぞ」と子供が張り切ってしまうと、親は気が重たくなります。「この辺を簡単に整理してみようか?」と、何気なく始めることがポイントです。また、世間が大掃除の時期に入る年末は、大チャンス。「大掃除は体に負担がかかるから手伝いにきたよ。掃除していい年を迎えよう」と声をかけてみるのもオススメです。最近では、お掃除のやり方を取り上げるTV番組も多くなりました。番組を見ながら、「面白そう!ちょっとやってみない?」と声をかけてみてもいいでしょう。

3-2.片付けの方法

3-2-1.まず、どこから始める?

最初は、親の執着が少なく親が困っていると思う場所から始めましょう。「ここが使いづらいのよね」「ここでつまずいてしまった」など聞けば、さりげなくちょこっとだけ片付けるのも手です。不便だと思っていたところが片付き、快適になると親も”片付けることの効果”を実感できます。親の警戒心が少し解けたところで、生活空間を中心に片付けを進めましょう。ケガや事故が起きそうなキッチン、トイレ、お風呂、リビング、寝室、玄関を中心に片付けてください。

3-2-2.片付けの手順

片付けの手順はシンプルです。(1)出す(2)仕分けする(3)減らす(4)収納するの順番に進めていけば片付きます。最初はモノを出しましょう。押し入れを片付けるなら、押し入れに入っているモノをすべて出してください。モノは全部出さなければ、何を持っているか把握できません。
次に、大切な作業はモノを”要るモノ””要らないモノ”に分ける (1)仕分けです。先述したように親世代は捨てることに抵抗があるため、仕分け時には「リサイクルする」「人にあげる」「寄付する」などの言葉を使いましょう。仕分けをスムーズにするためにも、仕分けルールを決めることから始めてください。

3-2-3.仕分けルールを決めよう

仕分けは、「今使っているモノ」「使いづらいモノ」「使っていないけどしまっておきたいモノ」「思い出の品」「月1、年に数回使うモノ」「リサイクルするモノ」などにグループ分けするとやりやすいです。グループごとの箱を用意して、親と仕分けしていきましょう。

3-2-4.モノを減らす作業

仕分け作業でグループ分けしたモノの中から、手放すものを処分します。処分するものは、見えないよう段ボールに入れ一か所に集めておきましょう。目に入るともったいなくなり処分できなくなります。できるだけ、親の目に触れない場所に置いてください。

3-2-5.収納しよう

高齢の親は、体の自由が利かなくなり従来の収納方法では使いづらいと感じていることがあります。使いづらいままの収納は、モノをしまいづらく出しっぱなしにしてしまうのです。親は、子供を気遣い、使いづらいことを話さない場合もあります。親をじっくり観察し、放置しているモノはなぜその場所に置きっぱなしになっているか聞いてみましょう。収納場所は親の目線で考え、親が快適に生活できるよう意識すると喜ばれます。

3-3.モノを捨てる方法

片付けの中でも一番の大仕事が、モノを捨てる作業です。実家の片付けでは、大量の不用品が出るでしょう。不用品はゴミ処分ルールに従い処分する必要があるのです。

3-3-1.自分で捨てるには?

不用品を自分で捨てるには、自治体を利用する方法が一般的です。自治体の回収するゴミは、市町村ごとに細かいルールが定められています。指定ごみ袋に入るモノなら処分に困ることはありません。しかし、粗大ゴミになると自治体へ回収依頼をし、決められた日時に指定場所まで自分で運ぶ必要があります。また、料金は決められた金額の粗大ゴミシールをスーパーなどで購入し粗大ゴミに貼り付ける形で支払わなければなりません。大型の家具ともなれば、手間と労力がかかります。さらに自治体は回収品目に制限があり、回収してもらえないモノも多いでしょう。

3-3-2.業者に依頼する方法

親の家を片付けるときは、親の説得や片付け作業にかなりの時間を要します。やっと片付けが終わっても、手間や労力がかかる不用品の処分を高齢の親に任せることは難しいでしょう。また、不用品は、親の気持ちが変わらないうちに早めに処分しなければなりません。処分を自治体に依頼すれば回収まで手間と時間もかかります。そこで、オススメなのが、不用品の処分を業者に依頼する方法です。不用品回収業者なら、回収品目に制限なく迅速に回収・処分してもらえます。ゴミの分別も搬出作業もすべて業者が行うため手間がかかりません。買い取りを行う業者に依頼すれば、不用品をお金に換えることもできます。要らなくなったモノをリサイクルできて、買い取りしてもらえるなら捨てることに抵抗がある親の心を軽くすることができるでしょう。

4.片付けの業者選びについて

片付けを請け負う業者は、ハウスクリーニング業者・遺品整理・生前整理の業者、不用品を回収する業者などさまざまです。トラブルを防ぎ、満足のいく結果を得るためにも業者は慎重に選びましょう。

4-1.片付けをプロに頼むメリット

子供世代は体力と判断力があるため、不用品はすぐに捨てたい、片付けを効率よく一気にやりたいと思いがちです。しかし、親からすると、「大切なモノまで勝手に捨てられるのでは?」「全部処分されるのではないか?」と不安で仕方ありません。この価値観の差で衝突が起きるのです。

プロの片付け業者は、モノの扱いも慎重で処分・収納などに長(た)けています。プロが行うとなれば、親の理解も得られやすいでしょう。また、子供は子供で、親との衝突が減り、片付け作業する負担も軽減されます。不用品処分も行う業者なら、片付けで出た「不用品の処分」まで依頼可能です。ゴミの分別や処分ルールを気にすることなく、すべてお任せできます。精神的・体力的な負担をかけずに部屋が片付き、抱えていた悩みをスッキリ解決することができるのです。

4-2.業者選び5つのポイント

片づけを請け負う業者はたくさんあります。せっかく親が片付ける気になったにもかかわらず、悪質な業者とトラブルになってしまっては大変です。この項では、信用できる業者を選ぶポイントをご紹介しましょう。

4-2-1.遺品整理・生前整理などの経験が豊富な業者

生前整理などの経験が豊富な業者は、モノの扱いが丁寧で分別作業や片付け作業に長(た)けています。実家には親の思い入れが強いモノがたくさんあるでしょう。生前整理のプロなら、心を込めて手厚く作業を行ってくれるはずです。第三者が作業を行うことで、親も遠慮なく「ああしてほしい、こうしてほしい」と要望を伝えることができます。

4-2-2.自治体の許可を得ている業者

家庭から不用品を回収・買い取りするには、自治体の許可を得なければなりません。自治体の許可を得ていない業者は、回収した不用品を不法投棄する恐れもあるのです。自治体の許可を得ているかどうかは、業者のホームページの会社概要ページなどで確認できます。許可番号が記載されているはずですから、必ずチェックしておきましょう。

4-2-3.見積もり無料・見積書を作成する業者

信頼できる業者を見分けるには、見積書に注目しましょう。いい加減な業者は、見積書さえ書かないところもあります。料金を口頭でやり取りすると、料金トラブルに巻き込まれる恐れもあるでしょう。見積書の作成は必ず必要です。また、見積もりが無料かどうかも確認してください。見積書に作業内容や料金がきちんと書かれているかよく目をとおしておきましょう。

4-2-4.買い取りを行う

片付けや回収料金を少しでも安くするために、不用品を買い取りしてもらいましょう。片付けを依頼する業者に買い取りサービスがあるか確認してください。買い取りを行う業者なら、不用品の回収・片付け・買い取りが一気に依頼でき便利です。

4-2-5.賠償保険に加入している業者

生前整理や家の片づけを行う業者は、細心の注意をはらい作業を行っています。しかし、万が一のことを考え、賠償保険に加入している業者を選ぶと安心です。”家に傷が付いた””家具が破損してしまった”などの場合、保険で賠償してもらえます。

4-3.片付けサービスの料金設定について

片付けサービスの料金は、片付ける場所の広さや、不用品の量、状況に応じて変動するのが一般的です。作業員の人数やかかる時間を想定して、料金を決めます。作業員一人当たりの料金は、3000円~6000円ほどです。この料金に、基本料金や、別途オプションがかかります。オプションは、階段による運び出しやつり下ろし作業などです。
業者によっては、片付ける広さによってお得なパック料金が設定されていることもあります。

  • 1LDK:20000~50000円
  • 2LDK:40000~70000円
  • 3LDK:50000~100000円

上記のようなパック料金は、片付ける場所と業者のサービス内容により異なります。不用品の数が少ない場合は、不用品ごとに料金がかかるプランがオススメです。しかし、不用品の量が多い場合は、不用品を詰(つ)め込むトラックの大きさによって変動する定額料金などのサービスをオススメします。トラックに詰(つ)め込めるだけ詰(つ)め込んでも料金が変わらないサービスです。3LDK程度のお部屋の片付けでしたら、3tから4tトラックで収まるでしょう。

4-4.どうやって申し込む?

申し込みは、業者のホームページや電話でできます。お急ぎの場合や、いろいろ相談したい場合は、電話がオススメです。状況を伝え、希望のサービスを相談してください。業者と見積日の打ち合わせをします。早ければ即日見積もりに来る場合もあるでしょう。見積金額に納得できれば、正式に依頼となります。

4-5.あっという間に終わる!プロの片付けの流れ

プロに依頼した場合の片付けの流れをご案内します。

  • 依頼・契約
  • 作業日打ち合わせ
  • 片付け日、作業開始
    1時間~半日程度で片付け作業終了(広さや状況により1日かかる場合もあります)。片付けながら大型の不用品からトラックに詰(つ)め込んでいきます。
  • 作業現場確認
    見積もりに書かれている作業内容と一致しているか業者のスタッフと確認します。
  • 支払い
    すべての作業を確認後、支払いします。

自分で行えば数日かかる作業もプロの手にかかれば数時間で終了です。片付けをしている段階で出た不用品も、追加で買い取り査定してもらえます。労力も時間もかけずにあっという間に家が片付く様子は圧巻です。

4-6.片付け業者についての注意点

片付け業者の見積金額は業者により異なるため何社か相見積もりを取る方も多いでしょう。相見積もりを取る会社が多すぎると費用の目安がわからなくなります。相見積もりは3社ほどに絞り、平均金額を目安にしてください。たくさんの業者に依頼してしまうと悪質業者に出会う確率も高くなりますので注意しましょう。また、できるだけ安く抑えたい気持ちから費用だけを見て一番安い業者に決めてしまいがちです。しかし、極端に安い業者は、追加請求してくる可能性があります。一番安い業者にしたはずが、作業終了後、結果的に一番高くついてしまったというケースもあるのです。作業内容も雑で、安かろう悪かろうでは意味がありません。費用だけで決めず、サービス内容やスタッフの対応、会社の信頼度などを考慮して決めましょう。

5.親の家の片付けに関するよくある質問

Q.業者に依頼する場合、親が不安だから片付け作業を確認したいと言っています。可能ですか?
A.もちろんです。作業中、要るモノ要らないモノの仕分けなど、希望を伝えられます。ただし、大型の家具や不用品を運び出す際にはケガのないよう注意しなければなりません。

Q.親の家がゴミ屋敷状態です。業者に対応してもらえるでしょうか?
はい。ゴミ屋敷の部屋も片付け業者に依頼可能です。ゴミ屋敷を自分で片付けるのは大変困難な作業になります。業者の手を借りて、少しでも負担を減らしましょう。

Q.片付け業者が回収できない不用品はありますか?
A.業者により回収品目は異なります。一般的には、著作権・名誉権を侵害する品、盗品や薬品、生き物や動物の死骸、血液や医療器具、銃器や武器などが回収できません。家庭で使われるモノであればほとんど回収対応してくれます。

Q.モノの多さも気になるが、風呂やキッチンの汚れを何とかしてほしいです。
A.片付けを行う業者の中には、追加オプションでハウスクリーニングを請け負う業者もあります。せっかくですから片付けのついでにお掃除も依頼しましょう!プロの技でピカピカにしてもらえますよ。

Q.古いパソコンの処分も依頼できますか?
A.はい、可能です。しかし、パソコンには個人情報がたくさん詰(つ)まっています。パソコンのデータは初期化しただけでは削除できません。処分を依頼する際には、データ消去を行う業者を選びましょう。業者が行うデータ消去はハードディスクを物理破壊する方法と専用装置でデータを上書きして元データを抹消する方法を採ります。データを完全に消去できるため安心です。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、親の家を片付ける方法や親をやる気にさせる心理的テクニックなどをご紹介しました。親子と言えども、モノに関する価値観は違います。自分がこうだと思っていても親からすると責めたてられているように聞こえることもあるのです。親の家を片付けたいときは、片付けることを目的とせず、親に安全でより快適な生活を送ってほしいという気持ちを一番に伝えましょう。

実家の片付けでは懐かしい思い出の品がたくさん出てきます。親と一緒に思い出を語りながら片付けるのもいいものですよ。普段あまりコミュニケーションを取れていない方は、親の抱える問題や寂しさを理解するいい機会になるでしょう。

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