残置物の処分はどうすべき? 撤去方法や業者選びのポイントについて

4.残置物の処分~業者に依頼する方法

自分で処分をせずに、業者に依頼するのも選択肢の1つです。それでは、業者に依頼したほうが良いケースや業者選びのポイント、主な方法・流れ、メリット・デメリット、注意点について説明します。

4-1.業者に依頼したほうが良いケースは

残置物が大量にある・運搬や処分が困難な場合は、業者への依頼をおすすめします。テーブルや本棚・冷蔵庫や洗濯機など、大型家具と家電は、1人での搬出が難しいので無理をしないでください。処分が安く抑えられるから、と無理に指定回収場所まで運ぶ人がいますが、ケガをすれば意味がありません。逆に、まとめて処分したほうが自治体回収よりも安く抑えられるケースもあります。業者の中には、買い取りを行っているところもあるので、1度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

4-2.業者選びのポイント

不用品の回収や粗大ゴミの片付けを行っている業者は、多数存在しています。その中から安心して依頼できる業者を選ぶために、以下のポイントをチェックしてください。

  • 古物商・産業廃棄物収集運搬許可を取得している
  • 丁寧でスピーディーな対応
  • 365日年中無休、即日対応が可能
  • 低価格で処分ができる
  • 不用品の買い取りも行っている
  • 無料見積もり・無料相談ができる
  • 料金システムが明確になっている
  • ハウスクリーニングや機密情報処理サービスなど充実している

4-3.主な方法・流れについて

回収方法は業者によって異なりますが、出張回収が主な方法となります。参考として、不用品回収・買い取りを行っている「ダスト.net 東京」の流れを以下にピックアップしてみました。

  1. 電話または無料見積もりフォームから、申し込みをする
  2. 希望の時間帯で予約をする
  3. 予約日時に業者が訪れて品物を確認し、見積もり内容に納得すれば作業開始
  4. 作業終了後、現金またはクレジットカードで精算を行い完了

具体的な流れや費用に関しては、無料見積もりを申し込むときに確認してくださいね。

4-4.メリット・デメリット

回収業者に依頼するメリットは、すべての残置物を一度で処分できることです。ゴミの分類をしたり、回収場所まで運んだりする必要もありません。処分の手間と時間を省くことができるでしょう。さらに、運搬が難しい大型家具や家電も、業者に任せることができます。すぐに処分したいときでも、即日対応が可能な業者に依頼すれば、問題ありません。処分費用がかかるというデメリットはありますが、買い取りを実施している業者に依頼して価値があるものを買い取ってもらうことができます。買い取りサービスを上手に利用すれば、処分費用も抑えることができるでしょう。

4-5.注意点

「回収後に追加料金を請求された」「不法投棄していた」というトラブルが多発しています。業者とのトラブルを防ぐためには、慎重に選ぶことが大切です。業者選びのポイントを踏まえた上で、細部までチェックしてください。複数の業者を比較すれば、優良業者と不正業者を見極めることができるでしょう。

5.残置物の処分に関してよくある質問

残置物の処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.事務所・オフィスの場合における残置物とは?
A.事務所・オフィス物件の場合は、エアコン・パーテーション・ブラインドなど、移転先に持って行くことが難しいものを残していくことがあります。貸主の承諾を得て残すことが多いため、その場合は、次の入居者が修繕・撤去を行うというルールが常態化しているのです。

Q.貸主側が気をつけなければならないことは?
A.貸主側は、残置物に関する契約内容を、借主と取り交わす際にきちんと明確にしておかなければなりません。後でトラブルにならないためにも、双方の合意が必要です。

Q.借主側が契約を交わす際にチェックしておきたいポイントとは?
A.借主側は、賃貸物件の契約を交わす前に、内見の時点で残置物の有無を確認しておきましょう。残置物がある場合は、処分・撤去にかかる費用を誰が負担するのかまで明確にしておかなければなりません。重要事項説明書があれば、記載内容をしっかり細部まで確認してくださいね。

Q.借主と連絡が取れない場合、貸主はどうすべきか?
A.残置物について確認したくても借主と連絡が取れない場合、賃主が勝手に処分することはできません。残置物に関するルールがあり、借主側もきちんと承諾していれば処分できますが、ルールが明確になっていない場合は処分しないほうが良いでしょう。処分するためには、訴訟を起こし、明け渡しの旨を元入居者に言い渡すことができます。判決が出ても借主が搬出しないときは、強制執行手続きによって、強制的に荷物を搬出することが可能です。

Q.回収業者へ処分を依頼すると、いくらぐらいかかるのか?
A.残置物の処分で回収業者を依頼する場合、費用は業者や残置物の種類・大きさ・重量などによって異なります。「ダストマン」の場合は、個別プランのほかに定額パックプランを用意しているので、大量の残置物でも低価格で処分可能です。料金システムについては、こちらを確認してください。

まとめ

いかがでしたか? 残置物は、入居者が退去時に置いていったもののことを指しています。エアコンや冷蔵庫・洗濯機など日常生活で使う家具・家電が代表的です。残置物の所有権は明確になっていないので、状況や取り交わした契約内容によって異なります。所有権の有無を明確にしてから処分しなければ、持ち主とトラブルになってしまうので注意が必要です。残置物の基礎知識を身につけてから、適切な方法で処分・撤去してくださいね。

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