意外と知らない灯油の処分法! 余った灯油はどうすればいいの?

灯油といえば寒い冬の必需品。去年の冬もお世話になった方が多いのではないでしょうか。しかし、灯油は使いきれないことが多く、処分に困っている人も多いようですね。

そこで、今回は灯油の処分方法について中心にご紹介します。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!

目次

  1. 灯油が少しだけ余ったときの処分方法
  2. 灯油がたくさん余った場合の処分方法
  3. やってはいけないNG処分法
  4. 来年まで保管することは可能?

1.灯油が少しだけ余ったときの処分方法

灯油はなかなかピッタリと使いきるのが難しいと思います。これは、ストーブのタンクに給油する際、入れる量にばらつきが出るからです。

余った量が1リットルなどある程度の量があれば使い道なども出てきますが、100CCや200CCだと困ってしまいますよね。では、中途半端に余ってしまった少量の灯油はどうやって処分すれば良いのでしょうか?

1-1.少量の灯油は新聞紙を使って捨てよう!

少量の灯油を処理する上で1番簡単な方法は、新聞紙を使った方法です。ただし、自治体によっては認めていない場合もあるので、念のためホームページか電話で確認した方が良いでしょう。

  1. 新聞紙に灯油を染み込ませる。
  2. 吸い取った新聞紙を新しい新聞紙で何重かに包み、ビニール袋に入れる。
  3. 可燃ゴミとして出す。

1-2.廃油処理ボックスを利用する

廃油処理ボックスというのは、主に車のエンジンオイルなどを捨てる際に使われているものです。特殊な吸収材を使っているので、数リットルもの廃油を吸い取ってくれます。吸い取った後は、可燃ゴミとして捨てられるので、処分も簡単です。

ただし、新聞紙を使った方法と同様に、自治体によっては可燃ゴミで出すことを認めていないことがあります。めったにありませんが、一応確認しておいた方が良いでしょう。

2.灯油がたくさん余った場合の処分方法

2-1.ガソリンスタンドを利用する

暖冬などで灯油がたくさん余ってしまった場合、オーソドックスな処分法はガソリンスタンドを利用する方法です。ガソリンスタンドによって違いますが、基本的には無料で引き取ってくれるでしょう。ただし、中には処分料が掛かる場合もあるので、事前に電話して確認しておくと面倒がありません。

処分費用が掛かる場合の値段ですが、ポリタンク1つ分に対して数百円程度です。

2-2.廃油処理ボックスを利用する

すでにご紹介した廃油処理ボックスですが、余った量が多くても処分することが可能。廃油処理ボックスは種類にもよりますが、2L~7L前後までなら処分することができるからです。

一般的なポリタンクは20Lなので、ポリタンク1個なら3~4箱あれば処分できますね。ただし、余り量が多いと、ガソリンスタンドに処分を依頼するよりも割高になるでしょう。余った量によって使い分けてください。

2-3.不用品回収業者を利用する

家具や家電製品の処分法として近年ポピュラーとなりつつある不用品回収業者。灯油の処分で思い浮かぶ方は余り多くないことでしょう。しかし、実は不用品回収業者は灯油も引き取ってくれます。

不用品回収業者なら自宅まで取りに来てくれますので、手間がなくて簡単。時間がない方や、近場にガソリンスタンドがない方などにおすすめです!

3.やってはいけないNG処分法

余ってしまった灯油をどうするか考えたとき、ついついやってしまいがちな処分法というものがあります。間違った処分法をすると危険なので、この項でしっかりと覚えておきましょう。

3-1.地面などに捨てる

時々、庭や空き地に灯油をまいて処分する人がいます。しかし、地面にまいてしまうと、ちょっとした種火で火災が発生してしまいますので、絶対にやってはいけません。

日本は先進国でもトップクラスの喫煙国。多くの人がタバコを吸い、そして残念ながらポイ捨てが行われているのが現状です。タバコは一見火が消えているようでも、中でくすぶっていることがあります。何もまかれていない地面なら、自然鎮火しますが、そこに灯油がまかれていたらどうなるでしょうか。当然、着火して火事になってしまいます。

灯油をまいた自宅の庭に、通りがかった人がタバコをポイ捨てしたらどうなるでしょうか。考えるだけでも怖ろしいですよね。

後悔しないためにも、絶対に地面に捨てるのは止めましょう。

3-2.トイレや流し台に捨てる

地面にまき捨てるほかにも、トイレや流し台に捨てる人もいます。一見、水が含まれているから大丈夫に思えますが、それは楽観しすぎです。

少し考えれば分かると思いますが、水と油は基本的に混ざりません。流しても、下水道内で分離し、水面に浮かび上がってきます。そこに種火があれば、当然火災が発生するでしょう。

2014年には、下水道内に流したガソリンが種火に引火して爆発し、50枚以上のマンホールが吹き飛ぶという事故がありました。灯油にはガソリンほどの爆発力はありませんが、場合によってはこれに近い事故が起きる可能性もあるでしょう。

そんな事故が起きれば、最終的に困るのは捨てた本人です。絶対にやらないようにしてください。

3-3.パックなどに入れて可燃ゴミとして出す

油の状態のまま、何かのパックに入れてゴミに出すのもNG。新聞紙などに染み込んだ状態だと引火するリスクが低いのですが、液状のままだと引火しやすいからです。

可燃ゴミとして捨てたいなら、廃油処理ボックスなどを利用して処分しましょう。もちろん、自治体によっては認めていないこともあるので、確認は忘れずに。

4.来年まで保管することは可能?

結論からいえば、保管することは可能です。しかし、灯油は湿気や温度変化に弱いので、適当な保管方法をしていると劣化してしまいます。劣化した灯油を使うと不完全燃焼の原因となるだけでなく、暖房器具が故障する原因となるでしょう。できれば避けたいところです。

では、どのように保管すべきなのでしょうか。

4-1.温度変化の少ない冷暗所に保管する

まず1番大切なのは直射日光を避けることです。夏場に強い日差しに当てられれば、灯油は非常に高い温度になってしまいます。長い間高温にさらされていれば、当然劣化するでしょう。

とはいえ、直射日光を避けるだけでは不十分です。廊下などに置いておけば、夏場の温度にやられて劣化してしまいます。理想は地下倉庫のように温度変化の少ない冷暗所です。もちろん、地下でなくとも温度が余り上がらない冷暗所なら保存が可能でしょう。

温度は、最大でも20度台にとどめてください。温度計などを置いて30度以上になるようなら、適していません。

4-2.ストーブに灯油を入れておくのはNG

冷暗所があっても、その保存の仕方が悪いと灯油は劣化してしまいます。その代表例が、ストーブなどの暖房器具のタンクに入れたまま、保存する方法です。

また、ストーブのタンクによる保存は劣化を早めるだけでなく、ストーブに内蔵された電池による発火を引き起こす原因にもなります。保存する場合にはちゃんとしたポリタンクを利用しましょう。

4-3.自然発火は大丈夫?

油が発火して火災になった、というニュースに聞き覚えがある方は多いと思います。保存するとなると、気になるのは発火しないかどうかですよね。

しかし、ご安心ください。灯油が種火なしに自然発火することは基本的にありません。なぜかというと、灯油の発火点が『220℃』だからです。つまり、220℃まで温めない限り、自然に発火しないということ。普通に保管して灯油が220℃以上になることはないので、大丈夫と断言できるのです。

しかしながら、種火があれば当然発火してしまいます。保存場所の近くに種火となり得るようなものがある場合には十分な注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は灯油の処分方法について中心にご紹介しました。

  1. 灯油が少しだけ余ったときの処分方法
  2. 灯油がたくさん余った場合の処分方法
  3. やってはいけないNG処分法
  4. 来年まで保管することは可能?

灯油の処分法として一般的なのはガソリンスタンドの利用ですが、最近は不用品回収業者による処分も増えています。不用品回収業者ならついでにほかの不用品も処分できるので、ついでに依頼してみてはいかがでしょうか。

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