産業廃棄物と一般廃棄物の違いはどんなこと?

2.廃棄物の種類とは?

では、廃棄物の種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
この項では、それをご紹介します。

2-1.産業廃棄物

テレビや雑誌などで、たびたび目にすることもある言葉ですね。
産業廃棄物とは、建設工事や工場で製品を生産するなど企業が事業活動をした際に、排出する廃棄物の一種。
といっても、企業が排出したごみはすべて産業廃棄物になるわけではありません。

  • 廃棄物処理法で定められた
  • 燃え殻
  • 汚泥
  • 廃油
  • 廃酸
  • 廃アルカリ
  • 廃プラスチック類

など、20種類が産業廃棄物に指定されています。
さらに、産業廃棄物の中でも爆発する危険や毒性があったり、人に感染する恐れがある細菌などが付着していたりする廃棄物を「特別管理産業廃棄物」といい、処分には厳しい規定が設けられているのです。

2-2.一般廃棄物

一般廃棄物とは、家庭から出るごみや企業から出るごみの中で「産業廃棄物」に指定されていないごみのことです。
例をあげると、オフィスからでる紙くずなどが一般廃棄物にあたります。
一般廃棄物は、自治体に処理責任があるため自治体が回収して処分するのです。
ですから、自治体ごとにゴミ処理場があります。
また、一般廃棄物の中にも産業廃棄物と同じように、不用意に捨てると健康や自然環境に害を与えるものがあるのです。
これは「特別管理一般廃棄物」に指定され、処分するには特別管理産業廃棄物と同じルールが適用されます。

3.一般廃棄物を処分するには?

では、一般廃棄物を処分するにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、その方法をご紹介します。

3-1.家庭から出る一般廃棄物を処分するには?

家庭から出る一般廃棄物は、自治体が回収します。
指定された日にごみ捨て場に持っていけば、回収車が処分場へ運んでくれるでしょう。
また、自分で自治体の処分場に持ちこんでも処分してくれます。
ごみ出しのルールは、自治体によって差があるのです。
A市では不燃物だったごみがB市では粗大ごみに指定されている、などという例もあるでしょう。
ですから、よその市町村に引っ越した場合は、ごみ出しのルールをよく確認してください。
市役所のホームページに記載されているケースが多いです。
また、市役所に行けばごみの仕分け方の載ったポスターなどももらえるでしょう。
「前の自治体ではこうだったのに」という言い訳は通用しません。
気をつけてください。
また、自治体によっては粗大ごみが有料だったり、ごみ袋が指定されたもの以外は使えなかったりするところもあります。
これらのルールも忘れずに覚えておきましょう。
なお、家電リサイクル法に指定されている家電や、パソコンは全国どの自治体でも回収できません。

3-2.企業から出る一般廃棄物の処分方法とは?

企業から出る一般廃棄物は、自治体では回収してくれません。
ですから、「一般廃棄物を回収してくれる業者に依頼する」か、「企業自ら自治体の処分場に廃棄物を運搬する」必要があります。
企業自ら廃棄物を処分場に持っていくのは大変手間がかかるため、多くの企業が業者に回収を依頼しているでしょう。
また、各自治体によって企業から出る一般廃棄物の回収ルールが異なります。
ですから、自治体のごみ回収のルールをよく読んで、それに従ってください。
企業がよその自治体に移転した場合は注意が必要です。

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