老後の住まいどうする? 最近話題の老後住み替えについて学ぼう!

1.老後の住み替えとは?

1-1.住み替えの目的とは?

定年を迎えるころになると、子どもたちは独り立ちしていることが多くなります。かつては狭かった一軒家も持て余し気味になってしまうでしょう。また、人がいなくなると、掃除をする部屋が多くなる一方、加齢による体力の衰えで昔のように家事を行うのが大変になります。そのため、快適な老後を過ごすことを目的に、住み替えという選択を取る方が増えてきているのです。

1-2.メリット・デメリット

1-2-1.メリット

住み替えをするメリットは、住みやすさを向上できるという点です。老後となると1~2人暮らしが普通になります。広い家を1~2人で管理するのは大変です。最適な広さの家に住み替えすれば、生活の質がぐんと上がります。

1-2-2.デメリット

住み替えをするデメリットは、住みなれた家や環境から離れなくてはならないという点です。ホテルなどに泊まったことがある方はわかると思いますが、環境が違うだけで眠れなかったり気疲れしたりすることがありますよね。住み替えしてから慣れるまでは少々大変かも知れません。ですので、心機一転新しい土地に住み替えするのも手ですが、地元に住み替えるのも検討してみてください。

1-3.最近の傾向

不動産流通経営協会が発表した「高齢期における住替え意向に関する把握調査」によると、16年以上前は一戸建てにお住まいの方は、91.0%以上の方がそのまま一戸建てに住み替えていたのに対し、15年ほど前ぐらいから39.2%に減少しています。代わりに、分譲マンションに住み替える方が4.5%から35.4%に激増しました。さらに、賃貸住宅への住み替えも、4.5%から25.4%にまで増加しています。ちなみに、住み替え前が分譲マンションの場合はそのまま分譲マンションに住み替えるのが一般的です。しかし、賃貸住宅への住み替えも5.0%から17.8%にまで増えています。

2.老後の住み替えについて

2-1.住み替えのタイミングとは?

2-1-1.子どもの独立

真っ先に挙げられるタイミングといえば、子どもの独立です。これまでは子どもがいたため家が狭かったとしても、独立すると一気に広くなります。特に、一軒家の場合は管理が大変になってくるはずです。1~2人暮らしであれば、広い一軒家よりもマンションやアパートなどの方が住みやすくなります。

2-1-2.家の老朽化

長年住んでいると、どうしても家というのは老朽化してきます。古くなってくると、ゴキブリや白アリなどの害虫被害や雨漏り被害など、さまざまな悪影響が出てくるでしょう。老後に快適な時間を過ごすために、家の老朽化が散見するようになったタイミングで新しい家に引っ越すのは良い選択です。

2-1-3.耐震問題

あまり知られていませんが、耐震基準というのは数十年前と現在では大きく異なります。耐震基準の大きな転換期は1981年です。1978年の宮城県沖地震をきっかけに耐震基準が大きく見直され、「新耐震設計基準」が施行されました。そのため、1980年以前の耐震基準を「旧耐震」、1981年以降の耐震基準を「新耐震」とも呼びます。旧耐震では震度5の地震に耐えられることが基準でしたが、新耐震では震度7でも倒壊しない基準に変更されたのです。この新耐震基準で建てられた建物は、1995年の阪神・淡路大震災でも被害が少なかったことがわかっています。ですから、1980年以前に建てられている建物にお住まいの場合、震災被害から命を守るためにも住み替えは良い機会といえるでしょう。

2-1-4.バリアフリー

年齢を重ねると、必ずやってくるのが体の衰えです。これまでは簡単に越えられていた段差などが大きな障害になってしまいます。現時点では大丈夫な方でも、将来を見据えてバリアフリーの家に住み替えすることが多くなってきているようです。

2-1-5.生活改善

たとえば、家の立地が坂の途中であったり、近くに公共交通機関がなかったり、買い物をする施設がなかったりといろいろと不便な生活をしている方も多いでしょう。そのような方が、より便利な生活が送れる場所に住み替えを行うケースも多くなってきています。

2-2.住み替えのポイント

2-2-1.老後の生活資金を確保する

住み替えは老後の生活をより良いものにするための作業です。ところが、住み替えにお金を使いすぎて老後の生活に不安が出てしまっては本末転倒となってしまいます。住み替えをする際には、十分に生活できるだけの資金が残るかどうかを計算してからにしましょう。ただし、土地ごと住まいを売却するとなると、まとまった資金が手に入ることも忘れないでくださいね。また、売却しないまでも、土地や建物を貸し出すことで資金を得ることも可能です。

2-2-2.必要最低限に収める

必要以上の広さの家などに住み替えても、老後には負担になるだけのことがほとんどです。自分たちのライフスタイル等に合わせて、ちょうど良い程度の広さや値段の住宅を選ぶようにしましょう。

2-2-3.近くに病院がある場所を選ぶ

年を取るとさまざまな問題が体に発生します。関節痛や高血圧、動脈硬化などなど、さまざまな症状が体を襲ってくるでしょう。そのようなときに病院が遠いと苦労します。ですから、住み替える場所はできれば近くに大きな病院がある場所を選ぶと良いでしょう。

2-3.注意点

家の買い替えを行う際には「住み替えローン」がとても便利です。しかしながら、借り過ぎと期間の伸ばし過ぎには注意しなければいけません。ある程度年を取ってから高額のローンを長い期間で借りる場合、しっかりと完済できるかを確認しておきましょう。

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