取り替えできる? ガスコンロの買い替えや選び方・処分方法のポイントまとめ

ほぼ毎日使うガスコンロには、寿命があることをご存じですか? 調子の悪いガスコンロや古いガスコンロを使い続けると危険な場合があります。そろそろガスコンロを取り替えたい・買い替えを検討している方のために、交換のポイントや注意点、ガスコンロの選び方などをご紹介しましょう。

  1. ガスコンロの取り替えについて
  2. ガスコンロを自分で取り替える
  3. ガスコンロの取り替えを業社に依頼する
  4. ガスコンロの選び方
  5. ガスコンロの処分について
  6. ガスコンロの取り替えについてよくある質問
  7. まとめ

古いガスコンロの処分方法についても解説します。ガスコンロの交換を検討している方にはぴったりの内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.ガスコンロの取り替えについて

まずは、ガスコンロの取り替えや、寿命・交換すべき症状などについてご紹介します。

1-1.ガスコンロの種類

ガスコンロには、ビルトインコンロと据え置きタイプのコンロ(テーブルコンロ)があります。それぞれの取り替えについてご説明しましょう。

1-1-1.ビルトインコンロ

ビルトインコンロは、キッチン台にコンロが埋まっているタイプです。ビルトインコンロの交換には、「ガス可とう管接続工事」「ガス機器設置スペシャリスト」などの資格が必要で、一般人が交換工事をすることはできません。ガス会社で働いていた人でも、退職後には資格がはく奪されます。無資格で工事をした場合、ガス漏れ・事故・けがなどが起こった際には保証義務が発生するので注意しましょう。

1-1-2.据え置きタイプのコンロ

キッチン台にそのまま置けるものが据え置きタイプ(テーブルコンロ)です。テーブルコンロは、設置してガスホースをつなぎかえるだけなので、一般人でも15分ほどで交換することができます。もちろん、業者に依頼して交換してもらうことも可能です。

1-2.ガスコンロの寿命は10年

ガスコンロは約10年で寿命を迎えます。購入後約10年たったガスコンロをお使いの方は、交換工事を検討したほうがよいでしょう。保証期間内の場合は、修理を依頼してください。

1-3.取り替えるべきガスコンロの症状

購入後10年程度たつガスコンロに以下の症状がある場合は、交換をしたほうがよいでしょう。購入後間もない場合は、交換工事業者やガス会社に問い合わせをしてください。

  • 炎がまばらになる
  • ガス臭い
  • 点火しにくくなった
  • 火力の調整がしにくくなった
  • 火力が安定しない
  • 火が途中で消えることがある

1-4.2008年より前のガスコンロはすぐに交換を

2008年に、家庭用のガスコンロの全口に安全センサー(Siセンサー)を搭載することが義務付けられました。安全センサーとは、なべ底の温度を感知して、空だきなど異常高温があると自動で火が消える機能のことです。安全センサーのついていない古いガスコンロは、なるべく早めに交換したほうがよいでしょう。

2.ガスコンロを自分で取り替える

次に、ガスコンロの取り替え方法について、詳しくご紹介しましょう。テーブルコンロを自分で取り替える際は、交換方法よりも事前チェックのほうが、手順が多くなります。

2-1.ガスのタイプは都市ガスかプロパンガスか?

ガスメーターを確認すれば、どちらのガスを利用しているか分かります。

  • 都市ガス:LPG・LPの記載がある
  • プロパンガス:12A、13Aの記載がある

また、ガスの種類によって、使うべきホースも異なります。

  • 都市ガス:白っぽいピンク色
  • プロパンガス:オレンジ色

2-2.ガス栓の形は?

ガス栓には、「ホースエンド型」「コンセント型」があります。ホースエンド型のほうが一般的です。ガスの元栓に赤い線がついているのですぐに分かります。ガスホースを赤い線までしっかりとさせばOKです。赤い線のないガス栓は「コンセント型」となります。コンセント型のガス栓にホースを接続するにはガス管ソケットが必要です。

2-3.コンロの幅は56cmか60cm

据え置きタイプのガスコンロは、60cmが一般的です。古い住宅だと56cmの場合があります。購入前にしっかり採寸しておきましょう。

2-4.ガスコンロの交換方法

正しいガスコンロとホースを購入したら、いよいよ交換作業です。

  1. ガスの元栓を閉める
  2. 古いガスホースを外す
  3. 古いガスコンロを取り外す
  4. 新しいガスコンロを置く
  5. 新しいガスコンロと元栓をホースでつなぐ(コンセント型の場合はソケットに接続する)
  6. ガスの元栓を開けて点火確認をする

3.ガスコンロの取り替えを業者に依頼する

つぎに、ガスコンロの取り替えを業者に依頼する場合のポイントをご紹介します。

3-1.業者への工事依頼とは?

ビルトインコンロを取り替えする場合や、テーブルコンロを自分で取り替えするのが不安な場合は、業者に依頼しましょう。取り替え工事は、販売店でガスコンロを購入した際に、別料金を支払って依頼するのが一般的な方法です。あるいは、手持ちのガスコンロの設置工事のみを依頼することもできるでしょう。

3-2.メリット・デメリット

ビルトインコンロは資格保有者のみ取り替え工事が可能です。業者に依頼することで、安全にガスコンロの取り替えができます。ホースの種類やソケットの有無なども間違えずにすむでしょう。工事費用がかかってしまいますが、安心をお金で買うことができます。

3-3.ガスコンロの取り替え工事料金は?

テーブルコンロの取り替え費用は以下のとおりです。

  • ビルトインコンロ:20,000~30,000円(コンロの下がオーブンになっているものは50,000円程度)
  • テーブルコンロ:5,000円程度

ビルトインコンロは、工事費込みで販売しているところも多いでしょう。一方、テーブルコンロは、店舗によっては工事を請け負っていないこともあるため、購入時に必ず確認してください。

4.ガスコンロの選び方

次に、ガスコンロの選び方をご紹介します。

4-1.ガスコンロのサイズ

前述のとおり、コンロには60cmと56cmのものがあります。高さと奥行きは、基本的に統一されて設計されてはいますが、念のため採寸しておきましょう。

4-2.トッププレート(天板)の種類

  • ガラストップ:美しい見た目と掃除のしやすさで一番人気の天板です。塗装がないためはがれないというメリットもあります。価格は比較的高額です。重いものを勢いよく落とすと割れるおそれがあります。
  • ガラスコート:表面がガラスのため掃除やしやすく、ガラストップよりも価格は安めです。表面塗装がはがれたり、そこからサビたりする可能性があります。
  • ホーロー:価格が安くガラストップの約半額程度で購入できます。焦げを放置するとこびりつきやすいです。ガラスコートと同様、表面塗装がはがれたりそこからサビたりする可能性があります。

4-3.魚焼きグリルの種類

片面焼きか両面焼きを選べます。両面焼きは途中で魚をひっくり返す必要がないため便利です。日ごろ料理をする方は、両面焼きを選んでおけば便利でしょう。ピザやクッキーその他焼き菓子などを作れるグリルも出てきています。

5.ガスコンロの処分について

次に、古いガスコンロの処分方法についてご紹介します。

5-1.テーブルコンロを自分で処分する

ビルトインコンロは、工事の際に古いものを持って行ってもらうことになります。撤去費が見積もりに含まれていることを確認しましょう。一方、テーブルコンロを自分で交換する際は、古いものの処分も自分で行わなければなりません。

5-2.粗大ゴミとして出す

テーブルコンロを捨てる際は、自治体のゴミ分類と処分方法に従いましょう。一般的な粗大ゴミの処分方法は以下のとおりです。

  1. 自治体のHPや電話などで、粗大ゴミの申請を行う(品目・点数を伝え、回収日・料金を聞く)
  2. スーパーやコンビニなどで販売されている粗大ゴミ処理券を購入する
  3. 回収日になったら、指定の回収場所でガスコンロを持って行く

テーブルコンロの処分費用は500~1,000円程度です。

5-3.不用品回収業者へ依頼する

ガスコンロ以外にも処分したい不用品がたくさんある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。忙しい方や申請が面倒だという方にも向いています。家にいながらにしてガスコンロや不用品を処分できるため、大変便利です。

5-4.ガスコンロのリサイクルについて

まだ使えるきれいなガスコンロは、リセールに出すことができます。ガスコンロを取り扱っているリサイクルショップや、買取回収業者に依頼しましょう。買取回収業者は出張買取にきてくれるところが多いですが、リサイクルショップは店舗や品目数にもよります。出張可否や取り扱っている品目については、事前に確認しておきましょう。

5-5.注意点

回収業者や買取業者の中には、悪質なところもあるので十分注意しましょう。特に、地域を巡回している無料廃品回収車などは、ほとんどが違法に営業しています。怪しいなと感じた業者は絶対に使わず、身元や資格、営業所などが明らかであることを確認しましょう。

6.ガスコンロの取り替えについてよくある質問

Q.強化力バーナーとはなんですか?
A.コンロのうち、最も火力が強い口のことで、大バーナーとも呼ばれます。強化力バーナーがキッチンの壁側に来ないようにする必要があるでしょう。

Q.壁と炎の距離が狭いのですが
A.キッチンの設計上、コンロと壁に十分な幅が取れないことがあります。その際は、販売店や業者に相談したうえで、別途耐熱壁を設置しましょう。耐熱壁は自分でも設置することができます。

Q.買い替えたガスコンロをきれいにキープするには?
A.キッチンはなるべく掃除しやすい状態にしましょう。ガスコンロ周りには、調味料や調理器具を置きがちですが、なるべく収納して表には何も置いていない状態を作るのが理想です。ふきこぼれや油ハネなどは、すぐに拭きとれば楽に落とせますが、放置してこびりついてしまうと掃除が困難になってしまいます。料理をしたらガスコンロをすぐに拭く習慣を付けましょう。

Q.ガスコンロ以外にもキッチンのリフォームをしたいのですが?

ガスコンロだけでなくキッチン全体が古くなってきてしまった場合は、キッチンをまるごとリフォームをしてもよいでしょう。ガスコンロ・換気扇・シンク・調理台・収納など、まとめてリフォームをしたほうがコスパがよくなります。費用は、50~100万程度、期間は3日程度が一般的です。

Q.ガスコンロを選ぶ際の注意点は?
A.最近は高機能なものやデザイン性の高いものが多く販売されており、ついあれもこれもと欲しくなってしまうでしょう。よく料理をする方は、高機能なガスコンロが重宝しますが、最新機能に興味がない方や、コスパを優先する方は、機能をある程度絞ることで価格を抑えることも検討してみてください。

7.まとめ

ガスコンロの取り替え・買い替えのポイントについてご紹介しました。2008年以前のガスコンロや、調子の悪いガスコンロを使い続けている方は、すぐに買い替えを検討してみてください。また、ガスコンロは10年使うものですので、買い替えは慎重に行いましょう。ガスコンロを買い替える際は、ぜひこの記事の内容を思い出してみてください。

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