古くなった消火器を安全に処分する3つの方法とは?

消火器がご家庭にあると、いざというときとても頼りになります。消火器による初期消火の成功率は7割以上ともいわれており、火災による被害を防ぐためにとても重要な存在です。しかし、幸運にも使う機会がなく、古くなった消火器はどう処分したらいいのでしょうか。今回は古い消火器をお持ちで処分の方法に悩んでいる方のために、消火器の処分方法をご紹介しましょう。

  1. 消火器を処分する際の注意点
  2. 処分するべき消火器の特徴
  3. 消火器の処分方法

1.消火器を処分する際の注意点

まずは消火器を処分する前に気をつけておきたいポイントをご紹介しましょう。実は、消火器には独自のリサイクルシステムが存在します。再利用の仕組みが整っているため、捨て方もおのずと決まっているのです。

1-1.消火器リサイクルシステムとは

消火器には「消火器リサイクルシステム」と呼ばれる再利用の仕組みがあります。消火器リサイクルシステムは、一般社団法人日本消火器工業会が定めたリサイクルの方法です。消火器を処分するにあたっては、消火器リサイクルシステムが定める処分方法に従わなくてはいけません。詳しい処分方法については後ほどご紹介しましょう。

消火器リサイクルシステムが始まった2010年以降に作られた消火器には「消火器リサイクルシール」と呼ばれるシールが貼られています。このシールは「リサイクルのための費用を支払った」という証し。シールの購入代金がリサイクルのための費用に当てられており、有効期限は10年です。2010年以前に作られた消火器を処分する場合には、処分にあたり担当窓口からリサイクルシールを新たに購入しなくてはいけません。

1-2.種類によって処分方法が異なる

消火器にはさまざまな種類がありますが、消火器リサイクルシステムの対称となるのは国内で製造、販売された消火器だけです。海外製の消火器は対象にならないので注意しましょう。

市販されている「エアゾール式消火器」も、消火器リサイクルシステムの対象にはなりません。エアゾール式消火器とは、通常の消火器よりも小型で、スプレータイプの消火器です。エアゾール式消火器を処分するときは通常のスプレー缶などと同じく、自治体の処分方法に従って処分しましょう。

1-3.無理に中身を使いきらなくてもいい

時々、一部の自治体が使用済み消火器に限って回収を行っていることがあります。しかし、回収してもらおうと古くなった消火器を無理に使いきろうとするのは考えものです。

古くなった消火器を使おうとすると、破裂する危険があります。消火器の破裂事故は死亡者も出ている大変危険な事故です。消火器リサイクルシステムに従った処分方法なら、消火器の中身が入っているかどうかは関係なく安全に処分することができます。無理に使用済み消火器の回収機会を利用しようとせず、そのままの状態で処分できる方法を選ぶようにしましょう。

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