悪徳業者による遺品盗難・処分には警戒を! 遺品整理業者の見分け方

身内が亡くなった後、故人の持ち物を整理や処分・遺品整理が必要になります。遺品整理には人手を必要としますが、近年では少子高齢化社会となり、自分たちで遺品整理を進めることが難しくなってきました。遠方に住んでいるため、足を運ぶ時間がないなどの問題もあります。遺品整理を専門に請け負う遺品整理業者が増えているのは、遺品整理が困難な人に需要があるからです。しかし、業者が増えるにつれ、悪徳業者が横行しているのも知っておかなければなりません。悪徳業者に引っかからないためには、業者の見極め方を覚えておくことが大切です。
今回は、悪徳業者の見分け方などをご紹介します。

  1. 遺品整理の基礎知識
  2. 遺品整理の悪徳業者とは?
  3. 遺品整理の悪徳業者を見分けるために
  4. 遺品整理でよくある質問
  5. まとめ

この記事を読むことで、良質な遺品整理業者の見極め方がよく分かります。遺品整理は貴重品を扱う重要な仕事です。悪徳業者に引っかかり、思わぬ被害を受けないためにも、きちんと知識を身につけておきましょう。

1.遺品整理の基礎知識

まず、遺品整理に関する基礎知識からご紹介します。

1-1.遺品整理とは?

遺品整理とは、故人が所有していたものを片付け、遺産相続のために仕分けをすることや、不用品の処分を行うことを意味しています。遺品整理をすることで気持ちの区切りを付けることもできるでしょう。以前は、親族や子どもの手で進めることが一般的でした。しかし、今は人手不足もあり、遺品整理業者に依頼するケースが増えています。

1-2.近年増えている遺品整理の需要

少子高齢化となり、一人暮らしの高齢者が増えています。故人の死後、なるべく早い段階で、家の明け渡しや荷物の整理をしなければなりません。遠方で帰省する機会が少なかった実家が、ゴミ屋敷になっていて、遺品整理を自分で行うのが困難というケースもあります。そのため、遺品整理業者の需要が拡大しているのです。

1-3.遺品整理の業者について

遺品整理業者のニーズが高まっているとご説明しました。需要増加に伴い、業者の数は年々増え続けています。しかし、遺品整理を副業としている業者もあり、専門的な知識を持っている業者は少ないものです。遺品整理を行うときには、故人への敬意を込め、愛用品や貴重品などを丁寧に取り扱わなければなりません。

2.遺品整理の悪徳業者とは?

遺品整理業者の数が増え、悪徳業者も増加傾向にあるとお伝えしました。悪徳業者の特徴などを解説します。

2-1.悪徳業者の存在について

遺品整理の悪徳業者は、需要拡大の陰で急増しています。悪徳業者が増えている理由としては、遺品整理にかかる費用に基準がないため、法外な費用を請求して利益を得やすいことが考えられるでしょう。金品を取り扱う業務であるため、持ち去って換金するという狙いもあります。悪徳業者かどうかを見極めるのは難しいと思われがちですが、ポイントを知っておけば見抜くことは簡単です。

2-2.悪徳業者の特徴

悪徳業者の特徴は、見積もりの際にしっかりした説明がなく、遺品のチェックを怠ることです。どのような遺品があり、何を捜索してほしいのかなどのヒアリングをせず、遺品整理を乱雑に始めてしまいます。遺品の紛失や盗難といった被害を受けることもあり、遺族の精神的ショックは大きいものです。また、見積もりの内容が不明確で、作業後に法外な料金を追加請求するなど、金銭トラブルも起こりやすいでしょう。

2-3.トラブル例

前述したとおり、遺品整理の悪徳業者にまつわるトラブルは多くなっています。特に目立つのは、遺品の持ち去り被害です。遺産相続の対象となる金品・貴金属・有価証券などを、遺族が知らぬ間に抜き去り、何もなかったかのように装います。遠方に暮らす親族の場合、財産について把握していないケースも多いものです。悪徳業者が遺族の許可なく、遺品を処分・売却してしまうトラブルも後を絶ちません。見ていないのをいいことに、悪事を働くのが悪徳業者の手口だと捉(とら)えておきましょう。

3.遺品整理の悪徳業者を見分けるために

遺品整理は、遺族が心の区切りを付けるためのものでもあります。気持ちよく終えるためにも、悪徳業者の見分け方はしっかり覚えておきましょう。

3-1.見分け方・ポイント

悪徳業者を見分けるには、見積もりの段階で業者の態度や対応をしっかりチェックすることが大切です。急いで遺品整理を進めたいからと、1社だけで見積もりを終えず、複数の業者を見比べるようにしてください。見積もりを出すために、遺品や家の中をしっかり確認しているか、遺族の希望をきちんと聞き出す取り組みをしているかなど、作業に対する真剣な姿勢を見るようにしましょう。悪徳業者の場合、作業内容がはっきり書かれていない見積書を渡すことがあります。おかしいと感じたら、見積もりや作業について、担当者に聞いてみましょう。質問にもきちんと答えることができないなど、不審な点を見つけることができるはずです。

3-2.遺品整理士について

遺品整理士は、遺品整理の専門家です。一般社団法人遺品整理士認定協会の民間資格で、遺族の心に寄り添った遺品整理を心がけています。遺品をものとして捉(とら)えず、故人の大切な品として扱ってくれるため、遺品整理を安心して依頼することができるでしょう。遺品整理業者の中には、遺品整理士がいる場合といない場合があります。遺品整理士がいる業者のほうが、迅速かつ丁寧な作業が期待できるでしょう。愛用品・貴重品の捜索も確実で、故人を偲(しの)ぶ気持ちを大切にした作業ができるはずです。

3-3.トラブルになったときの相談先

遺品整理で悪徳業者によるトラブルに巻き込まれた場合は、独立行政法人国民生活センター遺品整理不正防止情報センターに連絡しましょう。悪質業者によるトラブル増加を防ぐためには、被害情報の共有が必要です。被害は泣き寝入りせず、きちんと報告し、対処法などをアドバイスしてもらいましょう。

4.遺品整理でよくある質問

遺品整理に関する疑問は、誰でも感じるものです。信頼できる業者に出会うためにも、遺品整理についての疑問は解消しておきましょう。

Q.遺品整理を業者に依頼すると、ハウスクリーニングまでやってもらえるのか?
A.ほとんどの業者が、ハウスクリーニングまで含めたプランを組んでいます。費用を抑えたい場合は、見積もりの際に作業内容を相談してください。

Q.悪徳業者はなぜ勝手に遺品を処分してしまうのか?
A.資産価値のある品かどうか、見極めができないからです。また、持ち去った後に勝手に売りさばき、自社の収益にしてしまおうと企(たくら)む業者もいます。悪徳業者に依頼してからでは遅いのです。トラブル回避のため、業者選びは慎重に行いましょう。

Q.遺品整理には立ち会うべきか?
A.遠方で足を運ぶことができない場合や、時間を割くことができない場合もあるでしょう。無理に立ち会う必要はありません。作業状況が気になるようなら、WEBカメラで遠隔監視ができる業者を利用するなど、不安を解消できる手段を用意している業者に依頼してください。

Q.遺品整理を業者に依頼する利点とは?
A.素早く確実に遺品整理ができ、時間と労力を無駄にせずに済むことが利点です。荷物の量が多い・不用品の処分に手間取る・遺品の捜索が困難など、遺品整理には悩みがつきまといます。家の明け渡しまで時間がない場合も、業者に依頼するとスムーズに進めることができるでしょう。

Q.遺品整理業者に依頼した場合、不用品の処分はどのように行うのか?
A.家電や家具など、価値があるものは買い取りをするという業者もあります。また、処分する際も、故人の魂を偲(しの)び、供養してから廃棄するという手順を取る場合が多いものです。処分方法が乱暴では、遺族は納得することができません。見積もりで作業内容と同時に、処分方法についてもしっかり聞いておきましょう。

5.まとめ

いかがでしたか? 遺品整理業者の需要が拡大するにつれ、悪徳業者も増加傾向にあります。遺品の盗難や無断処分などのトラブルも多いため、巻き込まれないようにすることが大切でしょう。信頼できる業者かどうかを見分ける方法は、見積もりの段階で遺品のチェックをしっかり行うことや、遺族の希望をきちんとヒアリングすることなど、真剣に取り組む姿勢が感じられるかどうかです。金額だけで判断せず、作業内容や見積もりに不明な点がないかを確認し、分からないことは事前に質問しましょう。複数の業者を比較するようにしてください。遺品整理士は民間資格ですが、遺品を取り扱うプロです。貴重品の捜索なども確実で、真心を込めて作業にあたってもらえます。遺品整理士がいる業者を選ぶという方法もおすすめです。1つの基準として覚えておきましょう。

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