不用になった人形、どう処分しますか?感謝の気持ちを込めて送る方法

2.人形の処分方法

人形は、大切な時間を一緒に過ごしたかけがえのない存在です。すでにお話したように、処分するときには、神社やお寺で供養してもらってください。処分するための方法の要点を整理します。

2-1.人形供養できる神社・お寺

人形供養ができる神社やお寺は、普段はなかなか気づかないものです。でも、気づかないだけで、供養できるところは、意外にいっぱいあります。
有名なところでは、北海道札幌市にある西野神社、茨城県結城市にある結城諏訪神社、東京都大田区の本寿院、千葉県長南町にある長福寿寺、大阪市にある四天王寺、和歌山市にある加太淡島神社などです。
お近くで探したい場合は、ネットで検索してみるといいでしょう。
人形供養.COMというサイトでは、人形供養ができる全国の神社やお寺を検索することができます。地域ごと都道府県ごとに簡単に検索できるので、とても便利です。

2-2.人形供養の依頼方法

人形供養をお願いする神社やお寺がみつかったとします。初めて供養をお願いする場合は、作法などがわからず不安になることもあるでしょう。確かに、受付の方法はいろいろです。
でも、ほとんどの神社やお寺では、ホームページを見ると、受付や供養の仕方について紹介しています。極端に身構えたり、心配したりする必要はないでしょう。

2-3.人形の納め方

神社やお寺に納めるときは、ていねいに扱ってください。箱に入れるといいでしょう。小さい人形は、1つの箱にまとめて入れてもいいといわれます。
でも、一緒に過ごし、命があり魂が宿る人形です。箱にギューギューと詰まっていたら、窮屈だと思いませんか?できれば、人形ごとに箱に入れてはいかがでしょうか。余裕をもって詰めるようにしてください。

2-4.遠い場所なら宅配も

ぜひ依頼したい神社やお寺が遠い場所だったら、宅配便などで送って供養してもらう方法もあります。人形供養で有名な神社やお寺は、宅配便で供養を受け付けているところも。前述の人形供養.COMでは、宅配が可能かどうかの情報もわかります。
宅配便で送る際も、人形の詰め過ぎには注意してください。

2-5.忙しいなら代行サービス

人形供養は、ご自分で神社やお寺を訪ね、供養してもらうのが一番です。ところが、多忙で行けないことも考えられます。
そんなときには、代行サービスを利用してはいかがでしょうか?一般社団法人日本人形協会では、日本郵政と連携し、「ゆうパック」による代行サービスを実施しています。電話以外に、Webでの申し込みも可能です。人形は、毎年10月ごろ、東京大神宮で開催される「人形感謝祭」で供養されます。
申し込みすれば、「お人形差出キット」が送られてくるので、あとは詰めるだけ。郵便局員が自宅まで受け取りに来てくれます。

2-6.供養の費用

供養の費用は、神社やお寺によってさまざまです。ホームページなどで確認してください。安いところだろ、1箱5,000円くらいです。目安にしてください。
なかには、無料で供養してくれるところもあります。無料はダメで、有料のところがいいとは限りません。あなたの気持ちを伝えて、きちんと供養してくれるのであれば、お願いするといいでしょう。ただし、無料の場合でも、お礼として常識の範囲でお渡しする方が賢い供養のしかたです。
宅配では、ヤマト運輸の「らくらく人形供養パック」というのがあります。小さい箱だと3,000円程度、大きな箱だと5,000円くらいのようです。
また、日本人形協会の代行サービスは、1箱5,000円となっています。

2-7.感謝の心を込める

直接、神社やお寺に納める場合や宅配便などを利用した供養の仕方を紹介しました。いずれの場合も大切なことは、今まで一緒にいた人形に、感謝の気持ちを伝えることです。「ありがとう」の気持ちを伝えて送り出してあげましょう。人形にとっても、あなたにとっても救いになるはずです。

3.知っておきたい3つの注意点

人形を供養するときには、注意していただきたい点や守ってほしいマナーがあります。

3-1.処分してもらえない品もある

最近の人形は、種類も素材もさまざまです。金属や陶器製の人形、プラスチックでできた人形などは、神社やお寺によっては、処分してもらえないケースもあります。
また、人形を入れていたガラス箱なども処分してもらえないことがあるようです。事前に確かめておきましょう。

3-2.名前を伝える

神社やお寺での供養の式典では、持ち主の名前を読み上げるのことがよくあります。名前を読み上げられないと、供養する人形が気の毒です。必ずあなたのお名前や住所を伝えておくようにしましょう。
なぜなら、供養には持ち主だったあなたに災いが及ばないようにという意味もあるからです。お子さんが使っていた人形ならば、あなたとお子さんの連名にするといいでしょう。

3-3.お札をいただいたら

供養が終わったあと、お札をいただくケースがよくあります。いただいた場合は、ご自宅の神棚にまつってください。もし、神棚がなかったら、見えるような場所に置くといいでしょう。
よくないのは、引き出しなどにしまっておくことです。いつの間に保管場所がわからなくなり、お札の効果も失われてしまうでしょう。粗末な扱いをしてはいけません。
もしも、お守(まも)りをまつるような場所がない場合は、理由をよく説明して、丁重に辞退するのが賢明です。決して非常識やマナー違反ということはなりません。

4.まとめ

使わなくなった人形を処分する方法や処分の際の注意点などをまとめました。
大切なことは、捨てるという発想ではなく、感謝の気持ちを込めて、「これまでありがとう」と送り出すことです。
整理すると、処分は、神社やお寺で供養してもらいのが一番。方法や注意点を参考にしてください。
ごみとして処分するのは、絶対にやめましょう。
供養を通して、人形に感謝を送れば、あなたの気持ちも整理されるはずです。供養できたことで、心も落ち着き、穏やかな生活を送ることができるでしょう。人形のためにも、あなたのためにも人形供養をしてください。

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