家電を処分する前に!回収・リサイクルの知っておくべきポイント5選

粗大ごみ断捨離・片付けブームで、部屋をスッキリさせたい!とお思いの方は少なくないと思います。家電って大きいし重いし、ゴミの分別もわかりにくくて、処分が厄介ですよね。

リサイクルしたい家電や、処分したい家電がある方のために、家電リサイクル法や、家電ごとの処分方法をまとめました。

やり方さえわかってしまえば、家電の処分はあっという間です。処分料金を節約しつつ、うまくいけば収入になる方法もご紹介しますよ。

  1. 家電の種類について
  2. 家電を粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
  3. 家電リサイクル法対象品目の処分方法
  4. 家電をリサイクルショップに買い取ってもらう
  5. 家電処分を不用品回収業者に依頼する
  6. 家電の処分・リサイクルについて よくある質問
  7. まとめ

家電を楽に安く処分するために、ぜひぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.家電の種類について

家電には、粗大ゴミとして捨てられる家電と、家電リサイクル法および、小型家電リサイクル法にのっとってリサイクルに回さなければならない家電にわかれています。

1-1.粗大ゴミとして処分できる家電

※下記は一例です。自治体のHPなどで確認してください。

  • 扇風機
  • 掃除機
  • 炊飯器
  • ミシン
  • こたつ
  • シーリングライト
  • 電話機
  • 卓上スタンド
  • ホットカーペット
  • ストーブ/ヒーター
  • 加湿器/除湿機
  • 空気清浄器

などは粗大ゴミとして取り扱われる品目です。

電話機や、卓上電気スタンドなどは、サイズは小さいですが粗大ゴミとして捨てる必要があります。ゴミ袋に入るからいって、不燃ゴミとして出してしまうと回収してもらえませんので気をつけてください。粗大ゴミの回収費として200~1,000円程度かかります。

粗大ゴミとして処分された家電がそっくりそのままゴミとして廃棄されることはあまりありません。細かく粉砕して金属を作ったり、使える家電は再利用されたりと、リサイクルの観点に準じた処分がおこなわれます。

1-2.家電リサイクル法対象品目

  • 冷蔵庫/冷凍庫
  • 洗濯機/衣類乾燥機
  • テレビ
  • エアコン

上記4つの家電は、家電リサイクル法の対象品目として指定されており、粗大ゴミとして処分することができません。家電リサイクル法対象品目の家電を処分するには以下の方法があります。

  • 家電リサイクル券を購入したあと回収センターに持ち込む、もしくは回収にきてもらう。
  • 家電量販店などでリサイクル料金を支払って処分してもらう。
  • 不用品回収業者に回収してもらう。

家電リサイクル対象品目の詳しい処分方法は「3.家電リサイクル法対象品目の処分方法」にて後述します。

1-3.小型家電リサイクル法対象品目

小型家電リサイクルの対象品目は、国が指定しています。

  • 携帯電話
  • デジタルカメラ
  • ビデオカメラ
  • オーディオプレーヤー
  • ラジオ
  • ドライヤー
  • アイロン
  • 電話機
  • 炊飯器
  • こたつ
  • パソコン※
  • ディスプレイ※

などなど、です。詳しくは 環境省ホームページ内の表3-1制度対象品目、表3-2特定対象品目を参考にしてください。

ただし、小型家電リサイクル法対象品目の回収・処分は自治体に委任されているので、自治体のルールにのっとって処分する必要があります。たとえば、炊飯器・こたつ・アイロンなどは小型家電リサイクル法対象品目でありながら、自治体によっては粗大ゴミとして回収しているところがほとんどです。

パソコン、ディスプレイなどの家電は、パソコンリサイクル法(資源有効利用促進法)によって、自治体では回収してもらえません。

  • パソコンメーカーに回収を依頼する
  • 家電量販店に引き取りをしてもらう
  • 不用品回収業者に回収を依頼する
  • リサイクルショップに買い取ってもらう

などの方法をとる必要があります。

2.家電を粗大ゴミとして自治体に回収してもらう

家電を粗大ゴミとして自治体に回収してもらう場合の方法などをご説明します。

2-1.自治体が粗大ゴミとして回収できる家電

自治体が粗大ゴミとして回収できる家電は、「1-1.粗大ゴミとして処分できる家電」のとおりです。

どの自治体も、市や区のHPに粗大ゴミ一覧を用意していますので確認してください。

2-2.自治体に家電を回収してもらう方法

家電を自治体に粗大ゴミと回収してもらう場合は、おおむね以下の流れとなります。

  • HPや電話で、回収してほしい家電の名前・個数・住所などを伝え、粗大ゴミ回収申請をする。
  • 粗大ゴミシール/有料ゴミ処理券を購入する。(シールはコンビニやスーパーマーケットでも買えます。自治体のHPでシール販売店を調べましょう。)
  • 回収日の朝に、指定の回収場所へ家電を持ち込み。(自治体の回収センターに直接持ち込みしてもOK。)

2-3.家電を自治体に回収してもらうメリット・デメリット

【メリット】

  • 自治体の管理下で回収・リサイクルされるため、信頼性がある。
  • サイズが小さい家電の場合、比較的安価に回収してもらえる。

【デメリット】

  • 回収日まで待たなければならない。
  • 粗大ゴミ料金が発生する。
  • 自宅から指定の回収場所へ家電を持ち運ぶ必要がある。

3.家電リサイクル法対象品目の処分方法

以下の家電は、家電リサイクル法対象品目の家電で、粗大ゴミとして回収してもらうことができません。

  • 冷蔵庫/冷凍庫
  • 洗濯機/衣類乾燥機
  • テレビ
  • エアコン

これらの家電を処分する方法をご紹介します。

3-1.販売店による家電の下取り・引き取り

家電リサイクル法対象品目の家電を買い替えた時は、購入した販売店で古い家電を下取りしてもらえることがあります。新しい家電の購入時に「古い家電の下取りをしてほしい」と販売員に確認してください。

基本的には、新しい家電の搬入時に古い家電を引き取りしてもらえることになっていますが、事前にリサイクル料金と運搬料金を販売店に支払う必要があります。

3-2.メーカーによる家電の下取り・引き取り

家電リサイクル法は、メーカーに対しても適用されるので、メーカー側も古い家電をリサイクルする体制を整えているのです。

買い替えしない場合にも引き取ってもらえますが、リサイクル料金と運搬料金を支払う必要があり、合わせて5,000円~10,000円程度発生します。

3-3.販売店・メーカーによる下取り・引き取り ~料金など

販売店・メーカーによる家電の回収は、リサイクル料金+運搬料金をセットで支払うことがほとんどです。

リサイクル料金は家電のメーカーや型番によって異なります。こちらのサイトで確認してください。

家電リサイクル料金

家電リサイクル法対象の家電は、大きくて重たいため、運搬料金が高額です。

もし、ご自分で指定引き取り場所まで運搬できるならば、リサイクル料金の支払いだけですむので、処分にかかる費用は大幅に安くなるでしょう。

その場合は、以下の手順を踏んで、自分で家電リサイクル手続きをおこなう必要があります。

  • 郵便局に備え付けられている家電リサイクル券(料金郵便局振り込み方式)を購入する。
  • 家電リサイクル券に処分したいテレビの情報(型・メーカーなど)を記入する。
  • 家電リサイクル券に記載されている振込先へ郵便振り込みをおこなう。
  • 指定引き取り場所へ電話連絡をしてから家電を持ち込み。(リサイクル券の控えを持参する)。

家電リサイクル法対象品目 指定引き取り場所

3-4.販売店・メーカーによる引き取り ~メリット・デメリット

【メリット】

  • 自宅にいながらにして、家電をリサイクル回収してもらえる。
  • 新しい家電の搬入日に古い家電を引き取ってもらえるので、部屋のスペースをとらずにすむ。

【デメリット】

  • リサイクル料金が発生する。
  • 運搬料金が発生する。

4.家電をリサイクルショップに買い取ってもらう

家電は粗大ゴミにしろ、家電リサイクルに回すにしろ、処分費用が発生して当たり前と思っていませんか?

処分費が高額になりがちな家電は、リサイクルショップに回収してもらうと、処分費が浮くだけでなくうまくいけば買い取り価格がつく場合もあります。

4-1.買い取りしてくれるリサイクルショップを探す

家電の買い取りをリサイクルショップに依頼する場合は下記に注意しましょう。

  • そもそも家電の買い取りを受け付けていないリサイクルショップ。
  • 一般的な家電は買い取りをOKとしているが、家電リサイクル法対象品目の家電の買い取りはできない場合。
  • 買い取りOKとなっている家電でも、型式が古い家電や、需要がきわめて低い家電などは買い取り不可になってしまう場合。

オフハウスやトレジャーファクトリーのようなリサイクルショップでは、店舗や家電の状態によって買い取りできるかどうかが決まりますので、問い合わせフォームや電話で事前に確認しましょう。

また、トレジャーファクトリーでは3点以上でないと出張買い取りをしてもらえません。家具との組み合わせでもOKですので、家電以外にも不用品があればまとめて買い取ってもらいましょう。

4-2.家電をリセールに出す場合

上記のようなリサイクルショップに家電のリセールを依頼する場合、家電型番や状態を査定したうえで、リセール可能であると判断されなければ買い取りしてもらうことができません。

家電の種類・型番としては買い取りOKでも、動作しない家電や、汚れの激しい家電は買い取り不可となります。店舗に持ち込みした場合はそのまま持ち帰らなければなりません。

出張買い取りを依頼したい場合は、近くの店舗に電話して申し込みすることができます。

また、携帯電話やパソコンなどを買い取りしてもらう場合、基本的にはリサイクルショップがデータ消去をおこなってくれますが、安全のため自分でもデータを消去しておきましょう。

4-3.家電を買い取りしてもらうメリット・デメリット

【メリット】

  • 買い取り価格がつけば収入になる。
  • 処分費用を節約できる。
  • 条件によっては出張買い取りをしてもらえる。

【デメリット】

  • 型番や状態によって買い取り不可となることがある。
  • 店舗へ家電を持ち込みした場合、買い取り価格がつかなかった場合は無駄足になる。

5.家電処分を不用品回収業者に依頼する

リサイクルショップでの出張買い取りを断られてしまった場合や、買い取り条件にあわない家電は、不用品回収業者に頼りましょう。

リサイクルショップよりもフットワークが軽く、出張買い取りのハードルが低いうえに、買い取り価格がつかなくても無料回収してもらえる場合もあるのでお試しの価値ありです。

もちろん買い取り不可・無料回収不可の場合もあります。

5-1.不用品回収業者が回収できる家電

リサイクルショップが買い取りした家電をそっくりそのままリセールするのに対し、不用品回収業者は回収した家電を分解してパーツごとにリセールすることもあるので、買い取り可能な家電の幅は広がります。

また、買い取りできない家電だとしても、出張引き取りの際に、その場で回収料金と運搬料金を支払い、家電を持っていってもらうだけ、と手間が大変少ないので便利です。一歩も外に出ずに回収してもらえます。

5-2.不用品回収業者の家電回収 ~業者選び

不用品回収業者を選ぶ場合は下記の条件をチェック対象にしましょう。くれぐれも、無料回収車などの悪徳業者にひっかからないように注意してください。

前提

  • 回収してほしい家電を取り扱っている。

条件

  • 回収料金が、粗大ゴミ料金+粗大ゴミとして出す労力よりも安いと感じる。
  • 無料見積もりをしてくれる。
  • 出張回収をしてくれる。
  • 出張回収の際、料金に納得がいかなければその場でキャンセルできる。
  • 料金システムが明確である(家電ごとに料金が決まっている)。

5-3.不用品回収業者の家電回収 ~メリット・デメリット

【メリット】

  • 処分にかかる労力が省ける
  • 販売店やメーカーによる引き取りよりも安くすむ場合がある
  • 家電に買い取り価格がつけば、回収料金と相殺されることがある

【デメリット】

  • 家電の種類によっては、自分で粗大ゴミとして処分した方が安くすむことがある
  • 掃除など、不要なオプションサービスをすすめられる可能性がある

5-4.不用品回収業者の家電回収 ~料金

家電リサイクル法対象品目の回収費は、販売店・メーカー引き取りにかかる料金と大差がないですが、他の家電については、粗大ゴミとして処分したほうが安い場合があります。

ただし、粗大ゴミで処分する場合は家電1点あたりに回収料金を支払わなければならないのに対し、不用品回収業者はトラック1台分でいくら、とまとめて回収してもらえる場合も。処分したい家電数が多い場合には大変安くなります。

5-5.不用品回収業者による家電の回収方法

不用品回収業者による家電の回収は、以下の流れとなります。

  • HPのフォームや電話で無料見積もりの申し込み。
  • 回収日程を決める。
  • 回収日に家電の査定・回収料金の本見積もり。
  • 料金支払い。
  • 家電の引き取り。

6.家電の処分・リサイクルについて よくある質問

6-1.家電に買い取り価格がつく基準は?

買い取り価格の査定には、家電の型番や製造年、状態、市場での需要などさまざまな要素が絡んできます。家電を買い取りしてもらうには、下記を条件満たしていることが前提です。下記の条件を満たしていなければ、買い取りはしてもらえないと思ったほうがよいでしょう。

  • 正常に動作する。
  • 市場に需要がある。
  • 製造後5年以内。
  • 著しい汚損がない。

6-2.家電リサイクル料金はなぜこんなに高いの?

古い家電から、使えるパーツや金属を取り出したり、余ったパーツを処分したりと人件費や技術費など、さまざまな費用がかかってしまいます。

かといって、家電をリサイクルに回さなければ資源が枯渇し、ゴミ処分場も満杯になってしまうため、消費者もメーカーもリサイクルのための負担を背負う必要があるのです。

6-3.引越すのでまとめて家電を処分したい

引越し業者も引き取りや買い取りをおこなっていますので、引越しの見積もりの際に問い合わせてみてください。引越し業者の不用品回収は、粗大ゴミ料金や、不用品回収業者の回収料金よりも割高です。(あくまで本業は引越しであり不用品の回収ではないため。)

引越しの日程まで時間的余裕がある場合は、自分で処分することをおすすめします。

6-4.家電の付属品など、こまごました物の処分方法は?

家電本体を粗大ゴミとして処分する場合や、販売店・メーカー・不要品回収業者に回収してもらう際には、付属品を添付できることがほとんどです。

アダプターの付属品を単体で捨てたい場合は、不燃ゴミとして処分しましょう。(自治体のゴミ区分を確認したうえで!)

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。種類も大きさも多岐にわたる家電ですので、まとめて効率よく安く処分したいですよね。家電を自治体に回収してもらったり、リサイクルに出したりすれば、ゴミになるはずだった家電もどこかだれかのもとで役立ちます。

ぜひ、今回ご紹介した方法で家電を処分し、スッキリした部屋を楽しんでください。

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