身辺整理・生前整理について知りたい方!プロが教える6つのポイント

最近、「身辺整理」や「生前整理」などがテレビなどのメディアで紹介されることも多くなってきたので興味を持った方も多いでしょう。今、日本は本格的な高齢化社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者も増えています。そのために「もし、自分に何かがあったときのために身辺整理や生前整理をしておきたい」「他人に迷惑をかけない死に方をしたい」と考える人は多くなってきたのです。けれども、身辺整理や生前整理は普通の片付けとは異なります。具体的に、何から手を付けてどのように進めていいのかわからない人も多いでしょう。そこで、ここでは、生前整理や身辺整理のポイントなどをご紹介します。

  1. 身辺整理・生前整理とは
  2. 身辺整理・生前整理で行うべきこととは
  3. 身辺整理・生前整理用のノートを作ろう
  4. 身辺整理・生前整理で出た不用品はどう片付けたらいいのか
  5. 忘れちゃならない!デジタル身辺整理・生前整理とは
  6. 身辺整理・生前整理のプロ業者選び
  7. 身辺整理・生前整理によくある質問

このような記事を読むことによって、身辺整理・生前整理の方法や重要なポイントなどがわかるでしょう。ご自身の身辺整理・生前整理にぜひお役立てください。

1.身辺整理・生前整理とは

1-1.身辺整理・生前整理について

総務省の調べ(平成26年9月現在)によると65歳以上の高齢者が日本の総人口を閉める割合は約26%で過去最高となっています。8人に1人が75歳以上という現在、ひとり暮らしの高齢者も増加しているのです。そこで、にわかに注目を集めているのが、身辺整理や生前整理なのでしょう。

ひとりで暮らしている自分にもし何かあったら家族や友人、近所に人に迷惑をかけてしまう…と心配する人が増えているのです。身辺整理・生前整理とは、ひとことでいえば50〜60代の人がいつ何があってもよいように、自分の財産や家財道具などを見直し不要なモノは整理しておくことを指します。整理することにより自分の死後誰にも迷惑をかけないようにするだけではなく、自分のプライバシーや財産なども守ることにもなるのです。

1-2.身辺整理・生前整理のきっかけ

最近は、身辺整理や生前整理がテレビや雑誌などで取り上げられていることから「そろそろ私もやろうかな」と考える方が増えてきました。

昔は身辺整理などというと、高齢者になってからやるもの…というイメージがありましたが今は40代から始める人もいます。身辺整理や生前整理は、どのようなことをきっかけに始める人のでしょうか。

1-2-1.結婚・離婚をしたから

近年は結婚する年齢が高くなり、40歳を過ぎてから結婚する人も多くなってきました。社会経験を積んだ大人は、結婚を機に「今までの人生でたまったいろいろなモノや思い出などを整理したい」と思うようです。

逆に、中高年になって離婚をする夫婦も多い現代では、別れたことをきっかけに自分の身辺整理・生前整理をして心機一転ひとり暮らしを始める覚悟をする人もいます。

1-2-2.退職をしたから

身辺整理や生前整理は、退職を機に行うという人も多く見られます。

理由としては…

  • 会社にでかける必要がなくなり時間ができた。
  • 第2の人生をスタートする前に今までの人生でたまったモノを断捨離したくなった。
  • 退職を機に引っ越したので持ちモノ整理をしたくなった。

などがあります。

1-2-3.病気になったから

中高年層になると生活習慣病をはじめがんや心臓病などの病気になるリスクが高まります。大病になり入院や手術の経験し「いざというときのために身辺整理や生前整理をしようと思った」という人は多いようです。

1-2-4.子どもが結婚した・孫が生まれた

お子さんが独立して結婚し、孫が生まれたことをきっかけに身辺整理や生前整理を始める人もいます。もし、自分たちに何かあった場合に子どもたちに迷惑をかけたくないという思いと、財産を整理してできるだけ残してあげたいという思いから行うようです。

1-3.身辺整理・生前整理の目的と必要性

1-1でも触れましたが、身辺整理・生前整理は「病気や不慮の事故など、いつ自分に何があってもよいように、自分の財産や家財道具を整理整頓」することです。

断捨離と同じでしょ…という人もいますが少し違います。断捨離は「日常の生活の中で無駄なモノを見直し捨てることでモノへの執着からも離れる」ことです。

けれども、身辺整理・生前整理の目的は「自分が死んだ後に誰かに負担をかけないようにできるだけ無駄なモノを捨て財産になるモノは引き渡せるようする」ことになります。

残された遺族が、遺品整理や遺産相続で頭を悩ますことがないように準備をすることも大切な目的なのです。遺品や遺産などは、誰に何をどれだけ渡すかを本人がきちんと指示しておかないと遺族間トラブルの原因にもなります。

2.身辺整理・生前整理で行うべきこととは

身辺整理・生前整理では何をどのように行えばよいのでしょうか。

2-1.財産の整理

故人の財産は、配偶者・子ども・兄弟姉妹などが相続するのが一般的です。相続財産となるのは以下のようなモノがあります。

  • 土地や家、別荘、賃貸し物件などの不動産
  • 現金
  • 銀行などの預貯金
  • 株券
  • 自動車
  • 価値の高い骨とう品、絵画など
  • 国債・社債
  • 生命保険
  • 知的財産権(特許権や著作権など)

「誰に(子どもや孫など)何を(預金や家など)を相続する」という明確な意志がある場合は、遺言書を生前に作成して遺産分割の指定をする必要があります。

遺言書の書き方はインターネットなどでも検索すれば見付けられるでしょう。けれども、正しい書き方ではない場合には法的に無効になるリスクもあります。

自分で作成する自信がない、完璧な遺言書にしたいと思う場合はプロ(弁護士・行政書士・司法書士・税理士など)に依頼するほうがおすすめです。

2-2.形見分けをするモノの整理

故人の遺品の中でも大切なモノや愛用品、思い出の深いモノなどは遺族で形見分けをします。形見分けをする遺族の数が多いと何かとトラブルになりがちです。自分が亡くなった後に、遺族がもめないように形見分けの品は「誰に何をあげるか」を書面など(高額のモノは遺言書に)に残しておいたほうがよいでしょう。

2-3.人間関係の整理

身辺整理や遺品整理が必要なのは、財産やモノだけではありません。人間関係も整理が必要です。もし、ちょっとしたことが原因で仲たがいしている人がいたら関係を修復したり、疎遠になっていた親友がいたら連絡をして旧交をあたためたり…など、大切な人との関係を見直しましょう。

また、配偶者や家族などが故人の友人関係を把握しておらず葬儀などの連絡をするときに困ったという話はよく耳にします。もし、自分に何かあったときには連絡してほしい人の名前・住所・メールアドレス・その人との関係・エピソードなどをまとめた名簿やノートなどを作成しておきましょう。

2-4.不要品処理

身辺整理や遺品整理をするときは、不要品処理をするチャンスです。「また、使うかもしれない」「捨てるのはもったいないから」などを理由にためこんでいたモノは一気に処分してください。

着ない洋服や服飾小物・使っていない食器・読み返さない書籍や雑誌・鑑賞しないDVDやCD・使わない趣味やスポーツの道具などを思いきって処分しましょう。また、昔の日記・手紙・年賀状・写真なども大切なモノ(遺族に残したいモノ)以外は処分するほうがおすすめです。

2-5.遺影用の写真を選ぶ

遺影用の写真というと「まだ先のことだから考えられない」という人もいます。けれども、突然のお別れのときに遺族がたくさんの写真の中から遺影用の写真を選ぶのは大変です。自分が遺影に使ってほしいと思うお気に入りの写真は前もって用意しておきましょう。

3.身辺整理・生前整理用のノートを作ろう

身辺整理や生前整理をするときに作成するのがおすすめなのが「エンディングノート」と呼ばれる整理ノートです。

3-1.エンディングノートの書き方

エンディングノートは、自分に何かあったときに残された家族に伝えておきたいことを書きとめておくノートのことです。特に書き方に決まりなどはありません。「何をどうやって書いていいかわからない」という人は、市販のエンディングノートを購入するのもおすすめです。じっくりと時間をかけて作成してもかまいません。エンディングノートに記入しておきたいことは以下のようなことです。

3-1-1.自分に関しての基本情報

  • 自分の名前
  • 生年月日
  • 血液型
  • 住所・電話番号・携帯電話の番号・メールアドレス
  • 今かかっている病気・服用している薬・通院している病院・アレルギーの有無

3-1-2.親戚・友人・仕事関係などの人リスト

2-3の項でも触れましたが、配偶者や家族でも友人や親しい人などの連絡先までは知らないことが多いものです。もし、自分に何かあったときに連絡してほしい人のリストを作っておきましょう。

名前や住所・電話番号・携帯電話番号・メールアドレスのほかに、その人との関係や付き合いの年月、何をしている人か(職業ほか)などをわかりやすく記入してください。形見分けとしてあげたいモノがあれば、忘れずに記入しておきましょう。

3-1-2.財産について

  • 預貯金…金融機関名や口座番号、カードの暗証番号など。
  • 株式…銘柄や名義人、預入証券会社など。
  • 不動産…所有地や名義人など。
  • クレジットカード…カード会社名や暗証番号など。

自分が亡くなった後、解約などの手続きを遺族にしてもらうために必要です。

エンディングノートには法的な効力はありません。法的な効力のある指示を残したい場合は正式な遺言書も作成してください。また、マイナスの財産(借金やローンなど)も相続の対象になります。遺族に迷惑をかけないためにもきちんと記入してください。

プラスよりもマイナスの財産が多い場合、相続を放棄することもできますが決められた期間内に家庭裁判所で手続きをしなければなりません。迷惑をかけないように、借入先や金額などの詳細を明記しておきましょう。

3-1-3.保険や私的年金(個人年金・企業年金)

生命保険や損害・傷害保険など加入している場合は、保険会社名・契約の内容・証券の保管場所・証券番号・契約者と被保険者名などを書いておきましょう。また、担当者名や連絡先なども忘れずに書いてください。個人年金や企業年金なども名称や担当者の連絡先を書いておきましょう。

3-1-4.ペットを飼っている人はペット情報

ペットを飼っている人は、ペットの情報を書いておくことは飼い主としての責任でもあります。

  • 基本情報(犬種・名前・連絡・持病・フードやおやつのこと・アレルギーなど)
  • かかりつけの動物病院と獣医師の名前
  • 飼育上の注意事項
  • ペットを託したい人の名前

家族同様にかわいがっていたペットが、自分が亡くなった後引き取り手もなく保健所送りになるようなことだけは避けたいものです。家族や友人などに託す場合は飼育費用としてまとまったお金も準備しておきましょう。

3-1-5.解約を頼みたいもの

  • 携帯電話
  • パソコンのプロバイダー
  • 会員サービス(ショッピングなど)

3-1-6.介護や葬儀・お墓について

  • 介護が必要になった場合の希望。
  • 介護費用として使ってほしいお金。(通帳など)
  • 介護が必要になった場合の成人後見人をお願いしたい人。
  • もし、延命治療が必要になったら…の場合、自分の希望。
  • 希望する埋葬場所。(お墓を購入済みなら場所など)
  • 希望する葬儀。(場所や形式、呼んでほしい人など)

3-1-7.備忘録やメッセージなど

自分のことで覚えていてほしいことや、回想録・備忘録、大切な人へのメッセージなど。

3-1-8.エンディングノートのメリット

エンディングノートは、残された家族に迷惑をかけないように自分に関するあらゆることを書き残しておくノートです。もし、自分が突然旅立つようなことがあっても、エンディングノートがあれば家族も迷ったり悩んだりせずに片付けや手続きを行うことができます。

エンディングノートは1度に作成するのは大変です。時間をかけてていねいに正確に仕上げてください。もし、記入内容を変更する場合は更新日時も書いておきましょう。文章が得意な人なら必要事項のほかに自分史を書くのもおすすめです。イラストや絵が得意な人なら、ところどころに描いてもすてきなエンディングノートになります。残された遺族にとっては大切な宝物にもなるでしょう。

4.身辺整理・生前整理で出た不用品はどう片付けたらいいのか

身辺整理・生前整理を行うとたくさんの不用品や粗大ゴミが出ます。効率的に処分するにはどのような方法があるのでしょうか。

4-1.処分品と思い出の品を仕分ける

あちこちに手を付けず、普段は使用していない場所から順番に整理をしましょう。納戸や物置、天袋などから始めて、寝室、リビング、台所と順番に片付けてください。

ポイントは、最初に粗大ゴミ・不用品・思い出として残す品などにモノを仕分けすることです。思い出の品は大きなダンボールを用意してそこにどんどん入れましょう。粗大ゴミは空きスペースにまとめて、不用品は燃えるゴミ、燃えないゴミに分けて袋に入れてください。

不用品にするか思い出として残すモノとして保存しておくか、ひとつひとつ手に取って悩んでいるとキリがありません。とりあえず、悩むモノも思い出の品ダンボールに入れましょう。粗大ゴミや不用品を処分したあとで、じっくり見直したほうが冷静に考えられます。

4-2.思い出の品を仕分けるときのポイント

思い出の品として1度ダンボールに入れたモノを整理するときに、形見分けしたいモノはエンディングノートに書いておきましょう。

たとえば、「タンスの1番下の引き出しに入っている着物はすべて長女に譲る」など、ノートに書きとめると2度手間になりません。

4-3.不要品の処分方法

使い古した家電や家具、日用品などの不要品はどのように処分すればいいのでしょうか。

4-3-1.自治体のゴミに出す

燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ゴミなどに仕分けをしてから自治体の指定する日に指定場所に捨ててください。マンションなどの集合住宅でゴミ収集場が小さい場合、大量に1度にゴミを出すとご近所の迷惑になります。まとめて1度に処分せず小分けにして出すようにしましょう。

粗大ゴミの場合は…

  1. 自治体の粗大ゴミセンターに電話やインターネットで申し込みをする。
  2. 処理券シールを購入し(地域のコンビニエンスストアや酒屋など)処分品に貼る。
  3. 指定日に指定場所に出す。

の手順で処分してください。

4-3-2.リサイクルショップに売る

書籍やDVD、CDなどは専門のリサイクルショップに売ればお金になります。また、コンディションのよい洋服やブランドバッグ、小物なども専門の買い取りショップがあるので売却してはいかがでしょうか。また、家具や家電、趣味の道具や楽器、スポーツ用品などもリサイクルショップなどで売却できます。使用感のないモノや有名メーカーのモノなら高値で買い取ってもらうこともできるでしょう。

4-3-3.不用品・粗大ゴミ回収業者に処分を依頼する

身辺整理・生前整理は、普通の大掃除と違ってたくさんの不要品や粗大ゴミが出ます。前項で挙げたように売却できるモノはお金に変え、残りは仕分けをして自治体のゴミの日に出すのが一般的ですが人手と時間が必要になるのです。

特に家電や家具などを処分したい場合、重いので収集場所まで運ぶのも大変でしょう。ひとり暮らしの女性や高齢者の場合は無理があります。そんなときには不用品・粗大ゴミ回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。

電話やインターネットで申し込みをすれば、希望日に訪問して処分費用を見積もりしてくれます。もし、費用が予算より高い場合はキャンセルもできるのです。家電や家具、粗大ゴミなどをまとめて1度に回収してくれ自分で仕分けをする必要もありません。どのような業者を選べばいいのかは、のちほどご紹介しましょう。

5.忘れちゃならない!デジタル身辺整理・生前整理とは

最近、何かと話題になっているのが「デジタル遺品」です。デジタル遺品とは、故人がパソコンやタブレット、スマートフォンなどに残したデータを指します。デジタル遺品は、どのような種類がありどのような方法で整理すればいいのでしょうか。

5-1.デジタル遺品

  • 遺産になる資産価値があるもの…インターネットバンキングの預金や株券など。
  • フェイスブックやツイッター、ブログ…SNSは若者だけではなく中高年層の利用者も多いものです。また、園芸や料理、ペットなど趣味のブログを開設している人も少なくありません。SNSやブログの残された記録や会話などもデジタル遺品となるのです。
  • 写真・文章など…ハードディスクに残された趣味で集めた写真やイラスト、文章やメールなどもデジタル遺品です。
  • ショッピングサイトの会員など…ショッピングサイトや趣味のサイトなど個人情報を登録していて会員になっているものなども対象になります。

5-2.デジタルデータの身辺整理・生前整理とは

パソコンやスマートフォンに残されたデジタルデータの身辺整理・生前整理はどのようにすればよいのでしょうか。

  • 遺産になる資産価値があるもの…エンディングノートに利用しているインターネットバンキングの銀行名や口座番号、パスワードを書いておきましょう。また、自分に何かあったときに遺族はどのような手続きをすればよいのか確認してください。株券の場合も同じです。
  •  SNSやブログ…どのようなSNSを利用しているか、どんなブログを開設しているのかをエンディングノートに書いておきましょう。パスワードやURLも忘れないでください。自分が亡くなったことを知らせてほしい相手や、書き込んでほしいメッセージも書いておくといいでしょう。
  •  写真や文章などのデータ…遺族に残しておきたいデータと、自分が亡くなったら削除したいデータをフォルダーに分けて整理してください。削除してほしいデータはその旨をエンディングノートに書いておきましょう。
  •  スマートフォンや携帯電話…記録されている友人や知人などの電話やメールアドレスは残しておきましょう。エンディングノートに自分が亡くなったときに連絡してほしい人の名前を記入しておくといいでしょう。
  • パソコン処分…自分が亡くなった後は使用していたパソコンを処分してほしいと思う人も少なくありません。パソコンはそのままリサイクルゴミとして処分してしまうと個人情報が流出してしまうこともあります。遺族がパソコンの知識がない場合処分も大変です。パソコンのハードディスクの中に入っているデータをすべて物理的に破壊してくれる業者などを調べて、その旨をエンディングノートに書いておきましょう。

6.身辺整理・生前整理のプロ業者選び

6-1.プロ業者に依頼するメリット

4-3-3の項目で、不用品・粗大ゴミ回収業者に処分を依頼する方法をご紹介しました。身辺整理・生前整理をするとたくさんの粗大ゴミが出ます。中高年層でひとり暮らしの場合は、ゴミの仕分けや運び出しが大変です。

不用品・粗大ゴミ回収業者の場合は、家まで来て1度にまとめて回収してくれるので時間も手間も省けます。また、仕分けをする必要もないのでラクチンでしょう。自分で粗大ゴミを運ぼうとして足腰を痛めてしまうケースも多いものです。量が多いときには無理せず業者を利用することも検討してください。

6-2.業者選びのポイント

身辺整理・生前整理で出た不用品処分を業者に依頼するときには、どのようなことに注意して業者選びをすればいいのでしょうか。チェックしたいポイントをご紹介しましょう。

6-2-1.業者のホームページを確認

今、ほとんどの業者はホームページを持っています。そこで、確認したいのが会社案内や会社概要のページです。会社の所在地や電話番号、FAXなどを確認しましょう。

たまに、町内をトラックなどで「不用品を無料で回収します」と亜アナウンスしながら周回している業者がいますが中には悪徳業者もいるので注意してください。会社名や住所、電話番号のない業者に回収を依頼したら荷物を積み込んだ後に高額の費用を請求されたなどのトラブルは少なくありません。

また、許認可(産業廃棄物収集運搬許可・古物商許可・貨物自動車運送事業など)を持っている業者ならより安心です。

6-2-2.無料見積もりサービスを行っている業者

不用品や粗大ゴミをまとめて回収してもらう場合、いくら回収費用がかかるのかが1番気になるところです。そこで、無料で見積もりサービスを行っている業者なら事前に料金がわかるので安心して依頼できます。また、不用品の買い取りも同時に行っている業者であれば、まだ使用できる家電などは買い取ってもらえるのでお得です。見積もりを申し込むときに、不用品・粗大ゴミの回収と不用品買い取りの見積もりを両方依頼するといいでしょう。

6-2-3.料金プランが明確

  • 回収プランとその費用
  • アイテム別の回収費用
  • オプション作業料金(室内から運び出せない家具などのつり降ろし作業など)

などが、明確にホームページに掲載されている業者なら信頼できるでしょう。

6-2-4.自宅が対応エリアになっているか

回収業者は、それぞれ出張見積もりや回収などに対応できるエリアが限られています。まず、業者のホームページをチェックするときには「対応エリア」を確認してください。

7.身辺整理・生前整理によくある質問

身辺整理・生前整理でよくある質問をご紹介しましょう。

7-1.遺言書は作成しておいたほうがいいのでしょうか?

もし、高額の現金や預貯金、不動産などの財産をお持ちならエンディングノートだけではなく、遺言書を作っておきましょう。遺言書がないと残された遺族の間で遺産相続を巡って争いが起きるのです。

とあるデータによると、相続争いが起こるのは5,000万円以下の遺産で70%以上起こるといわれています。誰に何をどれくらいあげたいかをはっきりと明記することで余計なトラブルを回避できるのです。

特に相続人が誰もいない場合は、あなたの財産が国のものになってしまいます。お世話になった人など譲りたい人がいる場合は遺言書を作成しましょう。

遺言書の書き方がわからない場合は、弁護士・行政書士・司法書士・税理士などに相談をしてください。法的に効力のあるきちんとした遺言書を作成することをおすすめします。

7-2.遺言書とエンディングノートの違いがよくわからないのですが。

遺言書は法的な根拠があるので、書いた人の死後でも効力を発揮します。そして、エンディングノートは残された家族などに自分のことや希望をメッセージとして書きとめておくノートで法的な効力はありません。資産価値のある遺産は遺言書に、そのほかの家族に伝えておきたいことはエンディングノートに書くなど使い分けをしてください。

7-3.エンディングノートを作るときの注意点を教えてください。

エンディングノートはパソコンなどで作らずに、手書きで紙のノートとボールペンを使用して作るのがおすすめです。というのも、パソコンで作成すると、遺族がファイルを見付けられない、操作ができない、第3者が書き替え可能などの問題点があります。

そして、エンディングノートの保管場所には十分に注意しましょう。財産や個人情報などすべてが書いてあるのでドロボウなどに持っていかれては大変です。他人にはわかりづらい場所に保管し、家族にだけ教えておきましょう。

7-4.身辺整理や生前整理はいつから始めればいいのでしょうか?

特にルールなどはありませんが、体力のあるうちにやるのがおすすめです。年齢を重ねれば重ねるほど体を動かすのも面倒になります。また、モノに対する執着心も強くなるために仕分けをする能力が衰えるともいわれてるのです。早い人は、40歳を人生の折り返し地点をして今までの生活の断捨離を兼ねて始める人もいます。

7-5.生前整理をする前にひとり暮らしの親が亡くなり、片付け方がわからず困っています。

故人が生前整理を行いエンディングノートを残しておかないと、残されたご遺族は何をどのように片付けていいか悩んでしまうことも多いでしょう。

遺品整理に慣れている人はいないので、もし困ってしまったら遺品整理士などのプロに相談するのもおすすめです。また、故人が借家の場合はすぐに明け渡さなければならないこともあります。けれども、遺族が遠方に済んでいて片付けに時間をかけられないケースも多いのです。そんなときには不用品の買い取り・回収業者で「遺品整理」も請け負っている業者に依頼することをおすすめします。遺品の片付けにキャリアのある業者なら心を込めて整理や回収を行ってくれるのです。

8.まとめ

いかがでしたでしょうか。

身辺整理や生前整理の意味、方法、ポイントなどがおわかりいただけたかと思います。

以前は、身辺整理や生前整理は「死ぬことの準備をするようで抵抗がある」という人は少なくありませんでした。

けれども、人間はいつ何が起こるかはわかりません。残された家族が整理や片付けに悩まされないように生きているうちに自分で整理をしておくことが大切なのです。

また、身辺整理や生前整理は「死」への準備だけではありません。人生の折り返し地点を迎え、今までにためこんだモノを処分してすっきり心機一転第2の人生を始めるために行う人も多いのです。

自分のためにも、身辺整理や生前整理は早めにスタートしてください。

365日年中無休不用品の片付け・整理がどこよりも安い!